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株や先物、FXで経費が認められるもの

本記事では税理士からの助言を基に執筆しておりますが情報が少し古いのと税理士によって考えが異なります。また所轄の税務署員によっても考えが異なるので、正確な情報は所轄税務署に勤める税務署員に意見を求めてください。

筆者も確定申告の経験がありますがとにかく面倒です。特に他の事業から収益があると余計に面倒臭いです。確定申告は税理士とのスポット契約(割高ですが)も可能なので本記事を参考にした結果、税理士にスポット契約を依頼した方が割安だと判断したら相談しに行く。というのを想定しています。

地域や税理士のキャリアにもよりますが10万円前後が相場だと思います。安い税理士だと5~6万円、高い税理士だと25万ぐらいでしょうかね。オススメは独立開業したての若手税理士なんかはバリバリ仕事してくれるし安価で頼めたりします。

経費とは?

サラリーマンや主婦、学生の方にとっては馴染みのない言葉ですがある種、獲得利益を最大化する為に必要なものです。投資によって発生した利益は一律で20.315%(2022年5月現在)の課税が設けられています。これは発生した総利益に対して掛けられますが、経費はこの総利益を減額させる項目となります。つまり、

発生した総利益 ▲ 経費 = 純利益

この純利益に対して課税を掛けることができます。

例えば本来経費として認められるものが年間50万円あった場合で発生した総利益が年間200万円だとします。経費処理を加えない場合は

200万円 × (100%-20.315%) = 1,593,700円
納税額:406,300円
1,593,700円 ▲ 500,000円 = 1,093,700円(手残り)

となりますが、経費処理を加える場合は

(200万円▲50万円)×(100%-20.315%) = 1,195,275円(手残り)
納税額:304,725円

その差は10万円以上も異なります。

経費として認められるもの

これは結構簡単でその利益を生み出す為に消費した項目は全部経費として認められます。

株や先物、FXの利益の源泉となるものなので通常考えられるものは

  • 光熱費や通信費

  • 家賃

  • PC/スマホ代

  • 参考書物代(note含む)

  • 投資系セミナー/スクール代

です。

光熱費や通信費、家賃


ただこれも細かなルールがあります。前提にあるのは「その利益の源泉」です。例えば家賃10万円の部屋に普段から住み仕事から帰ってきてたまに先物取引をする。となると家賃10万円の全額を経費に計上することは難しいです。なぜなら先物取引以外にも生活の為に使用している部分が多いのでどう割合を設けるのかが難しいです。

こういう場合は取引日数で割るのが良いかと思います。年間取引日数が100営業日であった場合、365日中100日は投資利益の為に供したことと言えるので年間120万円の家賃を365で割って100を掛けた金額

120万÷365×100 = 328,767円 は経費として認められる可能性が高いです。
3カ月分の家賃を経費処理できるのは大きいですよね。

光熱費や通信費も同じ感じで計算できますが、光熱費や通信費は投資活動以外での使用が大半なのでほぼ経費にはできないと考えておくのが妥当です。結構経費処理できたなと思っても1割ぐらいですかね。

PC/スマホ代

筆者の場合、PCとスマホは全額経費にしています。というのも普段使用しているPCとスマホと投資活動に使用するPCとスマホでは完全に分離させているので全額を経費にすることができます。

普段使用しているスマホやパソコンと投資活動を一緒にするのなら光熱費や通信費と同じ分類になる場合が相当です。

参考書物代(note含む)

これは全額認められるでしょう。

ただ全く関係のない書物。例えば旅行が趣味で、旅行に行くことで気分が晴れる。気分が晴れた状態で投資活動するから利益が出せる。「だから旅行雑誌は経費だ!」というのは無茶苦茶すぎますよね。当然認められないと思った方がいいでしょう。

投資関係の本やnoteであれば経費として認められる場合がほとんどなので全額経費計算に加えても問題ないかと思います。

投資系セミナー/スクール代

こちらも全額認められるでしょう。
書物やnoteと同じ類として処理してもいいと思います。

次いでで言うとセミナーに向かう為に使用した電車賃やタクシー代も経費として認められます。

税理士費用

確定申告を依頼する際、税理士に支払う費用も全額経費として認められます。

経費は意外と高額に

ここまで読むと分かりますが経費は結構高額になります。
利益の半分~60%ぐらいが経費になる人も少なくありません。

1度ざっと計算してみてください。
税理士に依頼するコストをはじきたい場合は所轄税務署に行って相談されるといいと思います。

税務署も経費計上を推奨しているので恥ずかしいことでも後ろめたいことでもないです。かなり歓迎してくれます。特に夏~秋は仕事量も落ち着いているので丁寧に説明してくれることがほとんどです。逆に繁忙期(年末年始)に行くと結構面倒な奴に見られるのでそういう場合はもうお金払って税理士に頼みましょう・・(汗)

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