見出し画像

P.Rサーカーと、その思想

古い体制の崩壊を目前に控え
暗澹とする未来で
どうしたらいいのか
わからなくなってしまう

理想を先に知っておき
そして現状のシステムと
どれ程かけ離れているかを
認識することで
対処法が明確になる

本来経済や社会は
どうあるべきか

混乱に対処するために
知っておくべき思想

こういう思想は
既に準備されていて
そちらの方向に
どんどん世界は動いている

これから古い体制は
あっという間に
崩れ去り

大混乱が
世界規模で起こる

ただ混乱するだけで
右往左往してしまう
これからの大混乱を乗り切るために
大事なこと

これから
どんな世界が来るかを知っていれば
この嵐が過ぎ去るのを
少し身を潜めて
待っていよう

楽観的な気分で
通り過ぎて行ける

背後で着々と
準備をすすめ
新しい未来を築くために
努力をしている人々がいる

私たちははただ
そういうことが今起こっているのだと
理解すれば良い

こういう社会が望ましいと
思うのであれば
思想を拡げることを手伝い
あるいはそれを知らせる
そういうことが
大事なことになる

古い世界にしがみつく人たちは
どうにもならない
断末魔のような時代が来ている

P.R.サーカー
(Prabhat Ranjan Sarkar)
(1921年5月21日
 -1990年10月21日)

インドの哲学者
思想家
社会改革者
詩人、作曲家
言語学者

同時にタントラと
ヨーガの指導者として
知られる

彼は
経済、社会の改革について、
非常に深い
洞察力を持っていた

ネオヒューマニズム哲学
ならびに社会周期説
進歩的活用理論などを提唱し
その土台を作った

この世界が始まってから
支配権力は
ある階級
あるいは別の階級の手に
握られていた

ずっと昔は
支配集団の権力は
獣のような
野蛮な力によって決まった

初期文明の出現以後
自分たちの
身体的な強さに依拠し
そして支配した

時を経るにつれて
知力が発達し
他者を統治する要件が
身体的な力から
知的能力に
とって代わった

さらなる経済発展によって
貨幣が重要になった

貨幣を所有する人々は
教養ある人々の知識
そして力を
コントロールし

統治する権威は
貨幣を所有する階級
すなわち資本家階級へと
移っていった

軍事的段階
法律的段階
産業的段階

最後の段階が頂点に達し
時に革命が起こり
また混沌とした状態へ

これを繰り返す

これを
社会周期説
社会サイクル論という

サーカーは人間が
自然環境や社会的環境に
どのようにかかわるかを考察し
人間の心
メンタリティーを
4つに分類し

労働者である
シュードラ

武人である
クシャトリア

知者である
ヴィプラ

商人である
ヴァイシャ

この理論は
いかなる時代も
ある特定の心理によって
支配管理されると考え

ある心理状態から
次の心理状態へ

支配的な価値と権力基盤
さらに社会変化は
サイクルのなかで生じていると
提起している

人間は皆
4つのメンタリティー
そのすべてを持っている

ただその中の
いづれかが突出し

シュードラ(労働者)から
クシャトリア(武人)

そしてヴィプラ(知者)
ヴァイシャ(商人)

今、ヴァイシャ(商人)の時代が
崩壊に向かい
シュードラ革命の真っ只中

さらにサーカーは
社会サイクル論の中で

この循環サイクルから
抜け出す
もう一つの人間タイプ
サドヴィプラが
人類史の中に
登場しつつあることに
触れている

4つのメンタリティー
これを均質に
バランスよく発達させた人が
サドヴィプラ

サドヴィプラに
なり得るのは
ヴィプラであり
ヴィプラの人が
心を磨き
サドヴィプラの階級になる

サーカーは
そのように考えた

連帯して
サドヴィプラが
社会集団を作り

サドヴィプラ集団が
新たな社会的対案を持ち
その支配を終わらせる

サイクルの中心点に存在し
回転をコントロールする

サドヴィプラとは
肉体やエーテル体
アストラル体(感情体)
メンタル体(精神体)の意識から
原因体の意識へと
心を移すことができた人

いわゆる覚醒した人
解脱者
開放に到達した人

仏教で言う
阿羅漢

チャネリングでは
アセンションした存在

新しい時代になったとき
地球の波動の
急激な上昇により
権力を求めない
多くの人が
サドヴィプラへと
目覚めてくる

次の時代は
こういう人たちが補佐役となり
金融システムをコントロールし
政治をコントロールする

そういう世界が
やがてできてくる

こういう集団が出てきて
意識的に
社会をコントロールしはじめると
世界はかなり
スムーズに動くようになり

次の時代は
おそらく戦争のない時代となる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?