2024-07-17_金稼げればなんだっていい人たち

昨日から謎のものすごい頭痛と気持ち悪さに襲われていて、今も2時くらいからぶっ倒れててなんとか体を起こしてパソコンを開き、溜まってる仕事を進め始めたり、noteを書き始めたわけなのだけれど、脳が思うように機能しないときってほんとしんどい。脳にモヤがかかったように思考がスムーズにできなくてもどかしい。

さて、そんなコンディションではあるんですが最近考えていたことで「マルチ商法で稼ぐ人たちとインフルエンサーって何か似てるなー」って話。

前からちょっと感じてはいたんだけれども、とあるコンテンツを見て「あ、これか」と自分の中で腑に落ちた。どういうコンテンツかというと、『月収100万円を達成した人の1日』みたいなタイトル。まぁ、ここまでならよくある稼げる系コンテンツなんだけれども、動画の冒頭から「現在では月に400-500万、Instagramのアフェリエイト投稿で収入を安定させています」から始まるんですね。その後の動画の内容も自分がどれだけ稼ぎを出せていて、自由に生きているかという話に終始して動画は終わりを迎える。

めーっちゃマルチ商法の"成功者"として紹介される人たちと似てんなと、感じてしまった。

何が腑に落ちたかというと、"自分のために金を稼ぐ"ということ、そして、"自己の承認欲求を満たす"のふたつしか視野にないことが共通点なんだと気づいた。そのためならば手段を選ばないし、(自分にとって)楽に稼げることであればたとえ誰か不幸になったり、不利益が被る人がいたとしてもおそらく気にしない。社会のために何ひとつなっていないとしても収入にさえなっていれば気にしない。

たくさん稼げ羨ましいなと思わない気持ちがない訳ではないけれども、そうやって稼ぎたいか?と問われたら否なんだよな。
インフルエンサーのすべてがそうだとは言わないし、信念を持って人助けしたい一心でインフルエンサーしている方も何人も知ってるから、インフルエンサーという存在自体を否定はしたくない。(信念掲げてるだけでやってることが伴ってない、、、みたいな人もいますけど、、、)

でも実際にはたくさん稼いでいる人や煌びやかなリア充生活をしている人のところに人が集まってしまうこともまた事実。それに稼いだ者が正義である資本主義の構造上、稼いでいない人間がとやかく言うこともできない。

ただ、少し疑問に思うのは虚しくならないのかなーってこと。
仕事して人から感謝されるってめっちゃ気持ちいいことだから、自分の場合は"稼げる + 相手から感謝される"が両立して初めて幸せを感じれるから、どっちかだけだと虚しくなってくる。そうならないのはある種才能なのかもしれない。

ただ、こういう人たちの姿を見ると利他の信念を持つことが大事なんだな、「たくさん稼げるから良いや」という安直な餌に飛び付かないように自分は気をつけようと思わされますね。


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