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4CペガサStar調整録

皆さんこんにちは。
Merry-Riceです。

本記事に興味を持って下さりありがとうございます。

本記事では最近愛用している
『4Cペガサstar』の解説とその構築に至るまでの調整の過程を記録として残しておこうと思います。

全文無料となっております。暇つぶしとしてお読み頂けると幸いです。
投げ銭方式になっておりますので投げて下さると泣いて喜びます。


2024/4/27 追記
前回の更新から現在までの過程を追加しました。

2022/12/18 追記
カツカイザー搭載型、最新型の項目を追加しました。

2022/10/7 追記
GP使用構築の解説とテクニック集、プレイング解説を追加しました。

2022/10/5 追記
VDuelCSでのフィーチャーマッチのアーカイブを追加しました。実際に対戦している様子をご覧頂けます。
デッキの回し方や動きがピンと来ない方は特に必見です。






【初めに】


以前からクリーチャーを連鎖させて殴るミッドレンジ系デッキが好きでした。昔は《サイバー・G・ホーガン》を主軸にしたデッキを愛用していた時代もあります。
そんな私が最近興味を惹かれていたのがこのカード


Cipパクる能力はどこから出てきたの・・・

《アアルカイト〈ペガサ.Star〉》

■スター進化:レクスターズ、水のクリーチャー、または自然のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化ではないクリーチャーなら出し、それ以外なら手札に加える。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のクリーチャー1体の、そのクリーチャーが出ることによってトリガーする能力を使ってもよい。

味方の踏み倒し&味方のcip能力使い回しという唯一無二の能力を持ったカードを主軸にしたデッキを作りたいと考えました。

ペガサstarの構築を考えた時、最も手軽な進化元だと考えたのはこのカード


《王来英雄 モモキングRX》

■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、手札を1枚捨て、カードを2枚引く。その後、このクリーチャーから進化できるコスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの上に置いてもよい。
■シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、このターン、このクリーチャーがバトルに勝つたびアンタップする。


進化先踏み倒し能力と進化パワーによる複数回攻撃がペガサstarと相性抜群で、3→5のムーヴでコンボが起動出来る点に魅力を感じました。
実際、既知の構築でもこのカードをメインの進化元として運用している構築を見かけ、実際に私も試してみましたが以下の点が気になりました。

①捲り効果のバリュー担保が困難
モモキングRXは非常に強力なカードですが、その性能を保証しているのはデッキ内の進化クリーチャーや各種革命チェンジ先と考えています。
しかし、ペガサstarは進化クリーチャーを踏み倒す事が出来ず、《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の持つファイナル革命能力はコピーして使用出来ません。

よって、モモキングRXのカードパワーを落とさない構築にすると必然的にペガサstarのカードパワーが上がりにくい状況になります。

2→4の動きであらかじめ場にクリーチャーを撒いておき、RX着地からコンボを始動する選択肢もありますが、その場合はコピー出来る能力にややパワー不足感があり、コンボ成功の為の手札要求値も高くなってしまいます。


②デドダムとの色の嚙み合わせが良くない
個人的には、《天災 デドダム》を採用した構築にしたいと考えていました。
デドダムは山を複数枚掘れる為、コンボに必要なパーツを各種ゾーンに用意出来、ペガサstarの進化元になり、非常に優秀な初動になるからです。
その場合、基本的にアナカラー(闇・水・自然)の構築になりますがその際にモモキングRXの赤も採用するとなると、構築難易度が跳ね上がると感じました。


上記の2点の理由から、進化元をモモキングRX以外の何かに据えた構築を考える事にしました。その結果、先駆者様方の構築を参考に、このカードが進化元兼コンボの起点として優れていると考えました。


《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》
■マッハファイター
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時あるいは自分が名前に《トラップ》とある呪文を唱えた時、自然のコスト6以下のクリーチャーを1体、自分の手札またはマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
■T・ブレイカー


モモキングRXと同様に進化先踏み倒しが出来、デドダムの色を阻害せず受け札にもなり、ペガサstarで捲れた場合もそれなりに強いこのカードこそペガサstarの進化元にふさわしいと感じました。
既知の構築よりもゴデンジャーから進化する事に特化し、モモキングRXよりもやや重いこのカードをどうやって早期に場に出せるかを考え、以下のディスタスゲート型を考案しました。


調整録

【ディスタスゲート型】


ゴデンジャーを早期に場に出せるカードの中で最も強いと感じたのはこのカード

ゴデンジャー・チョイス パッケージを発見した人は神

《Disアイ・チョイス》
■ブロッカー
■スレイヤー
■このクリーチャーが出た時、「S・トリガー」を持つカードを1枚、自分のマナゾーンからコストを支払わずに使ってもよい。

能力でマナゾーンにあるゴデンジャーを召喚する事が出来、ペガサstarで捲っても能力をコピーしても強い、都合が良過ぎるカード。特にゴデンジャーとの相性が良く、このパッケージを考案した先駆者様は偉大過ぎる。

 
では、チョイスを安定して出せる基盤はどのような形がベストだろうか。


同様にチョイスをコンボの起点としているデッキは……

そう、MDWである。

という事でMDWの基盤を参考に構築を考えてみた。

ディスタスゲートからチョイスを場に出し、チョイス効果でゴデンジャー→ペガサstarを出すコンセプトにしてみた。


さて、まだまだ枠に余裕があるが何を入れようか…


折角ディスタスゲートを採用しているならもう1種くらい強いディスタスを採用してみたい


他に強いディスタスと言えばこいつか

ディスタスゲートから出る生き物としてはかなり強いスペックを持ち、ペガサstarで出ても能力をコピーしても強く進化元にもなれる。



ヒャクメを入れるなら大型のディスペクターも入れたいなぁ


出来ればペガサstarで捲った時の当たりになり得て尚且つ盤面展開の補助が出来てペガサstarの進化元にもなりそうなやつ



そんな都合のいいカード、ある訳ないやろ……




《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》

■EXライフ
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中からコストの合計が9以下になるよう、多色クリーチャーを好きな数選び、出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。


あったわ。



ペガサstarから捲れても強く、捲れた後もペガサstarで盤面展開を後押し出来、進化元にもなれる。
ギュカウツ単体からペガサstarを踏み倒してコンボの起動も出来る。
めちゃくちゃ相性がいいじゃないか(困惑)


という事でヒャクメ、ギュカウツを入れて細かい部分を調整したリストがこちら


中盤のリソース確保の為にエスカルデンを、殴る時の封殺要員としてドルファディロムも採用


最速4tで気持ち悪いくらい盤面展開が出来る楽しいデッキに仕上がった!


しばらくこの構築で回していたある日



友人「それってキリュージルヴェスは入らないの?」



《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「スレイヤー」を与える。そのターン中、それらのクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。



むしろ何故今まで入れていなかったのか



キリューのお陰で即死打点を生成する事が可能になった。

キリューは体感的に2枚は欲しかったが、殿堂の為1枚しか入れれず、苦肉の策で似た役割を持つエニクアークを採用

 
キリュー、そろそろ殿堂から帰ってきてもいいんじゃね?帰ってきてもそんなやばいカードじゃないやろ


 そう思っていた矢先………













いやいやいやいや都合良過ぎるでしょ




↑の構築を組んで1週間も経ってないよ!??


という訳でディスタスゲート型がひとまずこれで完成した

その他細かい変更点として、初動の枠に極楽鳥を採用。ペガサstarで捲れてもハズレにならず半永久的にブーストが可能に。
また、カンゼン邪器のお陰で一旦溜めるプランを採れるようになった。

この構築でしばらく回していて課題を感じ、次のツインパクト型へ続きます。



【ツインパクト型】


上記のディスタスゲート型を回して感じた課題がこちら

①多色が多過ぎる
単色が15枚しかなく、3→5のムーヴが出来ない時もそこそこの頻度で発生した。

②手札要求値が高い
3→5ディスタスゲート→チョイス→ゴデンジャー→ペガサstarをコンセプトにしているが、4t目に上記のパーツ全てが揃っている場面は多い訳ではなく、結局パーツを揃えるためにマナを伸ばしたり待ったりする場面もあった。


また、2→4→6 でチョイスやヒャクメを投げるプランの方が安定している場合が多く、結局6マナからコンボを起動した方が安定しているのではないかと考えた


とは言え、2→4→6 を安定して実現する為にはブーストカードをそれなりの枚数採用する必要があり、ペガサstarのデッキパワーが下がってしまう。

そこでフェアリーミラクルの様に3→6 でマナを増やせるカードに着目した。

しかしミラクルは構築難易度がさらに跳ね上がるし、フェアリークリスタルはそもそも無理だしでなかなか候補が見つからない


そんな中着目したのはこのカード

《魂フエミドロ》
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがツインパクトカードなら、自分の山札の上からもう1枚、マナゾーンに置く。


ゴデンジャーが元々ツインパクトだし、ツインパクト軸なら組めそう

という事で調整したのが以下のリスト


新しい初動としてミノガミを採用

《全虹帝 ミノガミ / ハザード・パクト》

■マッハファイター
■このクリーチャーが出た時、ツインパクトカードを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンにあるツインパクトカードの枚数よりコストの小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。


■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがツインパクトカードなら、カードを1枚引く。

手札が減らない初動として運用出来、クリーチャー面はメタクリ除去と盤面展開が可能に

また、ヒャクメが抜けた代わりにギュカウツを踏み倒せるツインパクトとしてジャッキーを採用

受け札兼黒単色として龍頭星雲人を採用
ハンデスでテンポを取って溜めるプランを採りやすくなった


このリストを使用してVDuelCSに出場した時のアーカイブがこちら(動画中 58:36〜)

第221回 VDuelCS 3回戦


こちらの構築をしばらく回し、また課題を感じたので次の現行型へ続きます。




【アポロ特化型】


ツインパクト型を回していて感じた課題がこちら

①3→6の成功率がやや低い
ツインパクトカードを21枚採用しているが、それでも魂フエミドロから3→6出来る確率はそこまで高くなく、失敗する事もそれなりにあった。

②構築難易度が高い
ツインパクトを増やさないといけない制約上、採用出来るカードの幅が非常に狭く、今後の改良が非常に難しい点が目立った。


これらの課題を受け、ツインパクト軸をやめて普通にチョイスを手札から投げる構築にしてみた

アポロ特化型

3→5でエスカルデンorカツキングからパーツを揃え、6チョイスorジャッキーからコンボを起動する構築にした。

アポロ系統を意識してガイアッシュを採用。
盾でアポロを受けた返しにガイアッシュを出す事で相手の動きを止めることも可能に。
また、龍頭星雲人がガイアッシュでコスト軽減される為アポロに対して強烈なカウンターを喰らわせる事も可能となった。


これとほぼ同じリストを使用してVDuelCSに出場した時のアーカイブがこちら(動画中 1:01:15〜)

第224回 VDuelCS 3回戦


余談だが先日のDRSKカラー杯でこのリストを使用して入賞まであと一歩の所まで到達した。


【ハンデス特化型】


ハンデス特化型

こちらはアナカラーハンデスに寄せた構築。
パウアーを採用する事でハンデス系統に強くなり、コンボ成功率を落とさないようにしてみた。
パウアーはペガサstarで捲れても最低限の仕事をこなし、進化元にもなれる為ハンデス以外の対面でもそこそこ役に立つのが強み。


このリストを使用してVDuelCSに出場した時のアーカイブがこちら(動画中 1:23〜)

第228回 VDuelCS 1回戦



余談だがこの構築もしくはほぼ同じ構築で先日の群馬CS ベスト8、VDuelCSでも複数回入賞した


これらの経験を経て、次のGP使用構築へ続きます。



【DMGP 2022 使用型】


GP直前はアナカラーハンデスが最大母数だったと認識していました。

また、GPの特性上複数回ラウンドを戦う為、体力保持の為にアポロ系統を使用する選手も多いと予想。
そこでアナカラーハンデスと赤緑アポロの2つのデッキを意識してリストを調整した。

調整したリストがこちら

3→5でパーツを確保し、6チョイスorジャッキーからコンボを起動。あわよくば2→4→6の上振れムーヴも出来るように2コストブーストも採用。

先述のハンデス特化型で赤緑アポロと複数回対戦した結果、8割くらいの確率で盾でアポロそのものを受けることは可能だが、ランデスがキツくその後の立て直しが出来ず負けるパターンが多かった。

そこで受け札としてトーチ=トートロットを採用。
アポロを選ばずに安全に処理する事が可能となった。
少なくとも盾に1枚以上埋まる確率は43%しかないがそれ以外は割り切りとした。

アナカラーグラスパーの様に魔王の傲慢も採用候補だったが、デッキコンセプト上ペガサstarのハズレを増やしたくなかった為不採用。

また、アナカラーハンデス対面でよくある負けパターンとして相手のオニカマスを処理出来ないままジャオウガに突っ込まれる事があった。
トートロットなら相手のオニカマスを処理する事も可能になり、負け筋を1つ潰せるようになった。

また、トートロットは基本的にチョイスから場に出す為、元々闇のクリーチャーが1体居ればシヴィルカウントを達成出来る為、意外と達成頻度は高かった。


└DMGP 2022 使用リスト 解説


改めてDMGP2022 day2で使用したリストはこちら


初動枠
《ジャスミンの地版》4枚
《天災 デドダム》4枚
《豊潤フォージュン》2枚
3→5の動きを想定している構築なので初動枠は10枚とした。3ターン目までに少なくとも1枚引ける確率は先攻 89%、後攻 92%。
GPの予選 9ラウンド中約8試合は初動を3ターン目までに引ける計算になる。
上振れた時に2→4→6の動きを採れる為、3ターン目に多色をマナに逃がしつつブーストを行える為
2コストの初動も採用した。
ジャスミンの地版はペガサstarの進化元として場に残り続ける点、後述のアタックキャンセルを可能に出来る点を評価して採用。
他の初動枠はアナカラーハンデス対面とデッキの安定性を考慮して手札が減らないカードを採用した。

《龍罠 エスカルデン/マスクカルゴ・トラップ》3枚中盤のリソース源として採用。3→5でしっかりとコンボパーツとマナを用意出来る。
このデッキはアイチョイスが展開の要となっているが、このカードの下面は相手のメタクリを退かしつつ、マナからアイチョイスを出せる為、5枚目以降のアイチョイスとしても運用可能。
「トラップ」の名称を持っており、ゴデンジャーの能力も起動出来る為、ロングゲームにも強い点も評価。
出来れば4枚採用したかったが受け札に枠を譲った為3枚採用。

《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》2枚
このデッキではメタクリ処理とリソース確保、受け札の役割で採用。コンボが起動してクリーチャーを連鎖させた際、山札を掘ってキリューを探しに行ける点も評価。
革命チェンジ先を採用しておらず、あくまでコンボパーツ兼受け札としての役割しか持っていないので2枚。
相手目線だと革命チェンジ先を抱えられていた場合、負けに大きく近づくので優先的に除去される為他のクリーチャーの囮役にもなる。

《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》2枚
ペガサstarやギュカウツで展開した打点を即死打点に変換するコンボパーツ。場に出た時に能力を付与するのでその後除去されても問題がない点も評価。破壊時にマナに移動する効果がある為、マナに行った生き物をゴデンジャーで使い回すプランもある。
手札に来た時が非常に弱く、構築や対面によっては溜めるプランも採りやすい為減らしたいカードではある。しかし、青魔導具やゼーロベン、シヴァンリンネ等の不利対面にワンチャンスを作る為増量。
ゲーム中に1枚見えれば良いため2枚の採用とした。

《アアルカイト 〈ペガサ.Star〉》3枚
《Disアイ・チョイス》4枚
《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》4枚
《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》3枚
核となるコンボパーツ。アイチョイスの「使う」効果はクリーチャーの場合召喚扱いなのでオニカマスに引っかからない点に注意。
ペガサstarは6マナ目に素出しするのではなく、連鎖の最後に出して展開を更に後押しする役割の為3枚。
ゴデンジャーの効果は「トラップ」名称の呪文を唱えた時にも発動する事を念頭に置いておきましょう。

受け札枠
《戦武の無限皇 ジャッキー/「俺たちの夢は終わらねぇ!」》3枚
《悪灯 トーチ=トートロット》4枚
ギュカウツをアイチョイスから起動出来る為採用。ジャッキーは青魔導具対面での回答にもなる。盾から来たジャッキーを有効牌にする為にも初手のギュカウツは安直にマナに置かないようにしよう。
トートロットはアポロを安全に処理する為、アナカラーハンデス対面でオニカマスを処理して負け筋を潰す為に採用。このデッキに不足しがちな黒を持つ単色トリガーなのも評価。

メタ枠
《貝獣 パウアー》2枚
アナカラーハンデス対面を意識して採用。
コンボの特性上、手札を消費する為ハンデスされると負けに直結するので注意。
デドダムに絡む単色カードで、ペガサstarで捲れても最低限仕事をし、ペガサstarの進化元にもなる為無駄が少ない。


└DMGP 2022 使用リスト プレイング解説



・全般
早期に殴ってくる赤緑アポロ、赤黒邪王門、4C邪王門、赤単対面の時、盾のジャッキーを有効牌にする為にアウトレイジはマナに置かずにキープしましょう。相手のマナ置きを見て対面のデッキを判断し、殴ってこなさそうならアウトレイジをマナに置きます。先攻初手でギュカウツをマナに置くと負けに直結する場合が多々あります。

・赤緑アポロ
盾ゲーです。ギュカウツ、カツキングをハンドキープしながらなるべくマナを伸ばします。
受け札が13枚あるので9割近い確率でアポロの凸は耐えられます。耐えた後はなるべくブロッカーを並べながらスマッポンをケアして殴ります。

・アナカラーハンデス(アナカラージャオウガ)
初手にパウアーがある場合は強気にブーストを撃ちます。パウアーがない場合、デドダムと豊潤フォージュンを使ってマナを伸ばし、カツキングorエスカルデンの着地を目指します。
最近のアナハンはメタクリを立てる方面に構築が寄っており、以前よりもハンデスが薄くなっている傾向があります。また、ベララーが抜けている傾向も強く、手札が0になってもこちらが詰みにくくなっています。
相手の場にいるオニカマスは放置するとジャオウガを出されてほぼ詰みになってしまうので積極的に処理しましょう。


└DMGP 2022 使用リスト テクニック集



・攻撃キャンセル
アイチョイスから盤面展開し、一旦溜めるプランを採りたいがもう少し盤面を増やしたい時に有効。
ジャスミンの地版から進化したペガサstarで攻撃する時、ギュカウツやゴデンジャーの効果を使用してカツキングを場に出し、攻撃中のペガサstarをバウンスすると下がタマシードの為そのまま攻撃キャンセルとなり、相手の盾を割らずに盤面を増やす事が可能です。
たまに使うテクニックなので覚えておいて損は無いと思います。

・ゴデンジャー効果の割り増し
場にゴデンジャーが2体以上いる状態でアイチョイスを場に出した時、マナにあるゴデンジャーはクリーチャー面ではなく呪文面として使う選択肢もあります。
場にいるゴデンジャーの効果が複数回起動する為、マナのゴデンジャーをクリーチャー面で出すよりもゴデンジャー効果を余分に使用する事が出来ます。余分に増えたゴデンジャー効果でカツキングorデドダムを場に出し、山札を掘る事でより確実にキリュージルヴェスにアクセスする事が可能です。
こちらのテクニックもたまに使うので覚えておきましょう。

という事で不安だらけのままDMGP2022 day2に臨んだ。戦績は以下の通り。

└DMGP 2022 での戦績


1回戦 4C邪王門 後攻 〇
相手デドダムスタート。こちらはジャスミンスタート。こちらが一旦ペガサstarを出して溜めるプランを採り、次のターンにチョイス→ゴデンジャー→チョイス→ゴデンジャー→デドダム→ペガサstar攻撃時ゴデンジャー効果でキリューで凸。
トリガーはなく邪王門2枚からのカツキング2枚と槍1枚を貫通して勝ち。
相手はキリューのスレイヤー付与に気を取られて邪王門のバトル効果を忘れていた模様。助かった。

2回戦 赤単 先攻 〇
相手1tブルースガー2tカンゴクスタート。こちらはジャスミン→デドダムスタート。
相手の3t目、ソニック→我我我→轟轟轟のクソ強ムーヴ。
轟轟轟2点で盾からナチュラルトラップとカツキングがトリガー。轟轟轟をマナ送り、ブルースガーをバウンス。我我我の2点でジャッキーがトリガー。
手札からギュカウツが着地して盤面を処理して勝ち。

3回戦 白緑巨大天門 後攻 〇
相手巨大設計図スタート。こちらデドダムスタート。
中盤に相手がエモーショナル召喚。対象宣言に長考される。
※こちらは場0、マナゾーンはゴデンジャー、トートロット、ブーストしかなかったので迷うのも無理はない。

悩んだ末に相手ゴデンジャーを宣言。
返しのターンにジャッキーマナ埋めからチョイス→終わらねぇ→ギュカウツ→エモーショナルとバトル→大量展開で勝ち。

4回戦 青白ライオネル 先攻 〇
こちら2→4→6スタート。ペガサstarの上にペガサstarを重ねてジョーカーズのメモリーをケアしながら盾に凸。スロットンのメモリー→ライオネル→ジョーカーズで盤面を返されるがペガサstarは死守。
その後相手のMAXザジョニーを処理しつつ膠着状態に。最終的に相手の盾が10枚くらいあり、盾の中にクリックが埋まっている事に掛けて相手のLOを待つプランを採り場にブロッカーを並べる。
時間切れとなり、お相手が投了し勝ち。


5回戦 4C邪王門 後攻 ×
こちら3→5スタート。相手はデドダム→デドダムスタート。相手のマナにRXが見えたのでドギラゴン型と判断。マナに必要パーツが不足していた為ペガサstarを場に出し盾を割らずにターンを返す。相手のターンにジャオウガから展開されミラダンテが降ってきた。返しの手札にマクスカルゴトラップがなく盤面を返せずに負け。


6回戦 青黒ゼーロベン 後攻 ×
序盤の動きは忘れた。相手はそこそこ事故っていたらしく、デドダムやアツトでパーツを掘っている。こちらはカツキングで盤面を処理。
こちらゴデンジャー→ペガサス→キリューと盤面展開したが流石にジャスキルは通らないと判断してターンを返す。(手札に秩序の意志があったので判断は合っていた)

返しの相手のターンにループに入りかけるがゼーロが盾に3埋まりしていたらしくターンが帰ってきた。
しかしながらこちらも何も出来ず次の相手のターンで時間切れに。 
最終的に相手が盾を殴るしかなくなり、場のブラックビッグバン2体をトリガーで処理出来ればLOで勝ちの状況でトリガー1枚しか出ず負け。


7回戦 トリーヴァギャラクシールド 先 〇
相手のマナ埋めが銀河MAX→カースブレイカー→緑
こちらは順当に246で動く。打点が揃ったのでチョイス→ゴデンジャー→ペガサstarから展開して殴り勝ち。


8回戦 赤黒邪王門 先 ×
こちら246のムーヴ。相手はカンゴク→スプーン。
こちら終わらねぇ→ギュカウツでカンゴクを処理。
しかしトップ4枚に多色クリーチャーがおらずハズレ。その後相手は秩序の意志でギュカウツを封印。
相手の盾2、こちらの盤面ギュカウツ(封印)、チョイス×2、デドダム、トートロット。
邪王門が1〜2枚、槍、バサラも考慮してもう+1〜2打点欲しいと判断してターンを返す。
デドダム、ペガサstar、チョイス、ゴデンジャー、エスカルデンのどれを引いても殴りに行ける状況で2ターン回答を引けず負け。




という事で惜しくも完走出来ず5-3で終了。

最初の構築を組んでから約3ヶ月、多くの方の協力を得て紆余曲折を経てここまで到達する事が出来ました。
残念ながらGPにて入賞は出来ませんでしたが、前例のない未知の分野を試行錯誤しながら開拓し、非常に楽しく刺激的な体験をする事が出来ました。

GPではテキスト確認を複数回され、
「お前、そのデッキでここ(全勝卓)に居るの……!?」みたいな視線も感じました。

特に構築について助言を下さったベータさん(@wa2saekano)、むーさん(@1poke1oersted)、ウィンター君(@_Last_Avatar)、じゃーまん君(@germanasterisk)

調整に協力してくれたもるたん(@DMYP555)、星さん(@Arabesques_17)、雨幹君(@am20200617)

調整の場を提供して下さったらふぁにぃさん(@sinkia_rafa)

そしてマリモフ村の皆さん

本当にありがとうございました!

これからもまだ見ぬ面白デッキを探して頑張っていきます。


【カツカイザー搭載型】


DMGP 2022 の激闘から約1ヶ月。
10/29に DM22-EX1 デュエル・マスターズTCG 黄金戦略!!デュエキングMAX 2022 が発売された。

このパックの中で一際目を惹かれるカードがあった。

《熱血大帝 カツカイザー》

筆者は発売日に真っ先に4枚確保しました。このスペックで光ってないのマジ……!?

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そうしたら、その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■このクリーチャーが破壊された時、コスト8以下のアウトレイジを1体、自分の手札から出してもよい。

破壊された時、手札からギュカウツを踏み倒す事が出来る新規アウトレイジ。今まで6コスト必要だった踏み倒しが5コストで良くなり、条件次第では3→5でギュカウツを着地させる事も可能になった。

という事でカツカイザーを投入した構築を考案した。


3→5でカツカイザーからギュカウツを出せるようにはなったが、4t目に相手の場にパワー4000以上のクリーチャーが居るとは限らない。
そこで、3→5でしっかりとハンドリソースを整え、5t目にカツカイザーorチョイスからコンボを起動出来る構築を目指した。

《ストリーミング・Re:チューター》

CSでは何回もテキスト確認されました


■G・ストライク
■自分の山札の上から5枚を表向きにする。その中から、火のカードと自然のカードをすべて手札に加え、残りを墓地に置く。

コンボの特性上、コンボパーツを手札に抱える必要がある為、ハンドリソースをしっかりと伸ばす事は非常に重要となる。

この構築で拾えないカードは6枚のみ。
先手3→5でキャストした時に回収出来る枚数の期待値は4.03枚。十分なスペックを持ったドローソースと言える。

また、GP使用型から初動の枚数を9→11枚に変更。より安定して3→5のムーヴを取れるようになった。

新規の初動として《Disメイデン》を採用。

《Disメイデン》


■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚マナゾーンに
置く。
■各ターン、自分がはじめて多色カードを自分のマナゾーンに置いた時、そのカードをアンタップする。

各ターンに初めてマナに置いた多色カードをアンタップ出来る。この構築はギュカウツの効果をある程度保証する為に多色カードをかなり多く採用しているかま、この効果のお陰で事故率を軽減出来る。

更にコスト3の多色クリーチャーである為、ギュカウツからペガサstarとセットで出せて進化も出来る。非常に使い勝手が良かった。

これとほぼ同じリストを使用して先日のVDuelCSで4位に入賞した。

その時のアーカイブがこちら

11/15 第255回 VDuelCS 4回戦(動画中01:26:01〜)


【カツカイザー搭載型2】

上記のカツカイザー搭載型の構築を回しながら11月下旬に突入。
環境では赤単我我我や青魔導具が増え、課題点がいくつか見られた。

・受け札が少ない
赤単対面において、このデッキの主な勝ち筋は盾からカツカイザーを踏ませてギュカウツを着地させる事である。ナチュラルトラップやカツキング、Gストライクを1枚踏ませた所で相手の打点は止まらないので有効な受け札は実質4枚しかない。現状ではカツカイザーは盾に43%しか埋まらず、それがそのまま赤単への勝率に直結している。

・青魔導具に対して有効なカードがほぼない
元々不利対面なので仕方がない部分も多いが、テンポを取れるカードが少しは欲しい。

上記2点を踏まえ、以下の構築を考案した。



・Disメイデンの増量
Disメイデンはブロッカーを持っている為、赤単対面で先攻3t目に立てられれば大きくテンポを取る事が出来、カツカイザー素出しも狙える為非常に強かった。また、手札の多色事故を軽減して安定性を底上げする為増量。
この構築における優先度はDisメイデン>デドダムである為、デドダムの枠を1枠こちらに譲った。

・ジャッキー、パワーロビンの増量
ジャッキーを追加する事で赤単対面への有効トリガーを増量。また、ジャッキーの上面は青魔導具にも刺さる為先攻を取れた時にワンチャンスが生まれた。

アウトレイジを発射出来るカードの増量に伴い、発射するアウトレイジも増量。

《終絶電融 パワーロビン》

多人数戦でも大活躍

■EXライフ
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーが出た時、または自分が呪文を唱えた時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
▶カードを1枚引く。

メイプル-1のササゲールで早期着地も狙え、相手のメタクリ除去やドローでキリューを探す動きも可能になった。
基本的にクリーチャーを複数体並べるデッキである為、1ターン生き残ると凄まじいアドバンテージを叩き出す。

これとほぼ同じリストを使用して先日のVDuelCSではベスト8と4位にそれぞれ入賞した。


【カツカイザー搭載型3】

先述の環境からアナカラージャオウガが増えてきた為、構築を少し変更。
アナカラージャオウガを意識してパウアー、バフォロメアを追加。
パウアーをハンドに抱え、ジャオウガが突っ込んできても盾からギュカウツを飛ばして逆転を狙える構築にした。


この構築で遂にVDuelCSで優勝を果たした。

その時のアーカイブがこちら
1/4 第275回 VDuelCS 5回戦(動画中02:03:19〜)
                                    準決勝(動画中03:36:10〜)
                                    決勝(動画中03:58:10〜)


ここから約半年間は調整がストップしました。



ちゃんと「ごめんなさい」が言える大人でありたいですね。



【爆発力重視型】

サガ期間が明け、通常環境に復帰した。
この間に登場した新カードの中で特に注目したのがこの2枚。


《飛翔龍 5000VT》
■このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。


《五番龍 レイクポーチャー ParZero》
■ブロッカー
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から6枚を見る。その中の2枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、自分の手札を1枚、相手に見せてもよい。そうしたら、その見せたカードと同じコストの相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。


レイクポーチャーのお陰でコンボパーツを揃えやすくなり、5000VTのお陰で盤面処理が簡単になった。

特に5000VTはアウトレイジなので相手ターン中にジャッキーやカツカイザーから飛ばす事が出来る点が非常に強く、このデッキの大きなセールスポイントの1つとなった。

また、どちらもジャストダイバーを持っている為、ペガサstarでジャストダイバーをコピーしながら攻撃する動きもそれなりに強力であった。

これらを採用した構築がこちら。

爆発力増強の為、アルカクラウンも採用。

《天罪堕将 アルカクラウン》

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト7以下の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーをそれぞれ1体ずつ選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。


この頃の構築から、「マナカーブ的に安定して動く事」ではなく「コンボが起動した時にきっちりと勝ち切れる事」を意識するようになった。

安定して動けたとしてもその先の動きが弱ければ意味がなく、コンボを起動出来た時にしっかりと勝ちまで持って行ける構築にした方が、
コンボ成功率と勝率を限りなく近く出来てトータルとして勝率が上がるのではないかと考えるようになった。

そういう意味で今回の構築は自分の中で大きな転換点となった。

このリストを使用して先日のVDuelCSでベスト8に入賞した。

その時のアーカイブがこちら
10/2 第397回 VDuelCS 5回戦(動画中01:54:19〜)



【DMGP 2023 2nd 使用型】

リストは以下の通り。

先程のリストから、out カツカイザー in ジャッキー、out レイクポーチャー in VTに調整して臨んだ。

これまでと同じくアナカラージャオウガを意識しているが、《同期の妖精》のせいでカツカイザーが有効トリガーとして機能しにくくなっているのでジャッキーを増量。

また、アナカラージャオウガやその他のデッキに広く刺さる《飛翔龍 5000VT》を増量した。

戦績は以下の通り。
予選 4-3で本戦出場には届かなかった。

不戦勝 〇
デアリアビス 先 〇
アナジャオウガ 後 ×
4cドラゴン 後 〇
4cゴッド 先 〇
アナジャオウガ 後 ×
青黒魔導具 後 ×


また、ほぼ同じリストを使用してWingCSでベスト16に入賞した。



【ルピアターン型】

エキサイティング・デュエパデッキの発売で期待の新カードが登場した。


《友情地龍 ルピア・ターン》
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから山札の上に置く。

このカードの登場で
・コンボパーツを山上に逃がしてハンデスを回避
・トップの積み込み

が可能になった。特に、ギュカウツからルピアターン+ペガサstarが捲れた時やペガサstarでギュカウツ効果を使用する時に任意のマナのカードを踏み倒す事が可能になった。

これにより、ギュカウツ効果使用時のペガサstarが「当たり」としてカウント出来るようになり、序盤にマナに落ちた大型獣(ギュカウツ、ドルファ等)を場に出すことが出来るようになった。

また、キリューの枠にも新カードが登場した。


《頂上龍覇 サソリス2nd / 「ナチュラル、タイマン!」》
■このクリーチャーが出た時、このターン、自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「スレイヤー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない。「スレイヤー」を持つクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)

■S・トリガー
■クリーチャーを1体選ぶ。自分のシールドが1つもなければ、クリーチャーを好きな数選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、選ばれたクリーチャーのパワーは+4000され、プレイヤーを攻撃できない。

キリューと比べて破壊時にマナ送りにならないものの、下面の呪文が非常に強力であり、青黒コンプ対面で相手のコンプレックスを止めたり、アグロ系対面で盾から踏ませることで相手のプランを崩すことが可能となった。

こうして調整したリストがこちら。

黒緑アビスのハンデスを回避する為にルピアターンを、赤青マジックや青黒コンプへの勝率を上げるために九番目の旧王を採用している。

なお、フィオナアカシックは割り切った。

上記のリストを使用して先日の超flatCS チーム戦でベスト64、個人成績 7-1 を記録した。
チームを組んでくれたウィンターさん(@_Last_Avatar)、紫炎さん(@JP8pPTKPatRiomZ)ありがとうございました!


余談だがその日はユーザー出展で日焼けカードの展示をするつもりだったが、予定よりも勝ち残ってしまったので展示が大幅に遅れた。

チームメイトには「(勝ち残らせて)展示させないからな」と言われました



【ブレインスラッシュ型】

ギュカウツはこのデッキにとって欠かすことの出来ないコンボパーツだと認識しているが、その踏み倒し手段の使い勝手に少し疑問を感じていた。

カツカイザーは早期踏み倒しが狙えるものの、コンボ成功は相手依存であり、相手の場に同期の妖精が居ると機能しなくなる。

ジャッキーは呪文封殺さえなければほぼ妨害されずにギュカウツを発射出来るが、カード単体としては弱く、多色カードであるにも関わらずギュカウツから踏み倒しが出来ない。

これら2種以外の踏み倒し手段を模索した結果、このカードに行き着いた。

《ブレイン・スラッシュ》
■S・トリガー
■次のうちいずれか1つを選ぶ。自分のクリーチャーまたはタマシードの中に水と闇があれば、かわりに両方選んでもよい。
▶カードを3枚引き、その後、1枚捨てる。
▶コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。

墓地が肥えていない序盤は腐るものの、中盤以降腐る事が少なく、Disアイチョイスからコンボを起動出来、ギュカウツ以外も踏み倒す事が可能。

このカードのお陰でデッキ全体のパワーが大幅に向上した。

そうして出来上がったリストがこちら。

初動として、3→6の上振れ要素を狙えつつ、序盤にブレスラから釣ってきて及第点の働きをするコレンココタンクを採用。

上記のリストを使用して先日のDRSKカラー杯で3位に入賞した。



【DMGP 2024-1st Day2 使用型】

上記のブレインスラッシュ型を回してみて、
3→6のムーヴはやはり強く勝ちに絡む事が多かった。

そこで、ボントプラントボを増量した構築を考案した。

2ブースト成功率は約50%とやや心もとないが、2ブーストに成功して4t目にコンボを起動出来た時の爆発力は高く、環境デッキ相手でも勝ち切れる出力が出るようになった。

DMGP 2024-1stに先駆けて出場したWing CSで上記のリストでベスト16に入賞した。


DMGP 2024-1st Day2のチーム戦についても上記のリストで出場した。
今回はチーム3面 ペガサstarで出場した。

一緒にチームを組んで下さったHoshiさん(@Arabesques_17)、左神さん(@mouse15092691)、ありがとうございました!!




盤面0から連鎖して20打点くらいを叩き出せる
非常に楽しくそれなりに戦えるデッキに仕上がっているのでぜひ組んで遊んでみてください。

ご希望の方がいれば各種対面へのプレイング解説も追記しようと思います。
ここまでお読み下さりありがとうございました!



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