操るひと

意図的に操るひとは,たまにいます。

意識しないで,本人は気づかずに,ひとを操ろうとしている場合も多くはありませんが,これまたたまにいます。自分の都合に合うように,自分の利益がもたらされるように,相手を操る。

問題が起きるまでは,この自分さえ気づかずに操っているひとは,批判されないばかりか,賞賛されることも多いでしょう。周囲はそのひとのことを「すてきなひと」「すごいひと」「かしこいひと」「仕事のできるひと」と評価します。

ところが,ひとたび問題が起きると,気づいていない本人は,操ったひとに責任を負わせようとします。操った本人が悪いのだと気付きますから,操られたひとは,多くの場合,抗議します。

問題は,操るひとも操られるひとも,そうした関係に気づかずに,人間関係が良好で信頼関係にあると錯覚していたことでしょうか。

だれにでも起きがちで,これにそれぞれの友人が絡んだり,社会的な関係があると,深刻な問題になります。

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