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【代表的配合3パターンに合致】ドゥラメンテ産駒の中でも特に結果を残す「合計73頭」を一挙紹介

まずはコチラのコメントをご覧下さい。

「今年はドゥラメンテ産駒というだけで価値が爆発的に上がる」

そう語るのは大手牧場関係者。
その詳細については後ほど。

今や現役馬主や牧場関係者だけに留まらず、厩舎関係者や現役GIジョッキーといった「馬券は買えないけれどLQは買える立場」にある関係者からも大きな注目を集めるMETA POG。

それら多くの関係者が
「ドゥラメンテ産駒」

今回は関係者から大きな注目を集めるドゥラメンテ産駒の「活躍馬の法則」を事前にお伝えしておきます。

9歳で早逝し今年の2歳馬世代がラストクロップとなるドゥラメンテ。

産駒がデビューして今年で僅か5年目ながらタイトルホルダーやドゥレッツァの菊花賞馬。リバティアイランドやスターズオンアースといった牝馬クラシックホース、さらにはアイコンテーラーやドゥラエレーデのような芝・ダート二刀流のGI馬など条件を選ばず活躍馬を残しました。

昨年にはリーディングサイヤーを獲得したように、もし健在ならば更なる活躍馬輩出も間違いなしという実績。

更にドゥラメンテの母はあのアドマイヤグルーヴ。つまり、エアグルーヴから繋がる血筋であり近親には種牡馬として息の長い活躍を見せるルーラーシップがいる超良血。その上で紹介しておきたいのは、大手牧場関係者と会食の機会があった際に耳にした下記の話。


「今年はドゥラメンテ産駒というだけで価値が爆発的に上がりますよ」

「来年以降、ドゥラメンテ産駒はいないですからね。少し実績を残しただけで種牡馬入りする馬も出てくるでしょうし、ドゥラメンテの肌(繁殖牝馬の意)は特に大事に扱おうと考えています」

この関係者の言葉も物語るように、ラストクロップとなる今年2歳世代のドゥラメンテ産駒は種牡馬、繁殖牝馬としての価値は非常に高いものとなるでしょう。

ひとえにドゥラメンテ産駒といっても前述の通り活躍馬のタイプは多種多用。そこで今回はドゥラメンテ産駒の中でも特に結果を残している代表的配合3パターンに合致した「合計73頭」を紹介します。

■パターン1■

圧倒的スピードとタフなスタミナが生む、距離馬場問ない十全十美の活躍!全条件対応の黄金配合!

父:ドゥラメンテ
母父:ノーザンダンサー系


代表的活躍馬
・タイトルホルダー
・シャンパンカラー
・ルガル

天皇賞(春)、宝塚記念、菊花賞とタフなGIを3勝したタイトルホルダーが一番の出世頭。タイトルホルダーのイメージから長距離馬が出やすい印象ですが、シャンパンカラーやルガルといったマイル以下の距離での活躍馬も出ているようにスピードも完備。

シャンパンカラーについては稍重のNHKマイルCを勝利、そしてルガルは前に厳しい展開となったシルクロードSを先行して圧勝。短めの距離でもタフな展開で特に力を発揮しています。

つまり、ルガルやシャンパンカラーが証明するように短距離戦でも通用する圧倒的速力に加えて、タイトルホルダーのような重厚なスタミナも備わり、短いところから長いところまで対応可能。

さらに、同配合からはバーデンヴァイラーといったダート重賞馬も出ているように芝、ダート問わず活躍馬を輩出。

先日は「父母ともにノーザンダンサー系」の配合に注目とお伝えしましたが、どんな条件からでも活躍馬を輩出しているように、「父:ドゥラメンテ、母父:ノーザンダンサー系」も同じく狙い目の「黄金配合」と言えるでしょう。

■該当馬「32頭」

ユーロナイトメアの22(牡)
レズルレクティオ(牡)
ドゥラエテルノ(牡)
ボルトテンペスト(牡)
ドゥマーヴェリック(牡)
ヴィオレンツァ(牡)
トゥアーニーの22(牡)
レインオンザデューンの22(牡)
ヴィルジニアの22(牡)
シークレットスパイスの22(牡)
ファイナルスコアの22(牡)
サザリーバスター(牡)
デルマキセキの22(牡)
リトルモンスターの22(牡)
ガリレオズソングの22(牝)
クールダンジュ(牝)
ビッグヴァレイ(牝)
ムーンファイヤー(牝)
ニューヤンキー(牝)
アーキテクチャーの22(牝)
エライヤの22(牝)
サロミナの22(牝)
テンダールック(牝)
ブルスカメンテ(牝)
スカイフの22(牝)
ヘンリエッタ(牝)
プレスジャンケット(牝)
エスタンシア(牝)
スパニッシュクイーンの22(牝)
ラミアメンテ(牝)
キアラメンテ(牝)
ローズカットダイヤの22(牝)

■パターン2■

3歳クラシックに照準ピタリ!中距離から長距離までこなす最強の王道配合!

父:ドゥラメンテ
母父:ヘイルトゥリーズン系


代表的活躍馬
・リバティアイランド
・ドゥレッツァ
・ドゥラエレーデ

大系統ヘイルトゥリーズン系の2大巨塔といえば「サンデーサイレンス系」と「ロベルト系」。2023年の三冠牝馬リバティアイランドの母父はロベルト系、そして同年の菊花賞馬ドゥレッツァの母系はヘイルトゥリーズン系のサザンヘイローに遡り、2022年にホープフルSを勝ちダート路線でも一線級と遜色ない競馬が続くドゥラエレーデの母父はサンデーサイレンス系になります。

まずはロベルト系の三冠牝馬リバティアイランド。2歳夏のデビュー戦から暮れには阪神JFを制覇した実績からも、スピード、パワー、スタミナが高いレベルで融合した「母父ヘイルトゥリーズン系の結晶」のような配合とも言えそうです。

そしてサンデー系ではドゥレッツァが菊花賞で台頭してきたように、やや晩成型の一面を見せます。先日の金鯱賞では適性の差で後塵を拝しましたが、最大目標となる天皇賞(春)には要注目。

何より、一般的なPOGでは「日本ダービーまで」というルールが多い中で秋のクラシック、ひいては高額賞金のレースが多い古馬GIまで見込めるというのが、この配合における最大の強みです。

母父ヘイルトゥリーズン系の中でも早熟傾向の強いサザンヘイローに遡るドゥラエレーデは、2歳GIを勝ったことでより仕上がり面に目が行きがちですが、アメリカン血統のサザンヘイロー系自体はダート路線での活躍も多いのが特徴。

ドゥラエレーデは3歳春のUAEダービーで2着、そして秋にはチャンピオンズC、東京大賞典で続けて3着とダートのトップレベルで血統傾向に違わぬ結果を出しているあたり、ようやく本格化してきたという見方もできます。

3頭のサンプルに共通するのは、どれも3歳のクラシックシーズンにピークを迎えられる“仕上がり早”という点。それでいてドゥレッツァのように中長距離もこなす産駒が出てくると考えれば「父:ドゥラメンテ、母父:ヘイルトゥリーズン系」は、まさに「王道」と言って差し支えない配合でしょう。

■該当馬「21頭」

アドマイヤシャイの22(牡)
デルフィーノの22(牡)
エオアリイ(牡)
アロヒアリイ(牡)
ファイアンクランツ(牡)
カンピドリオ(牡)
カレンリスベットの22(牡)
ジョイエッロ(牡)
マスカレードボール(牡)
アルディマジオ(牡)
ドゥラルーナ(牝)
パリジェンヌアスク(牝)
カーリンハート(牝)
クードメイトルの22(牝)
ジュントップヒトミの22(牝)
ベアインマインドの22(牝)
マリアイリダータ(牝)
シストロン(牝)
レッドフィオナの22(牝)
アイヴィベルの22(牝)
チェルカービレの22(牝)

■パターン3

ドゥラメンテ産駒随一「未知の爆発力」が超一流馬を生む!

父:ドゥラメンテ
母父:ミスタープロスペクター系


代表的活躍馬
・スターズオンアース
・アイコンテーラー
・シングザットソング

現段階ではスターズオンアースが父ドゥラメンテ、母父ミスタープロスペクター系が出世頭ではありますが、この配合の一番のウリは「未知の爆発力」。今後、スターズオンアース以上の活躍馬が出る可能性も十分に期待できます。

というのも、スターズオンアースの母父Smart Strikeはダート馬。それにも関わらず今、芝中距離の最強格に位置するように配合面から言えば、今の実績がむしろ規格外の活躍。

このような「規格外の競走馬」が生まれる要因の一つには、父母ともにミスタープロスペクター系の血が入っている事が挙げられます。

同系統の配合はひと昔前であればギャンブル性が高いような見方もありましたが、種牡馬の数も増え、血統自体が細分化されている現代競馬においては同系統配合をマイナスに考える事自体がナンセンス。

スターズオンアースのケースでも分かるように、通常では考えられない方向へ転んだように「当たり馬」を引いた際の爆発力は随一。

タイトルホルダーやスターズオンアース、リバティアイランドといったこれまでのドゥラメンテ代表産駒たちをも遥かに超える“完全無欠のトータルホース”が誕生する可能性を秘めているのが、「父:ドゥラメンテ×母父ミスタープロスペクター系」に該当する競走馬と言えるでしょう。

■該当馬「20頭」

ブルースバローズ(牡)
アップルトンドローヴの22(牡)
コールバックの22(牡)
シャンパンエニワンの22(牡)
スウィートリーズンの22(牡)
ネブラディスク(牡)
セータコローナの22(牡)
ヴィヴェンシャルの22(牡)
デックドアウトの22(牡)
ルロワ(牝)
スリーセンス(牝)
ウェリントンアーチ(牝)
チルウィズミー(牝)
プラウドスペルの22(牝)
アフターダークの22(牝)
イブニングジュエルの22(牝)
オータムフラワーの22(牝)
メジロツボネの22(牝)
アメージングムーンの22(牝)
カラメリート(牝)

本日は今年の2歳が最後の世代となるドゥラメンテ産駒「合計73頭」を紹介させて頂きました。こうして見ると返す返すも早逝が惜しまれるドゥラメンテ。

とはいえ現役産駒の活躍や、これからデビューを控える2歳馬たちを見れば、今後の活躍如何で今以上の評価を受ける可能性、あるいはドゥラメンテを超えるような種牡馬誕生の可能性まで期待してしまいます。

未知なる2歳馬指名にLQを使うも良し。逆に2歳馬だけでなく3歳馬、古馬の中から短期間でGI馬まで上り詰める産駒にLQを使うもよし。上記で挙げた馬たちが少しでもご参考になれば幸いです。