映画 シン・ウルトラマン

上演数日経っていました。お客は6割くらいでした。
年齢層はやや上の方が多い様子。デートで観ると言う感じでもなさそう。

感想を一言で言うと、まあまあ
シン・ゴジラが好きな人には受けると思います。

ここから下はネタバレ

時代は現代、設定はウルトラマンが放送されていなかったと言う設定。
シン・ゴジラと同様に現場で奮闘する方々が主人公。そして上司が様々な許可を上層部にとる役割。
怪獣が日本にだけ出ていると言う事で政府も困っている様子。
国の力で怪獣を撃退している様子。5体か、6体の撃退の経過の話しの後
今回の怪獣は、透明で四つ足で尻尾があって這いつくばって歩いている。
怪獣が目指していたのは変電所だった。電気が怪獣の目当て。
「ネロンガ」と名付けられた。
大量の電気を食べた怪獣ネロンガは元気モリモリで透明でなくなった。姿を現して、もっと電気を喰わせろ!!と言う様子。送電を止めると怒り狂って変電所をなぎ倒し暴れる。
かつての「ウルトラマン」だったらユニフォームで一目でわかる特殊部隊が登場するのだが、「シン・ウルトラマン」ではサラリーマン達がパソコンで怪獣の分析をしている。
ネロンガは、今までの様に倒すと電気を食べているので危険だ!!!と言う事になった。困り果てたときに突然空から光の玉が落ちてきた。と思ったらウルトラマンの登場なのだが、「なんだ、あの銀色の巨人は!!」そりゃそうだウルトラマンのテレビ放送が無かった訳だし、怪獣ばっかり出てきている人たちから見たら銀色の巨人と言うのも無理はない。
私の感想としては、ヒョロヒョロのウルトラマンが出てきたよ。と言うのが第一印象。動きもヒョロヒョロしている。エヴァンゲリヲンとフォルムが同じなのね。
ウルトラマンと怪獣の戦いは、言ってみればレスリングの様なものだけれど、シン・ウルトラマンはレスリングとはちょっと違った感じ。ビームとかが多いのかな?
ウルトラマンのタイマーは、胸についていたけれど、シン・ウルトラマンは、体の赤色の部分が青緑に変わっていると、時間が無いとか体力が消耗しているという様子。
ネロンガを倒すと、怪獣対策部のサラリーマンに一人の女性が配属される、長澤まさみなのだけれど、怪獣ではなく銀色の巨人の解析をするのが仕事になるらしい、長澤まさみが銀色の巨人をウルトラマンと名付けて探っていく。

次に現れた怪獣は「ガボラ」核を食べちゃう。またまたウルトラマンが表れて倒してくれる。今度は、遺体を空の彼方に処分までしてくれた。

今度は、人間サイズの怪獣が怪獣退治のサラリーマンの所に現れる。そして総理大臣に合わせろ、交渉を持ち込む。総理大臣もこの人間サイズの怪獣と協定を結ぶ。
実はウルトラマンに変身しているのは、怪獣退治をしているサラリーマンの一人神永という男。人間サイズの怪獣は神永をさらってウルトラマンになるためのスイッチを探していた。
人間サイズの怪獣は、神永に扮装してウルトラマンに変身をして日本を攻撃した。多くの人がその変身を動画にあげた。
遂に、神永がウルトラマンだとバレた。
ウルトラマンを解析する役割の長澤まさみは、神永にウルトラマンに変身するためのスイッチを渡す。
ホンモノのウルトラマンと、偽物のウルトラマンの戦いを見て、日本を攻撃していたのは偽物だと言う事が国中で理解できた。偽物はせん滅された。

神永が持っていたウルトラマンのスイッチと同じような箱を持っている男が現れた。人間の姿(山本耕史)をしたメフィラスと言う怪獣。
今度は、長澤まさみの姿が消えたかと思ったら、ウルトラマンサイズになって街を歩いている。呼吸をしているけれど、それ以上の人間としての素材が無い。散々歩いてついにはぶっ倒れた。街中でブルーシートに覆われて寝ている姿は巨人と小人たちその物。
メフィラスが言った「ウルトラマンが変態行為をするとはね(笑)」
その通り、神永はメフィラスを探すために、長澤まさみの全身をくまなく匂いを嗅ぎまわって長澤まさみの体臭を記憶した。そうやってメフィラスを探した。
メフィラスもせん滅すると、今度は空高く白い影が現れる。ゼットンの登場
庵野世代だったら、すぐに分かるゼットンは怪獣の中で最も強敵、ウルトラマン兄弟を全員貼り付けにして片っ端から殺していこうとした怪獣。
つまり、ラスボス
怪獣退治サラリーマンの分析によると、ゼットンが攻撃をしてきた場合、日本が無くなるだけでなく、地球や太陽系が無くなってしまうレベルでヤバいという相手。
という話だけれど、正直その迫力や怖さが今一つ伝わってこないのがこの映画の一番の欠点かな?!!
命を懸けて、ゼットンをせん滅させるのだけれど、何となくぼんやりした印象でした。
ゾフィーが出てきて、ウルトラマンに「星に帰ろう」と言うのだけれど、ウルトラマンは、神永として地球に残りたいと言って地球に帰る。お終い

来年には、仮面ライダーの監督を庵野がするのだけれど「シン・仮面ライダー」が上演されるのだけれど、色々変わってるんだろうね。

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