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凱旋門賞記


凱旋門賞へ日本馬の応援に行ってきました!
日本馬の中で最もチャンスがあると思っていたタイトルホルダー。果敢にハナを切った横山和生騎手・タイトルホルダーには痺れましたし、最後の直線前に魅せたあの手応えにも再度興奮しました。

結果は11着に終わりましたが、前が厳しいペースになった事を考えればあの着順、あの直線前での手応えは立派だったと思います。

当週は晴れ間が多かった当日は馬場があまり良くなく、路盤から水が滲み出てくる様なコンディション。それに加えて持ち堪えていた天気も、レース直前30分程の豪雨で一気に馬場が悪化。日本とは違い、あの芝状態に追加で雨が降り注げばどれ程タフな馬場になるかは容易に想像でき、勝ち時計が日本の2400mと10秒以上も違うことからも明らかでしょう。

レース後すぐ、青空が広がったロンシャン。
日本馬が勝利するためにはコース形態や起伏以外にもこのスリッピーな馬場にスコールなど、乗り越えなければならない外的要因があまりにも多すぎました。

あの直前のスコールが無ければ…
ペースがもう少し緩めば…
たらればを言えばキリがありませんが、そう感じさせる手応えで上がってきたタイトルホルダーには2023年凱旋門賞制覇の可能性を感じました。

またゴール板過ぎをものすごい勢いでスイスイ走っていたステイフーリッシュにも可能性を感じました。

ステイフーリッシュの事象と生で見て改めて思ったこととしては、馬場が重いこと以上に、「芝レースでキックバックの影響を大きく受ける」という点が日本馬が凱旋門賞で苦戦する1つの理由なのではないかと推察します。

ステイフーリッシュのゴール前のスイスイ走る様子や、ジャパンカップでグランドグローリーが5着していて、この凱旋門賞でも5着している点も後押しになると思います。

日本では不良馬場に滅多にならない事はもちろんのこと、キックバックが激しい芝レースなどほぼ存在しないので、それに慣れていない馬が走る気を無くしてしまうのでしょう。

引き上げるタイトルホルダーとドウドュース

凱旋門賞を制したアルピニスタは、直前入り口での手応えが違いすぎましたね。ただこの馬もこれまでは11秒台を連発する様な瞬発力勝負で走ってきた馬だけに、時計が掛かる掛からないという問題以上のナニカ、大きな問題が潜んでいる気がしました。

実際に日本馬が凱旋門賞で好走しているのは特段軽い馬場だった訳ではないですからね。

今後の日本馬の制覇に期待したいです!
ちなみにアルピニスタの瞬発力はジャパンカップ でも期待🏇

凱旋門賞の生観戦が出来たことは貴重な経験でしたが、【凱旋門賞の舞台で収録をする】という、個人的にはさらに大きな経験を出来たことが、何よりも嬉しかったです。

特等席で収録中の様子

2015年頃からホソボソと始めた競馬予想ですが、今では当たり前ですが、SNSから競馬雑誌に予想家がデビューするなど有り得ない時代に「競馬王」さんに企画を持ち込んだ事がキッカケにデビュー。以降も活動を続けるも、顔出しや動画等のメディアに出る気は一切なく断っていました。

ところがその折、「競馬魂」のスタッフさんとお話しをする機会があり、出演しないかというお話をいただきました。「サングラスでも良ければ…」という無理難題を伝えてみたところ、「キャラが立って面白そうじゃん!」とすんなり快諾いただきました。

"グラサン掛けてるコイツ誰やねん"
"サングラス掛けてTV出るのはタモリさんしか許されへんで"
"サングラスして胡散臭いなぁ"

当初は色々言われましたが、今では良い思い出です(笑)

この時の出会いあってこその今がありますし、競馬王編集長や競馬魂のプロデューサーさんはじめ関係者の方には感謝しかありません。

大学生の時にビジネスになる!と思って始めた競馬予想ですが、いつのまにか競馬の魅力に取り憑かれ、競馬番組の収録をしにパリロンシャン、凱旋門賞へ行くなど夢のまた夢の様です。

次回は、【競馬魂 in 香港🇭🇰】になるのか、はたまた競馬場への入場制限も緩和された今【競馬魂 in 東京競馬場】になるのか分かりませんが、また番組に呼んでいただけるように、また、オンライサロやnetkeibaでも活躍を続けられる様に、フランス土産に奮発して買った超高級ショコラを大事に大事に食べながら頑張ります!

【余談】
馬の実績も知らない、名前も知らない、騎手も知らない状態でも、競馬の根本的概念を用いた予想だけで、フランス競馬で穴馬をゲットしました🏇🇫🇷(この様子は次回競馬魂にて)

馬の個性を理解することももちろん大事ですが、それ以上に「勝つために必要なもの」「本質は何か」を考え抜く事の重要性を再確認しました。
超高級ショコラはその払い戻しから買いました😋


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