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VS天帝門勝率(アズレン演習

VS天帝門630連戦の後半。天帝門、天狸門、狸天帝、(と自分用フォーミダブル編成)で挑んだ合計360戦の結果をまとめた。目的はリシュリュー編成と比較することと、前衛の設備と並び順の最適解を自分の目でちゃんと確かめること。なお、普通の耐久特化天龍門では天帝門・天龍門に対する勝率があまり高くないといわれているため、今回は天龍門での検証はなし。黒磁器天龍門が強いとの噂なので、後日、強編成と出会えれば検証する予定。

今回の相手は、前回のリシュリュー編成で戦ったのと同じ、ケッコン虹砲天帝門(VH装甲、高性能火器管制レーダーなし)。本当は最強装備の編成と戦いたかったが、ガチ編成への風当たりが強いこのご時世に贅沢は言えない。


『天帝門』編成

まずはミラー戦から。

パターン①前衛最速・ジュノー中央(30戦中26勝:勝率87%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、缶)、ジュノー(真珠、缶)、雪風(消火、缶)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

天城(381改、SG、舵)、長門(406、SG、ビバ)、FDG(MKA、火器、舵)


パターン②前衛中速・ジュノー中央(30戦中26勝:勝率87%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、缶)、ジュノー(真珠、缶)、雪風(消火、舵)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

天城(381改、SG、舵)、長門(406、SG、ビバ)、FDG(MKA、火器、舵)


パターン③前衛中速・ジュノー最後(30戦中26勝:勝率87%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、缶)、雪風(消火、舵)、ジュノー(真珠、缶)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

天城(381改、SG、舵)、長門(406、SG、ビバ)、FDG(MKA、火器、舵)

詳細:すべて同じ勝ち数になってしまったが、もっとも安定感があったのはパターン①の前衛最速。意外にも勝率が90%に届かなかったが、1度だけひどすぎる負け方をしたのが原因(こちらのFDGに攻撃が集中して弱っていたところに、さらに虹砲が2連続で飛んできてフルヒット。あそこまで酷いのは600戦やってあの一回だけだった)。だから、普通は30戦27勝となるところだろう。天城にVH装甲を持たせていないのは、FDGがいるおかげで天城が受け役をしなくて済むから。FDGに耐えてもらっている間に、長門バフをうけた天城で削りを与えるのが目的。

概観:中盤から圧倒する展開が多かった。だが、ミラー戦ゆえに敵味方の攻撃タイミングがほぼ同じなので、後半で接戦になった時の勝敗の判断が難しかった。環境には天帝門防衛がちょくちょくいるので、この点はわずかにマイナス。しかし、天帝門の強みはウォスパ編成や飛龍編成に有利な配置をとれることである。たとえば、ウォスパの攻撃を対角位置のFDGで受けながらウォスパ正面の天城で削ることができる。ほかにも、もっとも安全な飛龍の正面にFDGを置いて後半の耐久を確保しつつ、砲撃スキルで「飛龍ハ健在ナリ」の発動を早めることが可能。

総評:ミラーゆえのやりにくさはあったが、環境全体のことを考えると不利な相手がおらず、やはり最強格。


『天狸門』編成

パターン①前衛最速・ジュノー中央(30戦中29勝:勝率97%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、缶)、ジュノー(真珠、缶)、雪風(消火、缶)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

天城(381改、SG、舵)、長門(406、SG、ビバ)、ウォスパ(MKA、火器、舵)


パターン②前衛中速・ジュノー最後(30戦中27勝:勝率90%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、缶)、雪風(消火、舵)、ジュノー(真珠、缶)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

天城(381改、SG、舵)、長門(406、SG、ビバ)、ウォスパ(MKA、火器、舵)

詳細:目を見張るような勝率だが、これにはからくりがある。相手の天城がVH装甲を装備していないことだ。これにより、ジュノーよりも先に天城を倒す展開がほとんどで、驚異的な勝率になったというわけ。もしも天城がVH装甲だったなら、砲撃に対する実質耐久が約1.3倍になるうえにジュノーで回復されてしまうため、天城にてこずっているあいだにFDGの虹砲で主力艦隊がボロボロにされる展開が増えたはずである(FDGが高性能火器管制レーダーを装備していればなおさら)。実際の相手がどんな装備かは戦ってみるまでわからないので、今回の結果は割り引いて評価する必要がある。

ウォスパ→FDG狙いも試したものの、かなりグダグダだったので数回でやめた。

総評:VH装甲ありの編成に対する勝率は要検証。なしの相手にはめっぽう強いため、リセットの時間ロスがきにならない普段使いなら快適といえる。


『狸天帝』編成

パターン①ジュノー中央・FDG狙い(30戦中28勝:勝率93%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、缶)、ジュノー(真珠、缶)、雪風(消火、缶)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

ウォスパ(MKA、火器、舵)、天城(381改、VH、ビバ)、FDG(MK6、SG、舵)


パターン②ジュノー最後・FDG狙い(30戦中28勝:勝率93%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、缶)、雪風(消火、缶)、ジュノー(真珠、缶)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

ウォスパ(MKA、火器、舵)、天城(381改、VH、ビバ)、(MK6、SG、舵)


パターン③ジュノー最後・FDG狙い(30戦中26勝:勝率87%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、缶)、雪風(消火、缶)、ジュノー(真珠、缶)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

ウォスパ(MK6、SG、舵)、FDG(MKA、火器、舵)、天城(381改、VH、ビバ)


パターン④ジュノー最後・ウォスパ旗艦(30戦中27勝:勝率90%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、缶)、雪風(消火、缶)、ジュノー(真珠、缶)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

天城(381改、VH、ビバ)、ウォスパ(MK6、SG、舵)、FDG(MKA、火器、舵)


パターン⑤天城狙い(30戦中20勝:勝率67%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、缶)、雪風(消火、缶)、ジュノー(真珠、缶)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

FDG(MK6、火器、舵)、天城(381改、VH、ビバ)、ウォスパ(MKA、SG、舵)

詳細:FDG狙いに比べて天城狙い(パターン⑤)の勝率が大幅にさがっているのが目立つ。これは長門バフを受けていない天城の価値が低いことと、FDGの正面にウォスパを差し出すのが悪手であることを示す。(ただし、MKAが2つある場合はジュノーを落とすのが遅れるため、天城から倒す戦法が考えられる。試していないので分からない。)

勝率が高かったのはこちらのFDGとウォスパでFDG狙を狙い撃ちするパターン①とパターン②。やはり、脅威となる虹砲FDGを早めに落とすことは有効。FDGの正面に天城を置いたパターン③はダメージがFDGと長門に分散してしまったためか、やや勝率がさがった。

ウォスパを旗艦にするパターン④も勝率が高かった。これは、ウォスパと天城で画面上の敵を攻撃し、FDGで画面下の敵を攻撃する戦法。最終的にウォスパ&FDGvs長門という流れになることが多かった。相手の天城がVH装甲を持っていなかったおかげで戦力差がつけやすく、さらにFDGを後回しにしないことが良い結果につながったのだろう。しかし、天城が防御特化だった場合はどうなるか分からない。

主砲の説明。ウォスパとFDGが同じ敵を狙う場合、FDGのスキルで炎上させることができるため、ウォスパにはMk6ではなくMKAを持たせた。二人が別々の相手を狙う場合は、ウォスパには相手に炎上を押し付けるためにMk6を装備させた。

総評:勝負の展開がかなり遅く、重たい編成という印象。とくに、追い込まれたように見えて最終盤でギリギリ逆転という流れを何度も見た。時間はかかるが、最も厄介なFDGを最初に落とすことで安定し、同様の戦法をとるリシュリュー編成と比べて1ランク上の強さだった。虹砲2つなら最強と言われるが、虹砲1つでも天帝門に並ぶ実力がある。


『FFW』編成

パターン①FDGーフォーミダブル対面(30戦中27勝:勝率90%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、ビバ)、ジュノー(真珠、缶)、雪風(消火、舵)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

ウォスパ(MKA、火器、舵)、FDG(MK6、SG、舵)、フォーミダブル(VH、舵)


パターン②FDGーFDG対面(30戦中24勝:勝率80%)

前衛(先頭から)

吾妻(舵、ビバ)、ジュノー(真珠、缶)、雪風(消火、舵)

主力(天城正面→長門正面→FDG正面の順)

ウォスパ(MKA、火器、舵)、フォーミダブル(VH、舵)、FDG(MK6、SG、舵)

詳細:これは自分用の編成。フォーミダブルの前衛停止スキルとFDGの主砲のタイミングが合うように調整している。一見、そこそこやれているようだが、フォーミダブルの耐久がギリギリなので、相手のFDGが高性能火器管制レーダーを搭載していた場合は厳しいだろう。前衛の速力をわざと落としているのは、天城が居ないことを考えてジュノーを早く沈めるため。天城入りの編成より防御力は劣るが、攻撃力が高いため、単純にダメージレースが速くなる。

総評:天龍門には強い編成だが、今後、高性能火器管制レーダーの量産によって戦艦編成が強くなると戦いづらくなる。


まとめ

前衛に改良型缶を3つ持たせる方法は有効

VH装甲鋼板と高性能火器管制レーダーをもたない天帝門に対しては、

天狸門>狸天帝≧天帝門

という結果になった。

ただし、相手の天城がVH装甲鋼板を装備していた場合、ジュノーより先に天城を倒すことで高い勝率を叩き出した天狸門には相当な不利になる。FDGが高性能火器管制レーダーを搭載していれば、さらに不利。

いっぽう、天城を後回しにする狸天帝にはVH装甲は有利に働くはずだ。なぜなら、「天城を最後に倒す=天城から攻撃される回数が最も多くなる」だからだ。天城の火力や命中が装備で強化されないのはプラスだ。少なくとも今回より勝率が下がることはないはず。

もしもVH天帝門に対する天狸門の勝率が85%を超えるなら、天狸門が使いやすいと考える。なぜなら、相手がVH装甲なしの場合も含めた平均の勝率が高くなるからだ。だが、もし勝率が80%程度まで落ちるのなら、他の編成で戦うほうが良さそうだ。


同じ編成と600回戦って分かったこと

「こちらの長門より相手の長門のほうが『BIG SEVEN』を発動させる確率が高い」というのはガセ

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