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ロール処理ってどうやるの?

おはようございます。
この記事を開いてるということはロール処理に困っているということではないでしょうか。

え、「困ってない人はさておき困ってる人にも読まれないだろ」って?
知るかよ

実際問題最近はロール処理が上手い人が増えてて感覚が麻痺しそうなんですが、やっぱりできない人っていうのは居なくならないと思っているんです。
というわけで、適当に書き殴ります。

ロール処理したことがない方からロール処理極めた方まで色んな方々に色んな視点で見てもらえたら嬉しいです。


Lesson0:筆者の実力

まず思われること、「どの程度の奴が語ろうとしてんの?」だと思います。ということで…


段位…21'達人/22'、23'金達人
その他…幽玄ノ乱、Infinite Rebellion一発全良、幽玄ノ乱ツイン全良

幽玄ノ乱一発全良
幽玄ノ乱ツイン全良(withめがる)
2021達人
2022金達人
2023金達人



まあこんなもんでいいんじゃないですかね(適当)
上記の23'金達人合格動画を見てもらえると分かるんですが、筆者はシングルが雑魚なのでロール処理を多用してます。
上記の記録以外で分かりやすいのだとON SAY GO SAYの最後を2-2で捌けるくらいです。

要するに最上位レベルで上手いって程じゃあないけど人並み以上ではあるっていう感じかなあと(自分で言うのはあれだが)。
なのでハイパー上澄みの方々よりは近い立場で解説できるんじゃないかなと思います!

Lesson0.5:軽い注意点

解説に入る前に戯言を少々。

まず始めに「ロール処理のロの字もよく分かっていない!」という方々に言いたいこととして、
好きなやり方でロール処理に触れていれば最低限までは上手くなります。
筆者はグリーン時代にノウハウもくそもない見よう見まねのロール処理を使いながら疾風怒涛(裏)をプレイしまくるということをやっていましたが、そんな時代があったことが原因で紆余曲折あり今の処理力に繋がったと考えています。
いずれ壁にぶつかる時が来ます。それまでは楽しみながら触ることが一番大事です。
壁にぶつかったその時に軽く見ていただければ幸いです。

次に、ある程度処理ができるとか、できるようになってきたなどの方々に自戒も込めて注意を。
"ロール処理に頼りすぎない"ようにしましょう。
正確に言うとシングルを使うことも忘れないようにした方がいいです。
現に筆者自身ロール処理ばっかりでよくシングルを怠るのですが、そのせいで体力は無くシングルの瞬発力も持続力も高くない謎の悲しい個体と化してしまっています;;

最後に内容とは関係ないことですが…
筆者がこういうものを書いた経験が全然無く日本語力も低いので、文章が読みにくいところがあるかもしれないです。
暖かい目で見てやってもらえると助かります…

それでは、解説の方にいきましょう!


Lesson1:面処理(ロール処理の基礎)

まずは面処理。
ロール処理の基礎が問われます。
厳しい言い方かもしれませんが、"これができていなかったら基礎が出来上がっていない"という証拠にもなり得ます。
丁寧に仕上げていきましょう。

※この項目は段位でいうと"〜十段相当"向きのつもりで書いています(偏見マシマシですが…)。

1-a:"1振り2打叩く"意識

"2打だけ叩いて止める"
基本中の基本ですがこれが一番大事です。
でもこれが難しい、分かります。
これ書いてる自分も言語化が難しいです。
練習方法としては…

1.指二本でバチを持って止まるまで反発させる(これを繰り返して反発を大まかに理解する)
2.理解したらその反発を2打目で止める
3.2打で止める動きに慣れてきたら実際に叩く時の動きをしながら反発させる

これをめちゃくちゃやりまくります!!!

1→2、2→3と進む段階に結構高い壁があるかもしれないですが、根気良く取り組みましょう。続けている内にいつか掴めます!

これを当たり前にできないとこの先の処理達に対抗し得ないのですが、この段階だと上記の練習法をひたすらに回数積むのが一番の近道なので本当に根気良く続けるしかないです。頑張りましょう。

1-b:面処理のオススメ練習曲

※筆者が必死こいて思いついた譜面のみを載せているためまだまだあるかと思われます。
紹介した譜面と似た傾向の譜面を是非探してみてください。
「○○ねぇぞ!?」等の苦情はご容赦を…。

1.カラフルボイス(裏)

処理の練習になる箇所は一点、
終盤の8小節分も続く128打の面ラッシュです。

譜面wikiの画像をお借りしました。
長ぇ。

BPM240だから遅くない?って意見が出てきた時のために、
・ロール処理やりたての人にはBPM300前後だと逆に速すぎて実践内で2打止めの意識を体に叩き込む余裕がなさそう
・そもそもそのBPM帯が全部むずい
という弁明をしてみます。異論あればください。
道中もロール処理でやるとなると複雑ですが、普通にプレイすればシングルの練習になるのでそういう意味でも悪くないかなと思います。

2.ouroboros -twin stroke of the end-

これもカラフルボイスと似た理由です。
ただあちらとの相違点として、速め短め難しめという3点が挙げられます

1本目。前についてるやつが邪魔だなあ;;
2本目。1本目もだけど実はロール処理すると終わりの縁が逆手です。

BPM282の19打となっていて、カラフルボイス裏の最後と比べるとめっちゃ短い代わりにBPMが42速くなってるという感じ。
譜面全体としてはBPM188の地力爆盛り譜面なので、早いうちに捌けるようにしておくと上手くなれるかも?

余談ですが、処理そこそこ上手くなってきた頃に1-2処理の練習としても使えます。それについては後に記載してあります。

3.双竜ノ乱(オプション:あべこべ)

もしかしたらバカだと笑われるかもしれませんが、私は本気です。
BPM320の16分が終始降り注ぐ譜面です、太鼓やってる人にはもはや説明不要レベルではないでしょうか?
正規譜面だと縁処理が多すぎてやってられませんがあべこべにすることで面処理がいっぱいになるので飽きる程練習が可能です。

こんな譜面(あべこべ時)。


達人課題曲だけあり密度が高く難しい配置もありますが、この譜面の面処理を精度良く通せるようになる頃にはある程度面処理こなせるようになってきているかと思います。
ただ、欠点としてカド処理必須級配置(あべこべ時)の存在があります。そこは誤魔化すかカド処理の練習として割り切るかでお願いします…


Lesson2:縁処理

面処理がある程度できるようになってきた頃でしょうか。
続いては縁処理。ここからは入れ方を考えることが必要になってきます。
難しい部分もありますが、最上位では必須スキルでありそれ以外においても楽できる部分が多いため今の時代習得しておきたい技術です。

※この項目は段位でいうと"〜名人相当"向きのつもりで書いています(偏見マシマシです)。

2-a:バチの"角度&位置"

現在至っている結論としては、
"縦〜逆ハの字、先端手前"です。

まずは自分の縁処理してる時の画像を。

右手の入れ方
左手の入れ方(見づらくてすみません…)

見づらいかもしれませんが面に対して逆ハの字になるように叩いているのが分かると思います。

続いて先端手前の意味ですが、こちらも画像を見た方が早いと思います。

丸で囲んでいる箇所辺りで処理しています。

先端を押し付けて処理するのではなく、そこより少し手前の部分で押し込む感じです。

そして縁のどこを叩くかですが、下の画像の赤く塗ってる部分辺りを叩くようにしています。

ここです

この辺りより外側すぎても内側すぎても入れにくいので気をつけたいポイントです。

ついでにこの叩き方を満たすとバチが面に対して並行に近い角度になると思います。
角度をつけすぎるとBPM320の16分程だと逆に入れづらくなるため、そこを身につけておくと楽になるかと。
※BPM200の32分(BPM400の16分相当)付近を超えてくると角度つけた方が処理しやすいケースもあります。

参考用の動画も記載しておきます。


2-b:縁処理の練習曲

1.束ね糸

ここで登場ロール処理譜面。
BPM270で速すぎず遅すぎず、カド処理ドカ処理も存在しないとロール処理の基礎を鍛えるために存在しているような譜面をしています。

練習と言いつつこれ捌けるようになったら強いな?

この曲が出来るようになれば縁処理に限らず処理力向上するので、処理鍛えたい人は絶対に触っておきたい譜面です。

2.χ談

要素爆盛り系譜面です。
低速以外は束ね糸に似て面処理縁処理両方あって良い譜面なんですが、束ね糸に無い要素としてバカ速24分があります。

BPM270で流れてくるからBPM405の16分相当らしい。
速すぎぃ

正直これが1-2処理できるなら他の曲で使える箇所もできると思うので、ついでに練習してこれできるようになるとデカいかもしれないです。

3.双竜ノ乱(オプション:正規)

またお前か。
BPM320で縁の16分がいっぱい流れてきます。
縁処理はある程度入れ方を意識しないといけない関係で面処理とは一線を画す難しさです。
あべこべでできるようになったこいつを正規で再びできるようになれば基本的な処理に関しては隙はないと言っていい程かと思います。

サビ(正規)。縁が多すぎぃ。


ただ面処理の時と似た欠点として存在したカド処理したい配置が、今度はドカ処理したい配置として襲いかかってきます。
こちらも前述同様誤魔化しか練習として割り切る方向でなんとか…


Lesson3:カド処理&ドカ処理

ついに登場しましたこの二つ。
超人付近まではできなくてもなんとかなりますが達人課題曲、またはそれに匹敵する譜面になると唐突に要求されまくります。
人智を超えたシングルを持ち得ない限り達人に挑むならば必ず習得していきたい技術です。

逆に言うとこれができるようになれば達人に非常に近い、或いは取れる段階まで至れるので、ここが正念場です。頑張りましょう。
(ちなみに、カド処理とドカ処理を纏めて書いてるのは単に書きやすいからという筆者側の都合です。)

※この項目は段位でいうと"超人合格〜、達人狙い"向きのつもりで書いています(偏見マシマシ)。

3-a:カド処理の方法─"横め"意識─

まずはカド処理です。
自分がよく聞くポイントは、
"縁の外側にバチを引っ掛けて内側に入れる"です。

紫色に塗ってる部分に引っ掛けて内側に振る。

縁処理で叩く部分からのカド処理は難しいと思うので、この意識で覚えるのが安牌だと思います。
(他のやり方においては知識不足なのでこういうやり方あるよーとかあれば教えていただけると喜びます)

ここで個人的にですが入れやすくなるポイント的なものを1つ。
カド処理を入れる角度なのですが、斜め40°くらいの角度で大振りに入れている方をたまに見かけます。
自分もかつてはそうだったし入ればそれでいいのはありますが、慣れてきた頃に試して欲しい角度というものがあり、下の画像になります。

今の自分のカド処理入れるおおよその位置と角度。
人によってはもう少し上下してもいいかも?

完全に斜めというよりかは画像内の位置に斜め20°付近で入れるという方法を取っています。
この角度、入れやすいという点と腕の動きを抑えられる(=体力消費を抑えられる)という点の2点を満たしていて非常に有用だと思うので良ければ是非試してみていただきたいです。

参考用の動画も記載しておきます。


3-b:ドカ処理の方法─"ズラす"だけ─

続いてドカ処理の方法となります。
ですがこっちの方が意外にも単純で、
"面処理の2打目を縁が反応する位置にズラす"
という方法です。

面処理の感覚をバッチリ掴めている前提での話にはなりますが、そこさえ掴めているなら分かりやすい話ではあるかと思います。

画像にするとこんな感じ。
描いてる部分はおおまかな筆者の入れ方ですが、
慣れない内はこれより少々大振りでも大丈夫かと。

カド処理もドカ処理も難しいですが、どっちも分かってきたら実際難しいのはカド処理なんじゃないかと個人的には(←めっちゃ念押しするけど個人的にはね!!!)思います。

参考用の動画も記載しておきます。


3-c:カド処理、ドカ処理の練習曲

元も子もないことを言ってしまうかもしれません。
人段位開催期間なら
"その時の達人課題曲"で鍛えてしまうのが一番手っ取り早いです。

過去の課題曲を見ても、
23'なら疾風裏&プレリュード裏、22'なら神竜裏、21'なら憎悪裏、20'なら幽玄、、、
といった風に、(余程シングルが速くない限りは)モモイロを除き毎ver.必ず全種類のロール処理が要求されるようになっています。
人段位開催期間は課題曲で練習すると課題曲そのもののうまさと共に処理力も向上するので、他の曲を触るよりも良いと考えています。

ただ、勿論人段位が開催されていない時期もあります。なんなら編集中の現在(2024年6月)はバリバリ十段が実装されたばかりです。
そういった時期に向いている練習曲をいくつか紹介していきます。

1.幽玄ノ乱

ロール処理のあらゆる要素が詰まっている神譜面。
95連、900コンボ地帯のカド処理は勿論、随所でドカ処理を使える配置もあるためこれをやるだけで処理力が明確に向上します。

親の顔より見た95連。実は最初の縁は7振り。
900コンボ地帯。こっちも親の顔より見てるまである。

また、純粋に他の最難関よりも複雑な部分が少なくやりやすさでは幽玄に利があるため最難関入門としても非常にオススメです。

2.憎悪と醜悪の花束

これは経験談からの選曲です。
33小節目の適性者を仕留めんとする25連やサビからの嫌という程来るドカ処理配置、ゲーム中屈指の難易度を誇る65連と、こちらもカド処理ドカ処理満載な譜面になっています。

25連。達人挑戦中何回散ったことか…(隙自語)
サビ。こんな譜面ドカ処理鍛えてね〜って言ってるようなもんでしょ。
65連。BPM331で流れて来てるのが本当にダメ。


またカド処理ドカ処理からは逸れますが、減速しながらの面処理やポセイドンみたいな配置の面処理もあり、別ベクトルで複雑なロール処理の練習にもなります。

減速。打数がキモさを増す要因になってる。
ポセイドン地帯。処理止めるのが慣れるまでほんとに難しい。

3.第六天魔王

カド処理ドカ処理の練習譜面としては少ない箇所に凝縮されている感じではあります。
38小節〜のカド処理地帯と139小節〜の配置です。

もはや語るまでもないくらい練習に向いてる配置。
終盤のあそこ。これシングル普通にしんどいよ

139小節の配置はdd ddをdd(k)ddとアレンジして全部ロール処理する所謂"指揮者運手"で処理の練習が可能です。

(↑こんな感じの運手です。)


Lesson4(おまけ):1-2処理、2-1処理

ここからはおまけ程度に便利な技術として、
"1-2処理、2-1処理"
を紹介していきます。

4-a:各処理の意識

まず一応軽く解説を挟むと、24分や32分を片手だけで2打処理して2振り3打処理する方法のことです。

上が1-2処理、下が2-1処理。

そんで。
精度を取るにあたって、個人的にBPM200以上の24分(16分換算でBPM300)以上なら気にしすぎずに叩いても問題ない(上画像のような配置なら同BPMの16分を叩く時と同じ叩き方)ですが、それ以下のBPMで精度取るとなると叩くタイミングの意識が必要です。
(尚、2-1処理の場合はダンガンノーツ裏の24分くらいの速度でも意識しなかったら可が出るので、1-2以上に意識が重要です。)

まずは1-2処理。

これです。

叩く時の始点は画像と全く同じです。
それぞれ2打目で2打処理すると1-2処理になります。

続いて2-1処理

これ(k kd)

こちらも始点は全く同じ。
それぞれ1打目で2打処理すると2-1処理になります。

長々と垂れましたが、要するに
2振り目のタイミングを1-2処理は早め、2-1処理は遅めと考えるとOKです。

参考用の動画も記載しておきます。


4-b:1-2処理、2-1処理練習曲

1.ouroboros -twin stroke of the end-
双竜に続いて2回目のオススメ。

序盤から24分盛り盛り。
24分が山ほどあるので1-2の練習に最適。

2.Dreadnought(裏)
ここで筆者がオススメしてる譜面は全て"24分の量"で決めてます。なので語ることがあまりない。

サビ。24分の温床です。

3.Calamity Fortune(裏)
オススメする基準のせいで難易度高いのばっかりなのは許してください。

逆に1-2処理じゃないとできないレベルの配置(シングル弱感)。


(軽く挙げましたが、そこそこのBPMかつ24分がある譜面で1-2処理or2-1処理を使えばとりあえず練習になります。)


Lesson Final:総括

ここまで色々述べてきましたが、結局ロール処理の習得に一番大切な点は、
"諦めない心"
です。絶対テンプレだと思われてるよな〜。

ロール処理は数年単位の時間をかけて習得するものなので、できなくても卑屈になる必要はありません。
最近は滅茶苦茶に成長が早い人がいたりもしますが、周りと比べすぎて落ち込むことが一番良くないし無駄な行為です。
周りは置いておいて自分にできる最善を尽くすことが一番の近道です。

最後に。
ここまで閲覧いただいた方全員に感謝を。
ロール処理習得目指している方、応援しております。
私よりロール処理への知見が深い方々、「明らかに違うだろ!?」というところがあるかもしれませんが、これが俺の解釈だから!!!!!

以上です。また今度。

※譜面画像は『太鼓の達人 譜面とか Wiki*』様よりお借りしました。有難う御座います。

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