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ピアス


やりたいことなんて結局無くていいよな。
与えられたものを自分好みに変えてお気に入りに出来ればそれで充分すぎるほど充分だな。

寒くてくたびれた日の夜はベットに入ってもなかなか寝付けなくて疲れた頭には賢く考える余裕なんてないから寒い疲れた眠いで泣いたこの前の夜はわたし赤ちゃんみたいって思いながらまた泣いた。

楽しみにしていた約束を破られたのも破ったのも人に言われた言葉ももう過去か、事実は変えられない、意味は変えられる、先しか見てない先しか見なくていい。

大人はいいな、子供に戻れる
エアコンをつける、とかこたつのコンセントをさすとか、子供でもできることなんだけどそういうのしたくない、料理するとかお風呂沸かすとかよりも疲れる、寒いな
寒い時期になると人恋しくなるって意味わかんないって思ってた

ピアスが入らない、入っても夜になって外すと血が出る、そんな馬鹿げたことしてまでも結構高かったしずっと欲しかったしこのキラキラしたのはつけたいし、血が出てもいいからこの人と初めてをしたいって気持ちと同じだなあと入らない穴にピアスをさしながら思う
もうちょっとなんだけどなあ
1日でもピアスしてないと全然入らない
傷口だと思って穴を埋めようとしてくれてるの、可愛いね
ゆっくりね、いれてくね


美容室変えようかな、遠いし、とか考える、手持ち無沙汰だから
可愛くなりたくて可愛いものを手に入れたくてスマホと睨めっこ
だってずっとご機嫌でいたいじゃん
トイレ行きたいなあとか思う
お香焚いてるから目がしみる

誰かのために可愛くなってるんじゃない。
お前にいやらしい目で見られるために可愛くなってるんじゃない。
死ねって思ってる、ほんとは。
いやらしい目や声掛けは私が女であること、若いことを否定した気持ちにならないと私が維持できない。

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