2024-07-15_やってみて初めて湧いてくる感情

この連休中に韓国語能力試験があって、全然受かる気はしないけれど受験してみた。勉強始めてから2ヶ月もなくて、なんやかんや筆記の勉強は1日30-60分くらいしかできてなくて、過去問を解くとか対策するとかまで全然辿り着けなかったから、ほーーんとに何一つ太刀打ちできる気がしなくて、前日から軽い鬱だった。

「全然解けないの恥ずかしいし行くのやめよかな」って受験日の朝まで本気で考えてたくらいに、ネガティブだった。

それでも自分の尻を叩いて受験会場まで行って受験してきたんですわ。
まぁまぁそれはまぁ、予想通り全然手応えはなかった。
問題解いてるときはずーっと「うわぁ、なんでこんなにわからんのに受けにきちゃったんだろ、、、」と後悔してたし、周りの人たちがスラスラと解いて早々に問題閉じてたりするから、そんなガチ勢の中にいる自分の惨めさも恥ずかしくてキツかった。

とはいえ、試験が終わって「サボらず受けに来てよかった!」って思い直した。というのも申し込み時点ではあと1席しか空いてないくらいに満席状態だった会場のはずなのに、教室内には空席がいくつかあるんですよ。みなさん様々事情はあるでしょうが、そういう人たちの大多数は試験当日の朝の自分と同じような心理状態で、本当にサボっちゃった人たちなのだろうと思った。

自分はちゃんと受けたぞ!偉い!!と感じた。
次に実際に試験会場で問題を解くことで、自分の実力が明確にわかった。とにかく問題を解く速度があまりに遅過ぎたのがひとつと、リスニングの会話を聞きながら同時に問題文も読むというネイティブレベルな技術が自分には備わっていなかった。受けてみた感想として、とにかく要求される解答速度がめっちゃ速くて全然着いていけないってこと。

これは実際に試験を受けないとわからない。
あと知識的なところでいえば割と問題の全体像を理解できていることにちょっと自分でも驚いた。本当に何書いてるあるか全くわからない問題もあったけれどもそれは5、6問しかなくて、ほとんどは結構聴けたし、結構読めた。ただ、全体像がわかっただけでは問題は解けず、細部まで文章を読まないと結局はわからない。そのためには読解速度が圧倒的に足りないことと、語彙力が足りていない部分と、そこを対策できれば全然TOPIK4級までは行けそうと思えた。

とにかくとんでもない量の文字数を読まされるし、とんでもない量のヒアリング問題数なのにほぼ全部1回しか聴けない。どんどん次のヒアリングに進んでいくから、量の多さと速さにずっとびっくりしてばっかりだった。

こういうのも全部やってみたからわかること。

あとは何よりシンプル悔しかったですね。2ヶ月間できる限りはそれなりにやったつもりだったから、「こんなにもできないものか!!」と良い意味で自分に幻滅した。もっと本腰を入れて練習しかり勉強しないと上級になんて到底行けないし、日頃だらけてしまう時間とかももったいないと反省した。これも受けに行かなかったら湧いてこない感情だった。

今は一旦終わったという解放感を味わっているけれども、もう少しやれそうな気がするから仕事の合間でこれからも勉強を継続していこうと思う。今のペースなら年末までそれなりに時間かけてやっていけば「半年とちょっとで韓国語上級まで行けたよ!」と胸を張って言える気がする。

今回の初めての受験はズタボロだったという経験さえ、エピソードにしてしまえるように昔みたいに途中で辞めることなく今後とも勉強続けようと思えた。


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