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占術について2            茶道って、宇宙創造の再現?!

先週、(社)歩々佳風さんによる茶道文化ワークショップを、京都老舗旅館、三木半旅館にて開催させていただきました。

テーマは、「一座建立の茶会を創る」
茶の湯のもてなしは、これ以上のもてなしの方法はない、と言われるほど洗練されたものです。一碗のお茶を差し上げる為に、部屋のしつらえや季節の花、香を始め、もてなす目的に合わせ趣向を凝らし、ともに満ち足りた充足感と心の豊かさを味わいます。
茶道は、一碗のお茶を通じて亭主と客とが交わる場を心地よく、互いが心を通わせられるよう、500年近くもの永い間をかけて磨き上げられてきました。今回のワークショップでは、ご参加者3チームにわけ、それぞれ自ら茶会を組み立て、場を設ける経験をしていただきました。

茶室は陰陽五行思想に基づいて構築され、茶室は大宇宙を凝縮した小宇宙であるとも言われています。

湯相を整えるのはホストですが、客もそのために心入れすることが大切だそうで、茶席は全員で一期一会な心地よいミニ宇宙創造を再現するものという見方もできそうです。

陰陽五行、木火土金水、すべてが等しく価値をもつものですが、東洋ではこれから陽の気が満ちていくという気勢で縁起をかつぐのか、四寅剣(寅の年、寅の月、寅の日、寅の時間につくられた剣は最強といういわれ)のように、寅卯辰の木気、方角でいえば、東を、勢いのあるものとして重視しているようです。
うだつがあがるのうだつは卯辰でやはり木気です。

亭主の補佐をするMCのような存在を半東といいますが、講師の先生が「東宮御所というように東は偉い人の意味があります。半東さんは亭主についてナンバー2だから半東」と言われました。

なるほどな~とひとり合点がいっていました。

占術について3へ続く






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