気持ちがなければ永遠に報われることはないだろう

水子は必ず、同時期に生まれた兄弟姉妹の恋愛、結婚の邪魔をします。

母親や身内に水子がついてまわります。
祖母が水子持ちだと子供、孫、ひ孫が水子持ちとなる場合が多いのです。

兄弟姉妹が結婚できても、離婚、死別とかも孫、ひ孫へと継続します。 最悪!兄弟姉妹が謎の転落死(堕ちる)も結構あるのです。
母親に、「水子に気づいて」てとのメッセージを発しています。

人間は受精と同時に霊が宿る存在なので、肉体のない水子でも殺されたことにずっと根に持つのです。

水子は、不成仏のままこの世をさまよいます。
人工中絶が頻繁に行われるようになった戦後から現象が見られるようになます。


『江戸の悪霊祓い師』(筑摩書房)によれば、江戸時代において、最初に水子供養を行ったのは浄土宗の祐天上人だといいます。堕胎で苦しむ母親たちを救済するために、人としての扱いを受けていなかった水子供養をしたと書かれています。

水子の祟りは恐ろしい霊障
墜胎や流産した水子の霊は生まれてくるはずだった親のもとに取りすがる。
そうしなければ、彼岸と此岸との間でさまよったまま、いつまで経っても成仏することができないからだ。


取りすがる場所は産んでくれるはずだった母親の体になる。
そして「お母さ~ん」と泣き叫びながら、様々な霊障や祟りを起こすのだ。
いつまでも成仏できない場合は母親の体を完全に殺してしまうこともある。

水子の不成仏霊は、その家系の幼少児におそろしい霊障を生じます。
ときには、成人になってもきょうだいの水子の霊障のために運気をそこない、悲運に泣いているひとをすくなからず見うけます。

水子の霊障による親子の争い、家庭の不和も多く見られます。

家族や子孫が幸せになることはとうてい望めない。

水子の霊障は長い期間経過してもその威力は衰えず、いつまでも何らかの不幸をもたらす恐ろしい霊障になります。


水子供養の起源

戦前まで水子は亡くなった胎児(流産、死産)と乳児、幼児という考えでした。
水子供養が広まったのは戦後からです。

戦後の日本の経済成長の著しい時代に人工中絶が増加しました。
そして水子の不思議な現象が起こり始めます。

霊能者が霊視をすると小さな「霊体」が母親に憑いているのをよく見てました。霊能者は浮遊霊や誰かの霊としていましたが、それが水子と気が付いたのは最近のことです。

水子供養 「水子」とは 顔をみることなく旅立った子供なので、「見ず子」といいます。
そして水子が死んだときの顔がわからないだけに、いつまでも思いが残ります。

水子は水子供養しても意味はありません。
いくら供養してもまったく効果がなく母親から離れません。

水子を供養したい、という気持ちはよくわかる。
真摯な気持ちで供養を行っている人は多くいるでしょう。

しかし「祟りが怖い」とか、「人生が上手くいかないのは水子が元凶だから」というような理由で供養するのなら、供養される側はちっとも嬉しくなどないと思います。

「水子」は現実世界を体験したかったが、中絶されて悔しい気持ちが「水子の祟り」を起きやすくしています。