今更始めるハウツー賢者(FF14)

久々のnoteです。
ひょんなことから始めたFF14。ついついどハマりして気づけば天獄編零式まで踏破してました。

ずっと白ちゃんメインのヒラ専で、バリアヒーラー(BH)なんてとっつきにくくて苦手だよ!と思っていたのですが、いつの間にか賢者にジョブチェンジして高難易度挑戦していました。

バリアヒーラーといえば確かにとっつきにくく、ピュアヒーラー(PH)と比べても扱いが難しいという印象が強いかと思います。実際、私の周辺でも「バリはヒーラーはちょっと…」という人が多いです。

そこで、今回はバリアヒーラーは楽しい、賢者を使うの意外と簡単と思ってもらうために賢者の使い方を書きました。まずはIDに放り込まれた素人賢者が無事レベルを想定しています。参考になれば幸いです。

賢者とは?

FF14のジョブです。BHの一つです。ファンネル賢具が武器です。賢者といえば機動力の高さ、ヒール力の高さ、使いやすさが特徴です。最大の特徴はアビリティの覚えにくさ。

回復力も高く、PH寄りのBHという感じです。アビリティの覚えにくさとは裏腹に使い勝手がよく、80点までは割と簡単に出ます。そこから先は大変ですが。

BHとPHの違い

PHには白魔道士と占星術士、BHには学者と賢者がいます。
どちらもヒーラーなので味方の回復がメインの仕事ですが、大きな違いは回復の仕方です。

PHは減った体力を回復しますが、BHは名前のとおりバリアを貼って受けるダメージを減らします。そのため、PHは事後、BHは事前にヒールをするようなイメージです。

殴られたところに湿布を貼るのがPH、殴られる前に少年ジャンプを忍ばせておくのがBHです。

ヒールなのに事前に行動できるのがBHの面白いところですね!

学者と比べた賢者

賢者を同じBHの学者と比べたとき、最も大きな特徴はシナジーの有無ではないでしょうか。

IDで強いのは賢者、レイドで強いのは学者...といった感じです。
ただ、この差が出てくるのは高難易度で周りがみんな猛者になってくる頃なので、とりあえずは気にしなくていいです。

単純にバリアを貼るだけなら学者の方が厚いバリアを貼れますし、学者には妖精による自動回復もあります。
使いこなせれば学者の方が強い場面が多いものの、移動面やスキルの組み合わせ等全体的に賢者の方が初心者向けで扱いやすいと個人的には思います。

とりあえずID行くために

最低限のアビリティ

IDではひとまず味方を落とさないことがヒーラーの最重要課題です。
難しい話は置いておいて、まずは以下の4アビリティを押しやすいところに配置しておきましょう。

  • エウクラシア

  • ドシス

  • ディアグノシス

  • プログノシス

攻撃

攻撃アビリティはドシスです。これはほぼ常に撃ちます。ヒーラーも火力が求められるので、無意識に撃てるようにしておきましょう。

また、特にボス戦ではDoTを切らしてはいけません。エウクラシア→ドシスでDoTが撃てますので、30秒おきに撃ちましょう。

回復とバリア

続いてバリアですが、厚い単体バリアと薄い全体バリアがあります。どちらもエウクラシアから始まります。

厚い単体バリア:
 エウクラシア→ディアグノシス

薄い全体バリア:
 エウクラシア→プログノシス

全体攻撃には薄い全体バリア(エウプロって言ったりします)、タンクや削れた味方には厚い単体バリア(エウディアとは言わないです)を使います。

開幕

IDでは開幕と同時にタンクへカルディアを貼りましょう。
カルディアは、自分が攻撃をした時にカルディアを貼られた対象を回復するアビリティです。

IDでのタンク回復は単体バリアとカルディアでほぼ何とかなります。付け替えとかもないので、最初に貼ったら後はひたすら攻撃しましょう。

雑魚戦

雑魚戦では、まずタンクのHPに注目しましょう。常に満タンを維持する必要はありませんが、タンク目線で50%を切ると「おいおい大丈夫かこのヒーラー」と思います。

なので、70%前後+バリア有状態が維持できるとヒールが無駄にならずタンクのHPも安全圏を保てて良いですね。

基本は単体バリアをタンクに貼りつつ攻撃していれば良いですが、DPSがタゲを取っている時やAoEを踏んでダメージを受けた時はDPSも回復してあげましょう。

全体的に凹んでやべえと思った時にはエウプロの出番です。エウプロでは追いつかない時は...他のアビリティの出番ですが、初心者には厳しい進行なのでタンクさんに相談しましょう。

ボス戦

ボス戦では、エウクラシア→ドシスを維持しつつドシスを打ち続けましょう。

ご存じのとおり、IDではボスよりも雑魚戦の方がタンクのダメージが多く大変です。逆に、ボスフェーズで誰かを落とすようなことは意外と少ないです。

そのため、タンクの体力が削れてきたらエウクラシア→ディアグノシス、それ以外は攻撃としておけば、ボス戦はなんとかなります。

賢者の強みとして、エウクラシアを実行した際は足を動かし続けることができ、他のヒーラーに比べて移動がしやすい点があります。移動に気を使わなくてよいので、ギミック回避に集中しましょう。

慣れてきたら追加のアビリティ

基本のアビリティに慣れてきたら、今度は使用するアビリティを増やしていきましょう。

攻撃面ではフレグマ(高火力範囲の無詠唱)、トキシコン(実質無詠唱ドシス)を撃てるようになると賢者のメリットである機動力がかなり実感できると思います。
特にフレグマは賢者の火力を一気に押し上げるので、積極的に使いましょう。

回復・バリア面ではHoTのピュシス、軽減のケーラコレ、インスタント全体回復のイックソコレ、単体回復+軽減のタウロコレあたりが使いやすいかと思います。
ピュシス→回復で回復効果が強くなるので、回復をする際にはピュシスを挟めるようになるとバリアが少し厚くなります。

また、ヒーラーとしての賢者には回復の切り札が以下の3つあります。

  • 時限回復と複数回バリア+回復のパンハイマ

  • 回復+バリア+軽減のホーリズム

  • 全体大回復+ドシスと同じ威力の攻撃をできるプネウマ

どうしても厳しい時にはこれらのスキルを使いましょう。どれか一つとエウプロで大体の危機はどうにかなります。

他にも有用なアビリティはありますが、IDの攻略ならこのあたりのアビリティを使えるようになれば安全にクリアできるようになります。

余談:オーバーヒールと火力

ヒーラー界隈には、回復のためにアビリティを使う=攻撃のためのアビリティが使用できない=ダメージを与える機会が減ってしまうということになるため、なるべく無駄な回復は火力損失をなくすために避けたいという意見があります。

ヒーラーの巧拙はこの無駄回復(オーバーヒール)をどれだけ抑え、最小限の回復で味方を生存させつつ攻撃頻度を増やせるか、という点に尽きます。

実はBHがバリアを貼る際は一緒に回復をしているので、味方のHPが満タンの状態でバリアを貼ると同時に行われる回復の分だけオーバーヒールとなってしまいます。

逆に、削れている時にバリアを貼れば回復を無駄にしなくて済み、火力損失も少なくなります。味方が少々削れていても攻撃した方がヒーラーの火力が出るよね、という話です。

カウンターヒールが上手いことハマってオーバーヒールなくダメージ全回復&バリアが乗った時がBHやってて楽しい瞬間ですね!

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。ヒーラー、BH、賢者と話していきましたが、「賢者って思っていたより簡単じゃん」と思っていただければ幸いです。

ヒーラーは他のロールと違いアドリブでの対応力がかなり問われます。その中でもPHはやることがイメージしやすいですが、BHは「攻撃に備えてバリアを貼る」というのがどうしても難しく聞こえてしまいます。

今回はそんなBHに対する心理的抵抗に対し、「いきなり難しいことはしなくても大丈夫。思っているほど難しくない。」ということを伝えるために記事を書きました。

どうかこの記事をよんで賢者に興味を持った方が、実際に賢者でIDに潜られることを祈っております。

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