Day-3:血痰 | 2024年夏の新型コロナ
Day-3に至るまで
幸いDay-1にゾコーバを飲み始めることができたからか、Day-2は発熱(38℃以下)、喉の腫れ、嘔吐1回程度の症状で済んだ。ネットによると、今のコロナはだいたい5日くらいで症状が収まるらしいが、あと3日も続くのか? 食欲がなくて食べる楽しみもなく、寝過ぎて腰がかなり痛いのだが。
1. 喉に異変
喉が相当痛い。
起きて最初に気づいたのがそれで、慌てて洗面所へ。水でうがいをして吐き出すと、血が混じっていた。
口を鏡の前で大きく開ける。喉の奥が、なんか変に赤黒い気がする。普段は喉の色なんか詳しく見ていないが、この痛みは危ない気がした。何せ昨日より痛いのだ。
2. 解熱
うがいを終えて体温を測る。36.5℃。
ぬか喜びしないよう、少しずつ額の位置を変えて何度か測る。
全て36.5℃以下だった。
もう、熱が引いたということか。
その後も、熱がぶり返さないかとビクビクしながら、小一時間に数回は体温を測った。36.6℃がこの日の最高記録だった。よし。
3. 食欲復活
喉の痛み以外は良いことばかりのDay-3。「ぐう」とお腹が鳴った時、早くも快方に向かっていることを確信した。大量に備蓄してある保存食のパスタを食べたり、インスタントスープを飲んだり。喉は痛いが、美味しい。味も香りもちゃんとわかるということは、味覚・嗅覚障害も出ていない。
夕方、妻(私に濃厚接触してまだ3日なので、隔離中)が肉豆腐を差し入れしてくれた。心に染みる美味しさ。
4. 念には念を
コロナよ、どうやらもう私の勝ちだ。
そんな独り言を言う。
後遺症の可能性は置いといて、もう回復基調だと体で感じる。
ただ…喉の痛みだけは、まだ強いのが続いている。
素人考えだが、喉にだけウィルスが残って悪化したりしたらどうしよう。
飲んでいる薬で、喉の炎症に効果がありそうなのは、ツムラ葛根湯くらいだ。
漢方薬なので、そこまで強烈に効くイメージは無い。
不安を和らげるため、「ハナノア」で鼻うがいをした。血は出なかった。
その後、専門家に電話で相談してみることにした。
質問:新型コロナ感染で喉の状態が悪い。どうすればよいか。
昔お世話になった総合病院「入院して様子を見るべき。ただし、当院は耳鼻咽喉科の入院設備が無いので受け入れできない。詳しい案内は救急安心センターに電話で問い合わせてほしい」
救急安心センター「血痰の色は真っ赤か。それとも少し赤い程度か。…少し赤い程度なら、いったん様子見で、気になるならかかりつけ医に相談を」
かかりつけ医「医師との電話診療で喉の薬を処方できる。ただし薬の受け取りは代理の人に来てもらう必要がある。今日は午前中だけの診療なので、明日以降になる」
時間はかかったが、無駄な過程は無かったと思う。
妻に電話で相談して、明日の朝、喉の状態が良くなっていなかったら、かかりつけ医のところに行って喉の薬を受け取ってもらうよう頼んだ。
5. 振り返り
Day-3は、快方への出口が見えた気もしたが、喉が悪化して入院する可能性も考えさせられた。まだ手放しでは喜べない。
それよりも何よりも、Day-0から3まで、妻の支援の強さを実感する。自分はなんて幸運なコロナ患者なんだろうとしみじみ思う。妻にとっては迷惑極まりないが。
「もし私にコロナがうつってたら、全力でサポートしてよ」
と妻は言った。もちろんだ。
そんなことも言う妻だったが、検査キットで自主検査して陰性だった。良かった。
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