素晴らしき日々(Down the Rabbit-Hole Ⅰ)について

以下全てネタバレのため注意。
(spoiler not free)






すば日々ってこういうことじゃないだろうか
10th記念冊子電波ゲー鼎談でのすかぢ氏の発言(「すば日々は電波ゲー含む様々な作品やカルチャーに影響を受けて制作した」との趣旨だと理解した)に着想を得て作成


第一章Down the Rabbit-Hole Ⅰについての考え。基本的にはざくろが自殺直前に見ている夢。私の解釈ではタバコの由岐はざくろが望んだ由岐で、要するにざくろ自身が生み出した存在である。追加EPのKnocking on Heaven's Doorでも分かる通り由岐は幽霊=幻想として様々な人々の元に現れるような存在。

「私に生を与えてくれたのは.....あなたでした」
「あなたが幻想世界と呼んだ、この世界での生活は、私にとっては至極の記憶です」
「この夢の世界こそ、私の人生で一番の思い出となりました……」
「書き割りの様なチープで……出来損ないの夢の世界……それでも、そこであなたと過ごせた時間は、間違いなく……」
「素晴らしき日々でした」

これらのDown the Rabbit-Hole Ⅰ終盤のざくろの台詞を読めば、最後がタイトル回収になっていることからも、この章をすば日々のもう一つのトゥルーエンドと見なして問題ないのではないだろうか。章番号順に読んだ場合の6章素晴らしき日々ENDが羽咲Trueで、章番号とは概ね逆に、物語を過去から時系列順に読んだ場合の第一章-ⅠがざくろTrueだと考える。

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