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【保存版】今年デビュー「輸入種牡馬」要チェック!サンデーサイレンス=吉田善哉氏を超リアルに体現できる

サンデーサイレンスを輸入した社台グループ創業者・吉田善哉氏と同様に「先見の明」を利益に直結させるなら、これだけは絶対に視野に入れておきたい「輸入種牡馬の産駒達」。
 
現在の日本競馬でとりわけ厚遇を受けている輸入種牡馬、特にサンデーサイレンスのように当たりを引いた時のリターンの大きさはロードカナロアやエピファネイアといった既存の種牡馬産駒にはない未知の魅力と言えるのではないでしょうか。
 
1990年代から2000年代に掛けて日本を席巻したトニービン、ブライアンズタイム、サンデーサイレンスの輸入種牡馬御三家。特にサンデーサイレンスはディープインパクトを筆頭にハーツクライやスペシャルウィーク、ダイワメジャー、ゴールドアリュールにデュランダルなど、牡馬牝馬問わずあらゆるカテゴリーで活躍馬を輩出したのはご存知の通り。
 
その後、サンデーサイレンス産駒のディープインパクトやハーツクライ、キングカメハメハを中心とした内国産種牡馬を中心とした馬作りが進められて来た日本競馬ですが、近年は「その流れが再び変わりつつある」という事実をご認識の上、本文を読み進めてみて下さい。

■近年の新種牡馬ランキング

2023年:ブリックスアンドモルタル(2位)
2022年:マインドユアビスケッツ(1位)
2021年:ドレフォン(1位)
2020年:マクフィ(3位)
 
上記の通り、近年は輸入種牡馬が新種牡馬ランキング上位に名を連ねている状況。特にサンデーサイレンスの影響が大きく、多くの競走馬がその血を継いでいる事から内国産種牡馬では配合の幅が狭まって来ている事。そして日本競馬を牽引して来たディープインパクト、ハーツクライ、キングカメハメハが相次いで死没、引退した事もあり輸入種牡馬への需要が高まっています。
 
実際に昨年(2023年)の新種牡馬ランキングでスワーヴリチャードに次ぐ2位につけたブリックスアンドモルタルは米国でGI競走5勝。管理したチャド・ブラウン調教師が「一生に一度しか出会えない馬」と評したように米国競馬の至宝とも言える競走馬が日本競馬へ導入されています。
 
それほどまでに輸入種牡馬は重用されており、また生産界でも極めて高い扱いを受けているのは、先に挙げた新種牡馬ランキングで毎年のように上位へ食い込んでいる事実が物語る通り。
 
特にトニービンが初年度からベガ、サクラチトセオー、ノースフライト、ウイニングチケット、ブライアンズタイムは三冠馬ナリタブライアンにチョウカイキャロル。そして、サンデーサイレンスはフジキセキ、ジェニュイン、ダンスパートナー、タヤスツヨシ、マーベラスサンデーと5頭のGI馬を輩出したように、
 
【いきなり活躍馬を輩出するのが輸入種牡馬産駒の特徴】
 
です。
 
サンデーサイレンスですら輸入当初の評価はそれほど高くなかったように、未知の爆発力を秘めるのが輸入種牡馬の1番の魅力といえるでしょう。
 
その中で本日は「今年産駒が日本デビューする輸入種牡馬」フォーウィールドライヴ、シスキン、ノーブルミッション、ナダルの2歳産駒「全276頭」をご紹介します。

■フォーウィールドライヴ■

【米三冠American Pharaohの後継種牡馬!より洗練されたスピード血統でスプリント界に革命を起こせるか注目】

何と言っても父が米三冠のAmerican Pharaohという事。American Pharaoh産駒の活躍馬と言えばフェブラリーSを2連覇したカフェファラオ、JDD覇者ダノンファラオ、地方重賞マリーンC覇者のペルアアなどダートのマイル戦で成績を残す活躍馬が多くいます。
 
現役時代は北米の2歳短距離重賞を連勝した早熟なスピードがウリ。カフェファラオと同じ父American Pharaoh、母父More Than Readyの配合も、戦績を見るに母父の影響が強く出ており短距離スピードの血が濃いタイプと言えるでしょう。そうなれば “マイルも守備範囲の短距離馬”が多く輩出されそうです。
 
また芝の短距離重賞馬という事もあり、芝にも適性を持った産駒が出る可能性も秘めています。コース適性に関しては、こちらもAmerican Pharaoh産駒と同様にスピードを活かしやすい東京がベストとなってくるかもしれません。

■24年デビュー予定

フォーウィールドライヴ産駒「86頭」

ダンツトラバース(牡)
マダムウルルの22(牡)
ケージーハッピーの22(牡)
ゴールドカルラの22(牡)
ヴィーナスアローの22(牡)
リネンフィールドの22(牡)
フジノトップガンの22(牡)
サザンブレーブ(牡)
レインボーマリーンの22(牡)
オンファロスの22(牡)
オークヴィルの22(牡)
バーンストレート(牡)
テイエムジェネラル(牡)
オールケアドリーム(牡)
サンコロネットの22(牡)
デルマハヤブサの22(牡)
ユズチャンの22(牡)
メイショウアテンの22(牡)
キャンディキーの22(牡)
オリーブジュエルの22(牡)
プリンセスメイクの22(牡)
ブラジリアンビューティの22(牡)
リベラルタイプの22(牡)
フィオーレカフェの22(牡)
ゴッデスの22(牡)
テイエムファラオ(牡)
コハルビヨリの22(牡)
ライヴドライバー(牡)
ユアメモリーの22(牡)
アローシルバーの22(牡)
キッズアベリアの22(牡)
シャンパンサーベルの22(牡)
タガノキャンドルの22(牡)
チャーリーズの22(牡)
ヤマニンプチガトーの22(牡)
クロッグダンスの22(牡)
ファインセイコーの22(牡)
スープリムシチーの22(牝)
アルマシェダルの22(牝)
ウマコの22(牝)
ボリードの22(牝)
グロリアフライトの22(牝)
サフランブーケの22(牝)
チャイニーズフレアの22(牝)
エレディアの22(牝)
シャラントレディの22(牝)
グランドゲルニカの22(牝)
テセラレフィナードの22(牝)
ソノバシノギ(牝)
マオリオの22(牝)
プリムダンサー(牝)
ブルドッグギャルの22(牝)
マイディアホープ(牝)
リクエイ(牝)
インテンスドライヴ(牝)
アイスグレーの22(牝)
エナサンの22(牝)
ラッキー(牝)
フォルテドンナの22(牝)
スマートレモラの22(牝)
アルファライズの22(牝)
テーオーヴァルナイ(牝)
エアジュプロンサの22(牝)
カーティブヨーク(牝)
カレンマーガレットの22(牝)
チェリービスティーの22(牝)
ニネンエフグミ(牝)
メイショウセレーノの22(牝)
ペプチドスピカの22(牝)
チェリーエンジェルの22(牝)
スモーキークォーツの22(牝)
ブルゴーニュ(牝)
タマノパルフェットの22(牝)
テイアの22(牝)
ニシノクローバーの22(牝)
パテティークの22(牝)
トゥービーハッピーの22(牝)
エンプレスボードの22(牝)
キャルスカイの22(牝)
ベストオブミーの22(牝)
ハルサエクレバの22(牝)
マリスステラの22(牝)
ランデックギブリの22(牝)
エロイナの22(牝)
イエスユイキャン(牝)
リボンティアラの22(牝)


■シスキン■

【日本競馬に適性高い血統構成、芝マイル・中距離の超大物輩出に期待】

FrankelやEnableなどの世界的名馬と同じアブドゥラ殿下の生産馬。デビューからGI愛2000ギニーまでを無敗の5連勝で飾り、通算成績は8戦5勝。マイル・スプリントの距離で活躍しました。
 
血統を紐解くと、コントレイルやスワ―ヴリチャードの母父Unbridled's Songを父系に持ち、母系は日本のマイルGIを制したシュネルマイスターの父Kingmanと酷似した血統構成。それだけには留まらず、母系に入るGone West系からはモズスーパーフレアやインティなども出ており、芝・ダートを問わず日本競馬に高い適性に期待が持てる血統です。
 
1200mから1600mで早期から活躍したように、豊かなスピードと仕上がりの早さが持ち味。初年度はアクシデントにより20頭しか交配できなかったものの、少ない産駒の中でもドゥラメンテの全姉を母に持つ「アドマイヤセプターの22」や、セラフィックコールを兄に持つ「テリオスララ」などがいるように社台SS関係者の高い期待が伺えます。

■24年デビュー予定

シスキン産駒「7頭」

アッフェルマーレの22(牡)
アドマイヤセプターの22(牡)
ツァイトガイスト(牡)
テリオスララ(牝)
シャンボールフィズの22(牝)
インクレセントの22(牝)
キトンインザスカイ(牝)


■ノーブルミッション■

【偉大な兄Frankelと同血で別適性の全弟!日本ダービーやジャパンC、天皇賞(春)、有馬記念など中長距離GI制覇に期待!】

全兄Frankelはこれまでモズアスコット、ソウルスターリング、グレナディアガーズという3頭のGI馬を輩出し、既に日本競馬への適性が証明されている超良血。そのFrankelは生涯1600mから2000mまでの距離を走り、何と言ってもスピードの絶対能力が高く、瞬間的なギアチェンジが出来る瞬発力を兼ね備えていました。
 
一方こちらは素軽さで勝負する兄とはタイプが違い、スタートして流れに乗りながら押し切るといった「スピードの持続力」と「スタミナ」で勝負していた馬。つまり終いのキレ脚を活かす欧州型の兄に対し、こちらはスピードの持続力を活かす米国型の資質を持っていると言えそうです。
 
実際に米国では既にトラヴァーズSなどGIを2勝したコードオブオナーを輩出。
 
これを日本競馬に置き換えてみると兄の産駒傾向とは異なり、スタミナを要するハイペースや消耗戦に滅法強い産駒が誕生する可能性を秘めています。距離適性は兄より長め。スタミナと持続力を持ち味とした先行馬が多く輩出され、芝中長距離の大舞台、有馬記念、宝塚記念、天皇賞春、日本ダービーやジャパンCなど高額賞金レースに手が届く“大駒”の登場にも期待が持てるでしょう。

■24年デビュー予定

ノーブルミッション産駒「85頭」

ニホニウムの22(牡)
ワンダーフウランの22(牡)
ティアラトウショウの22(牡)
ワンダーアマービレの22(牡)
ミュゼミランダの22(牡)
アンジュデュバンの22(牡)
ウインルキアの22(牡)
スカーゲンの22(牡)
プレアデスマリーンの22(牡)
スナップドラゴンの22(牡)
マヤブリリアントの22(牡)
レミギノテソーロ(牡)
グラスビジョン(牡)
アルーリングアイズの22(牡)
パープルパライソ(牡)
イシスの22(牡)
ブルーミングブーケの22(牡)
アドマイヤルミナスの22(牡)
ツーエムクロノス(牡)
ヒルノケアンズの22(牡)
ユイノガリクソン(牡)
ピエナアマゾンの22(牡)
ナリタトップスターの22(牡)
オーシャンブルグの22(牡)
アプローズパワーの22(牡)
イリデッセンスの22(牡)
ユイットムーラン(牡)
サウンドガガの22(牡)
ジャックポット(牡)
マリーゴールドの22(牡)
タガノトリオンフの22(牡)
ブルージャーニーの22(牡)
ヒャクメガショック(牡)
タガノアイルの22(牡)
カシノインカローズの22(牡)
コモモチャン(牝)
ワンダーショコラの22(牝)
マルデデルマの22(牝)
ヴィオレトピア(牝)
ピエモンテの22(牝)
ワンダービーナスの22(牝)
グローブの22(牝)
マイスイートベスの22(牝)
トラストユー(牝)
クレマチスクィーンの22(牝)
ヌプルクル(牝)
ジェイエルマリーンの22(牝)
フィーユレヴーズの22(牝)
アイランドクイーンの22(牝)
ハートノイヤリングの22(牝)
カンポデフィオーリの22(牝)
フレイムコードの22(牝)
シャイニーガールの22(牝)
カシュカシュの22(牝)
アサクサフルートの22(牝)
レグルドールの22(牝)
レディトゥランの22(牝)
レディギャングの22(牝)
ポワンセティの22(牝)
クリムゾンルージュの22(牝)
ハードワーカー(牝)
ラフォリアの22(牝)
シータトウショウの22(牝)
マーティンルナの22(牝)
ハイフィールドの22(牝)
レイナグラシアの22(牝)
マイネマリアンヌの22(牝)
ユキノヴィーナスの22(牝)
ウーバーミッション(牝)
アドマイヤラックの22(牝)
シスアール(牝)
イザヨイ(牝)
カルストンブランド(牝)
ロマンチックドラマの22(牝)
ワンサイドゲームの22(牝)
タガノカトレアの22(牝)
タガノシャーロットの22(牝)
ポポチャンの22(牝)
ハルワカの22(牝)
フクライキリシマ(牝)
モモトンボの22(牝)
ワンダフルメモリーの22(牝)
アストレアピースの22(牝)
ニシノテキーラの22(牝)
モダンレディ(牝)


■ナダル■

【早い時期での仕上がりに期待!米国版「グラスワンダー」からどれだけの大物が出るか!?】

“社台SSイチのパワーを誇る大型馬、柔軟性とスピードも兼備”と評されるナダル。現役ではダート戦線で4戦4勝、G1アーカンソーダービーでは圧勝の内容に加え、2歳時に好時計を叩き出していた仕上がりの早さは産駒にも間違いなく良い影響を与えるでしょう。
 
同じRoberto系種牡馬と言えば、日本ではグラスワンダー→スクリーンヒーロー→モーリスの血脈が大活躍。ゴールドアクターのような長距離馬や、モーリスのようなマイル・中距離馬など幅広い距離適性を示しています。
 
また同じくRoberto系のシンボリクリスエス(その父Kris S.)もエピファネイアを出しており、エピファネイアの産駒はエフフォーリアやデアリングタクトなど2、3歳の早い時期での活躍も目立ちます。
 
特にナダルの父BlameはRobertoとDanzigの血を内包しており、これはグラスワンダーと同じ。ここから言えるのは、ナダルの基本ベースはダート馬を多く輩出すると見られますが、牝系次第では芝での活躍も見込める可能性を秘める「米国版グラスワンダー」、あるいは「米国版モーリス」と言える種牡馬に成り得るという事。
 
また自身も仕上がり早だった事から、早期からいきなりの活躍に期待が持てます。

■24年デビュー予定

ナダル産駒「98頭」

ヒシアルコルの22(牡)
ミヤジマミーの22(牡)
プリンセスフローラの22(牡)
ヒデノブルースカイ(牡)
テルケンレントラー(牡)
カフェローレルの22(牡)
クレイジーアクセルの22(牡)
トウカイライフの22(牡)
アカネサスの22(牡)
アトロポスの22(牡)
メガミノキセキの22(牡)
ノーブルサンズの22(牡)
モーニングフェイスの22(牡)
クールロジック(牡)
トーコーユズキの22(牡)
シラバリーの22(牡)
アンナパブロワの22(牡)
グアンの22(牡)
トワイライト(牡)
リアルスター(牡)
ケイアイベローナの22(牡)
ショウナンライムの22(牡)
トニケンサンバ(牡)
ナンヨーパワフル(牡)
バタール(牡)
エルディアマンテの22(牡)
クインアマランサスの22(牡)
サングレアルの22(牡)
サンソヴールの22(牡)
ハウナニの22(牡)
プリモンディアルの22(牡)
プリームスの22(牡)
ミスマリアの22(牡)
エミーズプライドの22(牡)
シースプレイの22(牡)
ジュエルオブナイルの22(牡)
ブリシンガメンの22(牡)
アントワープの22(牡)
チャームザワールドの22(牡)
ボールドアテンプトの22(牡)
エドワードバローズ(牡)
クァンタムミスの22(牡)
メジロミドウの22(牡)
ホワイトミーティアの22(牡)
グリントオブライトの22(牡)
ベルクリアの22(牝)
タカイチホワイトの22(牝)
ロックンハードプレイスの22(牝)
サンジュリアンの22(牝)
カーサデルシエロの22(牝)
ゴッドフェニックスの22(牝)
アンドリエッテの22(牝)
グランジョイの22(牝)
エポカブラヴァの22(牝)
ペプチドルビーの22(牝)
エルベレスの22(牝)
ファイナルドリームの22(牝)
マダムジェニファーの22(牝)
レベッカの22(牝)
レイチェルバローズ(牝)
ルミエールカフェの22(牝)
ノンスタンダルド(牝)
ワンスインナムーンの22(牝)
ルックアトミー(牝)
リリアンタイムの22(牝)
フレンズの22(牝)
タマモカンパネラ(牝)
キュリオスティーの22(牝)
アンデスクイーンの22(牝)
クィーンズバーンの22(牝)
グリューヴァインの22(牝)
コーディエライトの22(牝)
テンリッチスマイル(牝)
プロミストリープの22(牝)
ホーリーレジェンドの22(牝)
ナタリア(牝)
ライツェントの22(牝)
バレオリア(牝)
リングネブラの22(牝)
アーバンレジェンドの22(牝)
レジェンディストの22(牝)
クラリネットソナタ(牝)
サニーレイの22(牝)
アルアマーナの22(牝)
ディザーヴユー(牝)
アルモニカの22(牝)
エスティタートの22(牝)
カイカヨソウの22(牝)
スアデラの22(牝)
スクラッタの22(牝)
スパイラルステップの22(牝)
デルニエオールの22(牝)
セギレエルビエント(牝)
メリーウィドウの22(牝)
ジュベルアリの22(牝)
シバノテンショウの22(牝)
クイーンマグノリアの22(牝)
エターナルブレイズの22(牝)


以上、今年日本で産駒がデビューする輸入種牡馬の産駒をご紹介して参りました。
 
サンデーサイレンスの導入で格段にレベルが上がった日本競馬。とはいえその直仔ディープインパクト系の種牡馬が乱立した事で生産界も血統飽和に近い状況に陥り、ある種の閉塞感も漂っていました。
 
そこへ来て、馬産地からは近年稀に見るほど「輸入種牡馬の当たり年になる」という生産者の声も漏れ伝わっています。第二のサンデーサイレンス誕生の期待も高まっている状況。
 
そうした生産界のトレンドにも目を付け、他のメンバー様に先んじて輸入種牡馬の産駒を抑えておくのはMETA POGで稼ぐ為の戦略の一つとしても非常に合理的かつ有効な手段と言えるでしょう。