【日常】入院日記①

備忘録も兼ねて、今回起こった全貌を、覚えている限り書いていこうと思います。分割しますが長いですw暇潰しにでもどうぞ。

(※日記風に書いてるので、その当日を“今日”としてます)


事の始まり


9月7日月曜日。通常通り出勤だったので、いつも通り朝6時に家を出る。外は土砂降りの雨。今日は午後半休なので11時まで。午後は相方さんの家に行く予定だった。

いつもなら長靴を履いていくのだが、帰りは買い物行ったり相方さんにも会うのに長靴じゃあなぁと思い、いつもお出かけ時に履くデザイン性重視のスニーカーを履いていった。それが運の尽きで後悔。

うちのマンションはエントランスまで距離がある。その少し下り坂になったタイル敷きの地面に滑りやすい靴底の右足を取られ、滑って左膝をついた。片膝立ちの状態だ。「痛ってぇ!」 と素直に叫んだ。

見た目では派手にすっ転んだ訳でもなく、濡れたのも膝だけという、これから出勤する自分にとってはラッキーな状態で、そのまま膝を擦りながら歩行を再開した。

その時はまぁ何か弁慶ぶつけたぐらいの、その時めちゃくちゃ痛かったけどそのうち治るべというくらいの認識だった。

電車に乗ったあたりでズキズキと痛み力が若干入りづらくなり、少し背筋が冷えたのを覚えている。気分も悪くなった。が、歩けない訳ではなかったのでそのまま職場へ。

仕事は通常通りにこなした。左足の上げ下げがだんだんしんどくはなったが、できなくはなかったからやった。店長や他のスタッフに言ったらとても心配され、何やかんやで手伝ってくれた。

仕事が一通り終わり10時くらいになると本格的に歩けなくなった。さすがに不安になり、仕事中の母親に電話を入れ、病院に行く旨を伝える。ついでに相方さんにも連絡し、一緒に自宅までついてきてもらう事に。

心配してマネージャーまで来てくれ、病院行くなら通勤災害だからという説明を受ける。マネージャーも膝痛持ちで、もし骨折なら歩けないよ~と言われ、ですよね~とこっちも軽く返す。(マネージャーの嘘つき)

帰り、相方さんと合流し、その足でかかりつけの地元の整形外科に行こうとしたが午前の診療が終わっていたのでとりあえず自宅へ。その道程も、最早相方さんに寄りかかっていても歩くのに苦労する始末。この辺から悪い予感が脳裏をよぎる。

午後の診療が始まると同時に整形外科へ。レントゲンを撮り、再び先生に呼ばれて開口一番、「あ~折れてるね~。こりゃ手術かなぁ」と言われる。その場で叫んだ。

今までの人生、大きな怪我も手術も入院もした事がない私だ。それはもうショックだった。が、涙が出るというよりは笑いが止まらなかった。「マジかぁ~」と10回くらい言った。とうとうやらかしたかという感じ。

その場で近くの病院の紹介状を書いてもらい、左足に添え木(硬い発泡スチロール製)を付けて包帯でぐるぐる巻きにされ、松葉杖を持たされた。ここでも初松葉杖。使い方教わったけど難しかった。

診察室から出てきた私を見た相方さんの顔が面白かったのを覚えている。そりゃそうだ。多分折れてはないと思うとか散々言っててこのザマだ。出てきたら松葉杖ついてるとか。そりゃ驚くわ。

薬をもらって帰路に着く。とにかく最初よりは楽に歩けて良かった。あと相方さんいてくれて良かった。一人じゃ無理。絶対無理。マジ感謝。

その後、両親に顛末を伝え呆れられ、何やかんや手伝ってもらってその日を終えた。



続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?