FlyingV 三兄弟の父

2018年1月生まれと2020年7月生まれと2022年7月生まれの三兄弟の父。父198…

FlyingV 三兄弟の父

2018年1月生まれと2020年7月生まれと2022年7月生まれの三兄弟の父。父1985年生まれ。東京都で子育てする同学年夫婦。noteには少し長い文章などを書きたい。 https://twitter.com/MetalFlyingV

記事一覧

息子が「今日メシいらない」という日が来た 2038年9月の未来日記

高校一年生の三男が、朝出掛けに言った。 「俺、今日、夜メシいらない」 ついに来た。 「そうか、わかった。心配だから誰とどこ行くかだけ教えて」 と、伝えると三男は「…

ゆるゆるお父さん遠足@林試の森公園に行ってきた(2021年10月30日)

2021年10月30日土曜日。林試の森公園のゆるゆるお父さん遠足に参加してきた。主催者のじゃけおさんありがとうございました。 前日10月29日は月末金曜日。多くのサラリーマ…

次男が一歳になったので、産まれたころのことを書き記しておきたい

未曾有の大災害、コロナ禍でどうしていいかわからないことも多かった2020年7月に次男は産まれた。 忘れたくないのでまとめておきたい。 妊娠中〜入院までどんな状況だっ…

3歳半の今を書き残しておきたい

早いもので、2018年1月生まれの長男は3歳半、である。少しずつ新しいことが出来るようになってくる。今まで見せなかった反応や表情が新鮮である。自分の人生2周目のような…

2歳3ヶ月が用いる言葉を記録しておく

息子は2歳3ヶ月になり、「はい」「やだ」のYes/Noから「行く」「行かない」といった動詞+助動詞の組み合わせでの対義語を言うようになってきた。食べる食べない、見る見…

2歳の言葉のつかいかた

息子、この文章を書いている時点では2歳1ヶ月、使える言葉がどんどん増えていく。それも最近は正しいシーンで使う。言葉が出始めた頃は、「へえ、そういうふうに覚えてい…

発話の前の頃を記録しておきたい

息子は最近ほんとうによく喋る。あまりに喋るので、普通に話しかけている。意思の疎通がどんどん取れていくと、あれ、なんか寂しい、と思った。 嬉しいのに、寂しい。何か…

ゆるゆるお父さん遠足@芝公園に行ってきた(2019年11月10日)

芝公園行きたい! そんな理由から三度目のゆるゆるお父さん遠足参加である。 ゆるゆるお父さん遠足の時間は10:00-14:00(目安) 我々父子が家を出たのは10時である。沖縄…

ゆるゆるお父さん遠足@目黒の庭園美術館に行ってきた (2019年9月28日)

ゆるゆるお父さん遠足に行ってきた。 2回目である。代々木公園以来。今回の方がむしろ本来のゆるゆるお父さん遠足っぽい動きができたのではないかと考えている。その理由…

モスクワのトランジット6時間でクレムリンを見たい~サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記7(終)~

※5年前の新婚旅行日記最終回です 14. 豪胆さに助けられる朝はヤドランカに空港まで送ってもらい、一路モスクワへ急ぐ。 モスクワ乗換でおよそ6時間のトランジットを使い…

魔女の宅急便の世界へ〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記6〜

朝起きて、まず不安が襲いかかる。現金がない。その国の通貨をまったく持っていないというのは非常に不安である。 いま冷静に日本で考えると、現金を持っていないのは取ら…

旅行するとわかる胆力の強さ〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記5〜

9. 全自動パルテノン観覧マシーン早朝の飛行機に乗るため、フロントの前で送迎車を待っていると、宿泊客らしき背の高い50年配の白人男性に声をかけられた。 「日本人かい…

ギリシャ料理のテイクアウトにおけるパンの威力〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記4〜

※新婚旅行から5年経った記念にアップしてます。2014年6月の旅の記録です。 7. 旅先でどちらかのテンションが下がった場合このホテルは朝ごはんを選ぶことが出来た。この…

新婚旅行で別行動した話〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記3〜

※2014年6月の新婚旅行を懐かしんで公開してます 朝ごはんを前に少し散歩をする。中心街であるフィラの町まで行ってみようと思い立った。 道路をてくてく歩いて行くと、バ…

サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記2 ~サントリーニ初日~

※2014年6月の旅行の話です 羽田空港深夜0時半発。家から羽田空港は大変近く、30分程度で到着する。 4階のレストランエリアで、出発前に日本っぽいものを食べようとラーメ…

サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記1

Googleフォトが五年前のこの日ってことで新婚旅行の写真を見せてくれた。過去に日記を28,000字書いたのを思い出し、せっかくだから公開したいなあと思い立った。五年前の記…

息子が「今日メシいらない」という日が来た 2038年9月の未来日記

高校一年生の三男が、朝出掛けに言った。

「俺、今日、夜メシいらない」

ついに来た。
「そうか、わかった。心配だから誰とどこ行くかだけ教えて」
と、伝えると三男は「んぁ」と高校生特有の、口をひらかない適当な返事をし、重そうな部活カバンを持って出ていった。
三男は中学まで特に何も部活をやらなかったのに、高校に入ってから急にラグビーをやると言い出した。
部活に入らないと言われたときはそれなりに心配し

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ゆるゆるお父さん遠足@林試の森公園に行ってきた(2021年10月30日)

ゆるゆるお父さん遠足@林試の森公園に行ってきた(2021年10月30日)

2021年10月30日土曜日。林試の森公園のゆるゆるお父さん遠足に参加してきた。主催者のじゃけおさんありがとうございました。

前日10月29日は月末金曜日。多くのサラリーマンが数字で激詰めされるキビシイ日だ。それを乗り越えて浴びる秋真っ盛りの空気は格別に違いない。なんとしても行きたいと思っていた。近いし。

次男が生まれてから2回目のゆるゆるお父さん遠足参加。前回は北の丸公園に1時間弱滞在した。

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次男が一歳になったので、産まれたころのことを書き記しておきたい

未曾有の大災害、コロナ禍でどうしていいかわからないことも多かった2020年7月に次男は産まれた。

忘れたくないのでまとめておきたい。

妊娠中〜入院までどんな状況だったかお互いの親に第二子妊娠の報告をしたのは2020年1月。新型コロナウイルスのニュースが世間を騒がせていた。クルーズ船の様子が毎日テレビに映っていたのを覚えている。

2020年2月。戌の日の安産祈願を延期するか、夫婦で話し合った気

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3歳半の今を書き残しておきたい

早いもので、2018年1月生まれの長男は3歳半、である。少しずつ新しいことが出来るようになってくる。今まで見せなかった反応や表情が新鮮である。自分の人生2周目のような気分で、長男の成長を見ている。

今の君を残しておきたい。明日になったらまた新しい君なのだ。

え、なに?と聞き返せるようになったたまーに、「え、聞こえてたでしょ」って思うことがあるが、思えば聞き返されることなんてなかった。これまでは

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2歳3ヶ月が用いる言葉を記録しておく

息子は2歳3ヶ月になり、「はい」「やだ」のYes/Noから「行く」「行かない」といった動詞+助動詞の組み合わせでの対義語を言うようになってきた。食べる食べない、見る見ないも場面に合わせてマスターしている。本当に驚くと同時に、やっぱり記録しておかないと忘れてしまうなと感じたのでここに記しておく。

重い階段の段差で思ったほど足が上がらなくて届かない場合に何故か使う。用法は「ちょっと重い」である。本人

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2歳の言葉のつかいかた

息子、この文章を書いている時点では2歳1ヶ月、使える言葉がどんどん増えていく。それも最近は正しいシーンで使う。言葉が出始めた頃は、「へえ、そういうふうに覚えているのか、そういうときに君は使うのかあ」と感心することもあった。大人と違う使い方をする彼のフレーズを、記録しておきたい。

あっちいった、を現在の状態につかう大人たちが言う「あっちいった」は、話し手が現在いる地点からどこか見えないところへ移動

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発話の前の頃を記録しておきたい

息子は最近ほんとうによく喋る。あまりに喋るので、普通に話しかけている。意思の疎通がどんどん取れていくと、あれ、なんか寂しい、と思った。
嬉しいのに、寂しい。何かを忘れていっている気がする。新しいことに上書きされて、脳が、心が、どんな気持ちだったか思い出せなくなりそう。それを強く思ったのがワンオペした日だった。ごはん、昼寝、散歩、風呂。息子と二人きりで過ごした際に、「あれ、こないだまでどんなんだった

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ゆるゆるお父さん遠足@芝公園に行ってきた(2019年11月10日)

ゆるゆるお父さん遠足@芝公園に行ってきた(2019年11月10日)

芝公園行きたい!
そんな理由から三度目のゆるゆるお父さん遠足参加である。

ゆるゆるお父さん遠足の時間は10:00-14:00(目安)
我々父子が家を出たのは10時である。沖縄時間か!
まずは大きな駅の駅地下でお昼ごはんを調達する。
最近、食の好みがころころ変わる息子。これなら食べる!という鉄板メニューがなかなかない。
クロワッサンなら食べるかなー、とか考えながら、パンとサンドイッチ、惣菜を購入。

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ゆるゆるお父さん遠足@目黒の庭園美術館に行ってきた (2019年9月28日)

ゆるゆるお父さん遠足@目黒の庭園美術館に行ってきた (2019年9月28日)

ゆるゆるお父さん遠足に行ってきた。

2回目である。代々木公園以来。今回の方がむしろ本来のゆるゆるお父さん遠足っぽい動きができたのではないかと考えている。その理由はいくつかあるが、「当日、ふと思い立ち参加した」ことが大きいと思う。ゆるい。10時頃から皆さん集まっているのに俺は11:46に「行こうかな」とつぶやいている。

その時、俺と息子はお台場にいた。別のイベントに顔を出していたのである。

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モスクワのトランジット6時間でクレムリンを見たい~サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記7(終)~

モスクワのトランジット6時間でクレムリンを見たい~サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記7(終)~

※5年前の新婚旅行日記最終回です

14. 豪胆さに助けられる朝はヤドランカに空港まで送ってもらい、一路モスクワへ急ぐ。

モスクワ乗換でおよそ6時間のトランジットを使い、せめてクレムリンと赤の広場だけでも見られたら素敵だなと思ったのである。
モスクワに降り立つことなんて今後いつあるかわからないし、空港から少しでも出てロシアを見てみたい。それだけのためにビザをとった。
兄がロシアに半年ほど住んだこ

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魔女の宅急便の世界へ〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記6〜

魔女の宅急便の世界へ〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記6〜

朝起きて、まず不安が襲いかかる。現金がない。その国の通貨をまったく持っていないというのは非常に不安である。
いま冷静に日本で考えると、現金を持っていないのは取られるものがない、つまり安全だとも思うのだが、その時はただひたすら不安で、早くお金をおろしに行きたかった。

11. キャッシュマシーンヤドランカが言う「キャッシュマシーン」はホテルの前の道を下って町までいけばあるとのこと。
昨日のレストラン

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旅行するとわかる胆力の強さ〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記5〜

旅行するとわかる胆力の強さ〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記5〜

9. 全自動パルテノン観覧マシーン早朝の飛行機に乗るため、フロントの前で送迎車を待っていると、宿泊客らしき背の高い50年配の白人男性に声をかけられた。

「日本人かい」
「イエス」
「東京かい」
「イエス」
「そうか、俺の息子が実は2年前から東京に住んでいるんだ。家内と今度行こうと思ってな」
「おお、いいね、息子は学生なの」
「いや、勤めている。何でも生命保険会社で日本で二番目だか言ってたかな」

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ギリシャ料理のテイクアウトにおけるパンの威力〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記4〜

ギリシャ料理のテイクアウトにおけるパンの威力〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記4〜

※新婚旅行から5年経った記念にアップしてます。2014年6月の旅の記録です。

7. 旅先でどちらかのテンションが下がった場合このホテルは朝ごはんを選ぶことが出来た。このトラディーショナルグリークブレックファストってのにしてくれ、と伝える。
卵料理の種類、シリアルが選べた。なるほど、いいホテルってのは選択肢が多いってことなのだな。
海の見えるテラス席にテーブルをしつらえ、ボーイさんたちが階段を慣れ

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新婚旅行で別行動した話〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記3〜

新婚旅行で別行動した話〜サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記3〜

※2014年6月の新婚旅行を懐かしんで公開してます

朝ごはんを前に少し散歩をする。中心街であるフィラの町まで行ってみようと思い立った。
道路をてくてく歩いて行くと、バギーと言えばいいのか、四輪のバイクのような乗り物に乗っている人たちが目立った。
おそらく旅行者だろうな。国際免許取っておけばよかったかなあと少し思った。

道路沿いにパン屋があった。24hoursと書かれているところをみると24時間

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サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記2 ~サントリーニ初日~

サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記2 ~サントリーニ初日~

※2014年6月の旅行の話です

羽田空港深夜0時半発。家から羽田空港は大変近く、30分程度で到着する。
4階のレストランエリアで、出発前に日本っぽいものを食べようとラーメン「せたが屋」へ。ここのラーメンは魚介系醤油で、スライス玉ねぎをトッピング出来てお気に入りである。さすが空港のお店なのか、荷物を置くスペースがふんだんにあってスーツケースがずらずら並んでいる。カウンター席で若い女性が隣の彼氏にし

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サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記1

サントリーニとドブロブニクへ新婚旅行日記1

Googleフォトが五年前のこの日ってことで新婚旅行の写真を見せてくれた。過去に日記を28,000字書いたのを思い出し、せっかくだから公開したいなあと思い立った。五年前の記録なので現在の旅行のスタイルとは少し異なるけど、参考までに。

1. ゼロからのギリシャ新婚旅行の行先ってもう決まっているものだと思っていた。
妻はずっと前にシンガポールのマリーナベイサンズに泊まりたいと言っていたし、
ハネムー

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