アズレン：いまさらウォスパ対策

アズレン屈指のダサい靴を履いているウォースパイトがシンメトリーになる魔改造手術を受けてからもう１年半にもなるというのに、いまさらこんな記事に意味があるのだろうか。しかし、書きたくなったから書くのである。股を掻くのと同じ理由だ。

ウォスパ改の強さ

なんといってもスキル＋主砲で延々と一人狙いを続けるところが強い。しかも仲間と一緒に袋叩きにすることもできる。こういうのは本来、陰湿なキャラの仕事なのだが、快活なウォースパイトがやっているから驚きである。とにかく、全体回復してくるジュノー・戦艦主砲を吸ったうえで躱してくる雪風の対策になる。あと、実は命中ステータスが普通の戦艦に比べてSGレーダー１個分くらい高いらしい。運が高いのも命中率の高さを後押ししている。武勲艦は格が違う。

実は強化されていた……！？

長い年月の間に、ウォースパイトの強さには実は磨きがかかっている。

強くなったポイント①MKA実装：いわゆる虹砲である。単純に強いのだが、欠点であるバラツキの大きさと軽装甲に対するダメージ補正の低さをウォスパのスキルで解消できる。とくに、フリードリヒ（FDG）と組んだ時にこの砲は真価を発揮する。FDGは正面にいるキャラを高確率で炎上させるので、ウォスパはMｋ６で炎上を狙う必要がなくなり、徹甲弾主砲であるMKAで狙った相手をゴリゴリ削ることができるのだ。

強くなったポイント②FDG実装：ウォスパというか、強い相方が増えたという環境面の変化。相性の良さは上にも書いたが、それだけではない。FDGの強さは、スキルで狙った相手を燃やしつつ、主砲は全然違う敵を狙えるところだ。これにより、ウォスパ改＋ロイヤル戦艦で組んだ時のダメージの過集中を解消しており、かなり戦いやすくなった。

強くなったポイント③吾妻実装：これまた環境面の変化で、具体的には天狸門（天城・ウォスパ改・長門）という編成の強化である。吾妻実装前は前衛の先頭をサン・ルイが担っていたせいで重桜キャラが少なく、天城と長門のスキル効果を存分に発揮できなかった。それが、重桜キャラでありサン・ルイよりも固い吾妻の登場によって一転して強編成になった。もはや飛龍には止められないッ！！

ウォスパ対策

ウォスパの強みは主力艦を集中攻撃して早めに落とすことなのだから、その動きを妨害してやるか、あえてさせつつ後半で逆転するのが勝ち方になる。

対策①ジュノー先頭配置：これが最も手軽で強力な対策法だ。とくに、ウォスパ＋ロイヤル戦艦or弾幕スキル戦艦という集中攻撃コンビを相手にするときに有効。ジュノーがやられるのが早まってしまってなんだか勿体ない気がするが、最悪なのはジュノーが落ちる前に主力艦を一人もっていかれることである。私が（FDG、ウォスパ、フォーミダブル）で相手の（FDG、ウォスパ、天城）と戦ったとき、最初はウォスパとFDGの集中攻撃を食らって簡単に負けそうになったのだが、ジュノーを先頭に配置換えしたらほとんど負けなくなってしまった。それくらい、主力キャラを守ることには大きな意味がある。

対策②雪風様なのだ：主力艦の被ダメージを減らしつつ回復までしてしまうずるいスキルで守ってもらう。対策というか、現環境で雪風なしでやるなどよっぽどのマゾヒストではないだろうか（私はマゾヒストではないが、チャパエフは好き）。

対策③天城：主力艦隊の回避率を１０％上昇させるずるいスキルで守ってもらう。味方全体の防御性能でいまだに天城越えできるキャラはおらず、どれほど凄まじい存在かよく分かる。病弱キャラは相手を油断させるための策略だと勘ぐってしまうが……？

対策④VH装甲鋼板：耐久を上げたり、中装甲を重装甲に変えたり、重装甲キャラの受ける砲撃ダメージを減らしたりできるミラクル防御装置。駿河イベントで貰えた。自身の耐久値が足りていない天城にもってこいの設備である。ここまでくると、自分で戦いたくない駿河が天城を酷使させるために指揮官にプレゼントしたとしか思えない。他に、飛龍に持たせている人もいると聞く。自分はフォーミダブルに装備させている。フォーミダブルはもともと重装甲なのと、ダメージカットスキルが常に発動しているため、けっこう受け切れてしまう。

対策⑤高耐久キャラ：といっても、天城に頼らずウォスパをまともに受け切れるのは今のところFDGくらいである。強キャラが出現すると強キャラしか活躍できなくなるという悪夢のようなスパイラルだが、強キャラがたくさん増えれば問題解決である。だから運営は、早くグラーフ・ツェッペリンを強化しなさい。

対策⑥飛龍：もう最強格ではなくなってしまったものの、まだまだやれる問題児。「ウォスパとか飛龍入れとけば余裕－」みたいに言っている人がいるが、実は適切に運用しないと効果が薄い。ちゃんと説明すると、ロイヤル戦艦（ウォスパと連携できないキング・ジョージは除く）がウォスパ以外にもいるならわざと飛龍を狙わせ、ロイヤル戦艦がウォスパだけなら飛龍以外を狙わせる。前者はスキル「飛龍ハ健在ナリ」の無敵を活かして攻撃を吸いまくることで他のキャラを守る作戦で、後者は相手の前衛を倒した後に「飛龍ハ健在ナリ」の追加攻撃で主力艦隊に手痛いダメージを与える作戦だ。じゃあ、ウォスパ＋FDGみたいなときはどうするかというと、私は飛龍マスターではないので答えられない。心優しい飛龍使い（「明るい色のカラス」並みに矛盾しているが）に訊いてください。

対策⑦リシュリュー：書き忘れていたので慌てて付け足し。ウォスパ対策で大事なのは主力の一人目を突破されないことなので、デバフ付き弾幕で主力の攻撃力を削ぐことのできるこのお方も有効。最速主砲なら虹砲ウォスパの初回砲撃までにデバフをかけるチャンスが２回あるはずなので、高確率で攻撃力を落とせる。とはいえ、天城ほどの確実さはない。

とまあ、具体的に挙げるといくつも対策法が存在するのだが、このうちのどれかをすれば簡単に倒せるわけではなく、複数を組み合わせることによってはじめて有利がとれるのだ。

今日は記事を書きすぎたのでここで終了である。