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アズレン計画艦:強化優先度

第三期計画艦実装ということで、コロナ対策の引きこもりで新規が増えたことであろうし、暇つぶしに紹介しておこうと思う。

※第三期は実装直後なので、スキルを読んだうえでの想像でしかないことに注意。(多分だいたい合っているが

そもそも優先度って?

「優先度」と安易に使う人が多いが、意味を理解しているのか疑わしい。「優先度」を言い換えれば「活躍する頻度の高さ」または「緊急性」なのだから、実はプレイスタイルで結構変わってくる(さっさと最新海域まで行きたい人、イベントのEXモードをしっかりクリアしたい人、忙しくてイベント周回で手一杯な人、など)。だから、キャラの単純スペックだけでなく、キャラの役割も考える必要がある。

なお、開発(入手)優先度と、強化(強化ユニット集め)優先度は分けて考えねばならない。強化途中でも役割を十分に果たせるキャラがいる一方、強化完了しないと活躍できないキャラもいるからだ。数週間で終わる経験値集めなど手始めに過ぎず、真の苦行は数か月(あるいは一年以上)かかる強化ユニット集めなのだ。

ざっくり

ざっくり言っておくと、伊吹、ローン、モナークの強化レベルを30付近にしてから、「指向指定(特定キャラの強化ユニットが確定で貰えるやつ)」をサン・ルイにして、2期計画艦に突っ込むのがおすすめ。詳細は以下で説明する。

優先度S(どう考えても最優先)

◆伊吹(役割:イベント周回、海域攻略)

計画艦の華。なぜなら、伊吹は開幕で魚雷を二回撃てるのである。これはイベント海域に出てくるエリート艦隊(1WAVEしかないくせに通常艦隊より強く、対策しないとかなり面倒)を数秒で撃破するのに非常に役立つ。イベントでは期間内に何週もするので、消費燃料を抑えつつクリア時間を短縮することは、現実のお金と時間の節約になる(とくに限定装備が強い場合)。そして、イベントは待ってくれないので、自動的に伊吹が最優先となる。「魚雷補正+15%」は大きいため、さっさと強化完了したい。なお、短期決戦向けのイメージがあるが、実は通常海域の道中戦・ボス戦でもかなり強い。オススメ装備は魚雷を超強化できる「九三式酸素魚雷」。コアデータ1500消費するが、コアショップの他の装備は優先して取るほどではない(強い装備はあるが、劇的には変わらない)ので問題ない。(開幕魚雷弾幕が撃てる駆逐艦「ハーディ」も似た役割が持てるが、イベント配布)


優先度A(同水準キャラがほぼ居ない)

ローン(役割:海域攻略、イベントEXボス、演習イベ

わざわざDR艦を差し置いてまで寄り道する価値があるのは、このお方くらいだろう。攻撃力・耐久力ともに高水準。今でこそぶっちぎりの強さはないが、単純に高耐久・高火力の前衛キャラが足りないので活躍できる。とにかくどこに出してもそれなりに結果を出してくれる。シールド展開が遅いためボス戦向け竜骨編纂が完了すれば開幕シールドができるので、モナーク、サン・ルイの強化が終わったらローンの竜骨編纂を始めると良い。グラーフツェッペリンの加護があれば吾妻並みの固さになるが、グラーフさんの攻撃力強化にビスマルクが必須。演習では強くない。イベントEXボスでは、ローン単騎が安定するものも居る(シールドで痛い弾を防げる。単騎なのは前衛が多いと被弾面積が増えるため)。

◆吾妻(役割:通常海域攻略、演習、演習イベ)

燃料度外視の決戦計画艦(DR)。前衛キャラなのに巡洋戦艦並みの耐久力をもつ。シールド無視の範囲攻撃も◎。DR艦は強化完了(強化レベル30)までの道のりがやたら長い(半年~1年)が、実は耐久値が最大になるのは強化レベル25。主な役割が耐久である吾妻は25まで育てれば問題なく活躍してくれる。よって、吾妻をレベル23くらいまで強化してからフリードリヒに全振りするのがおすすめ。とくに演習では吾妻が居るかどうか(正確には、吾妻・ジュノー・雪風の並びを作れるかどうか)で勝率がかなり変わる。別に居なくても元帥にはなれるが、ストレスなく演習ポイントを集められるので重宝する。

フリードリヒ・デア・グローセ(役割:通常海域攻略、演習、演習イベ)

耐久力は全キャラ中トップ(スキル込みでSSR戦艦の1.3倍)で、攻撃力も最上級。明らかに最強を意識して実装されたキャラである。残念ながら、主砲攻撃がメイン火力なので、主砲の発射回数とダメージ補正が増加する強化レベル30まで本領を発揮できない。しかし、DR艦は優先して強化ユニットを集めないといつまで経っても完成しないし、こいつを必死で強化していれば他キャラの強化ユニットも勝手に集まるので、結局はそれが最適解となる。演習では、ウォースパイト改の集中攻撃を受け止めたり、エンタープライズの無敵をかいくぐってスキルで削ったり、飛龍に放火しまくって早々に沈めたりと、害悪キラーである(もちろん、自身も害悪になりうる)。虹砲(MKA)ととても相性が良い。


優先度B(強いし役割もあるが、急がなくて良い)

シャンパーニュ(オート周回)

開幕で一発撃てるうえに、戦艦の欠点である攻撃頻度の低さを解消したキャラ。イベントのエリート艦隊だけでなく、通常艦隊もサクサク倒していけるはず。特にオートで便利と思われる。イベント周回用戦艦としては、ほかにジャン・バール、リシュリュー、ダンケルク、キングジョージが居るので、急ぐほどではない。だが、それらが全くいない場合は、伊吹の次に開発してしまっても良いだろう。

モナーク(役割:ボス戦、演習、EXボス)

70%の徹甲弾弾幕が強いが、発動しなければ弱いので、試行回数が稼げるボス戦向け。実装当時はとても強かったが、高確率弾幕持ちの戦艦が増えたこと、制空値の導入で戦艦の席が減ったことから、この位置。耐久・対空が低いので、回復スキル持ちだが耐久力は普通。汎用性が高いので、ウォースパイト改が居ないのであれば、フリードリヒより先に開発を進めてOK。弾幕で演習のエンタープライズ対策もできる。また、イベントのEXボスは攻撃が激しく、いちいち狙いを定めていられないので、モナークで適当に主砲を撃って弾幕で倒すのが楽。

ジョージア(役割:海域攻略)

80%で徹甲砲弾+榴弾弾幕のスキルが発動。モナークとの違いは、徹甲弾が相手の位置を狙う、副砲が弱く自爆ボートが苦手、対空が高い、等。対空値の高さのおかげで消火器を採用しやすく、戦艦相手に弾幕が不発でも炎上で致命的なダメージを受けずに済む。そのためボスだけでなく、12章、13章で道中戦を任せられる。スキルが強いので、強化レベル25くらいで十分強く、お手軽。ウォースパイト改が居る場合、モナークを強化してからフリードリヒに行くか、フリードリヒを強化しながらジョージアの強化も進めるかで選択するのがおすすめ。

サン・ルイ(海域攻略、演習、メイドしばき)

回避・速力の低さをスキルでごまかし、重巡の欠点を潰した重巡と呼ばれる。機動力があるので、手動が快適。高耐久・榴弾特化という役割を持つが、ほぼ上位互換の吾妻にポジションを奪われてしまった。吾妻と違ってシールドに主砲を防がれるのも痛い。演習で最強に拘らないのなら、吾妻の代わりになる(速力を生かして攻撃を避けてくれるので、演習だとローンより強い)。イベント「戦え!ロイヤルメイド隊」では、軽装甲の敵しかでないため、戦艦並みのダメージを叩き出す(手動の場合)。

シアトル(役割:海域攻略)

耐久力が売りのパーティー女(夜遊びにはやはり体力が必要なのか?)。ダメージカットスキルは最後尾でないと発動しないが、先頭でも別に死なない対空砲または軽巡主砲を2つ装備できるので、敵に合わせて柔軟に対応できる。とくに対空砲を生かせる12章、13章で活躍する。

ドレイク

DR艦なので優先して育てないと絶対に追いつけない。しかし、DRが二人も居る第二期のほうが優先度は上(片方を強化していけばもう片方の強化ユニットもたまるので)。ロイヤルで渇望されていた貴重な高耐久重巡なので、役割は大きいはず。というのも、他のロイヤル重巡は史実のせい(?)で紙装甲ばかりでとてもではないが高難度海域に出せないのである。吾妻登場で重桜に大きく差をつけられたロイヤルだが、ドレイクのおかげでどこまで食らいつけるかといったところ。しかし、結局クイーンエリザベスが脚を引っ張っているので、陣営全体ではテコ入れ待ちの状態である。


優先度C(強いが、役割がやや薄い)

ネプチューン(道中戦)

スキル込みの耐久は軽巡トップクラス。持久力・魚雷威力・対空性能・主砲火力のバランスが良い。軽装甲でボス戦に向かず、サン・ルイ、ローンと比べるとやや評価が下がる。しかし、回復スキルで連戦に強く、道中戦では活躍する。魚雷が強いので、シールド持ちの敵を削りやすい。最初は重巡の後ろに隠しておき、先頭キャラの耐久が減ってから入れ替えるようにすると、危険海域でも安定してクリアできるはず。耐久値が高いので、装備はちゃんと回避盛り(ビバエン+油圧舵など)にすること。そうしないと、耐久盛りの雪風より柔らかくなってしまう。主砲のダメージ補正が35%→40%に増えるので、竜骨編纂の優先度が高い

北風

強い、が、それだけである。装甲無視で相手を選ばないためとても運用しやすい。耐久も駆逐にしては高い。よく同燃費のSSR軽巡と比較されるが、さすがにこちらのほうが強い。じゃあ、どうして優先度が低いかというと、とくに出したい場面がないからだ。ハードモードの駆逐指定があったところで、だいたい雪風でクリアできてしまうのが悪い。駆逐艦のテコ入れ前と後でだいぶ評価が違うので、ネット上に転がる古い情報に惑わされないように。

ガスコーニュ(道中手動)

弾幕スキルは100%発動にしてはかなり強い。最大の特徴は、主砲をこまめに分けて打てること。普通の戦艦は1回撃つと続けてもう2回撃つ(計3回)のだが、ガスコーニュは2回に分けて撃つ(計2回)ことができる。攻撃回数は減ってしまうが、厄介な敵(こちらを燃やしてくる戦艦とか、敵を強化する指揮艦)を確実に集中攻撃できるのが利点。しかし、わざわざそこまでしなくてもクリアできてしまうので、優先度は低い。なお、主砲を2回に分けて発射する仕様のせいで、演習では前衛艦隊ばかり狙って避けられまくるので、全然まったく向いていない。

マインツ

貴重な鉄血軽巡。高頻度の弾幕スキルを2種類持つ。これはシールド破りに有効。単純に鉄血前衛の穴埋め役として優秀。だが、高耐久のローンに比べると、単体でボス用編成に突っ込むのはあまり向かないだろう。ボス戦ならグラーフツェッペリンと一緒に出したいので、鉄血スキー向け。

オーディン

主砲・副砲・魚雷・弾幕(ビーム?)で絶え間なく攻撃を続けてくれる。それぞれの威力はそこまで高くない。道中戦オート向け。シャンパーニュと違って開幕で主砲が撃てないため、この位置。

チェシャー

ダメージカットスキルは優秀。高頻度の弾幕スキルはおそらくシールドを無視できるが、ロックから着弾までが遅くかなり当たりづらい。サン・ルイ、ローンと比べると見劣りしてしまう。

優先度D(まだ育てなくて良い)

出雲

最初からずっとハズレ扱いされているかわいそうなキャラ。だって、徹甲弾を撃ってくる敵がほとんどいないのに、徹甲弾ダメージを減らす代わりに炎上に弱くなってしまうのだ。通常海域でも演習でも炎上がものすごく怖いので、評価が下がっても仕方がない。運営が悪い。得意の徹甲弾弾幕も、シールド無視のモナークと比べると見劣りがする。竜骨編纂が完了するとシールドを貫通する弾も出すが、それでは遅すぎる。ただし、セイレーンの戦艦は徹甲弾ばかり打ち込んでくるので、これから出てくる敵によっては評価がドラゴンフライ(トンボではない)するだろう。というか、運営は確実に環境で出雲を救済してくる。あまりに文句が多かったからだ。でも、一期キャラは強化しやすくなったので、評価が上がってから強化を始めても間に合うだろう。

計画艦に近いか、それ以上の活躍をするキャラ

キング・ジョージ五世、ソビエツカヤ・ロシア、土佐、天城、アラバマ、リシュリュー、ウォースパイト改

ザラ、能代、ヘレナ改、サンディエゴ改、中華三姉妹、雪風、ハーディ

セントー、エンタープライズ、エセックス、イントレピッド、フォーミダブル、ユニコーン、龍鳳

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