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タロットカードとの出会い

○占い好きだった少女時代

私は子供の頃、魔女に憧れていた。

さすがにホウキに乗って空を飛ぶのは無理だけど、願いのかなう呪文や未来を見通す占いは本当にあるのではないか、と信じていた。

愛読書はマイバースデー。1979年から発刊されていたティーン向け占い雑誌である。この手のことが好きな昭和女子なら記憶に残っているのではないだろうか?

当時は個人情報保護なんて考え方自体無かったので、クラス名簿にご丁寧に生年月日まで記載されていた。

そのため、クラスメイトの星座を調べては、「この人はこんな性格なのか??」「彼と彼女は相性がいい!」とこっそり相手を判断する材料にしていた。

また、古本屋さんで大アルカナのタロットカードを買い、布団の上でカード占いをやったりしていた。古本屋で買ったのか!とか布団かよっ!とツッコミたくなるが、なにせ小学生。スペースがなかったので致し方ない。

ただ、成長するにつれて他の事に興味が移っていき、占い熱は薄れ、せいぜいファッション雑誌の巻末にある「今月の占い」を見るくらいになっていた。


○占い熱再来

3年ほどまえから、また私の占い熱に火がついた。

きっかけはなんだったか?定かではないが、「数秘術」にハマった。

はづき光虹さんの本を読んだり、

YOUTUBEで聴ける情報を聴きあさっているうちに、何となく内容を理解し、

周りの人に当てはめてみると「あ、当たってる」と感動した。

その後、たどり着いたのが「AZ」さん。

彼女は過去、モデルだったり、デザイン関係の仕事をしていたそうで、

とにかく見た目も話し方も軽やかでスタイリッシュ。

占いとかスピリチュアルとかっていうと、一部の人にしか受け入れられない見えない壁みたいなものがある気がしていた。「あ〜、あっち系の人ね。」みたいな?

でも、彼女はその壁を軽々飛び越えて、「カッコいい」昇華した。

すぐにハマって、彼女のYOUTUBEを観まくった。

その後キタのがYujiさん。

まず「星読み」というワードがおしゃれ。

そして、サングラスにヘッドホン、ニット帽というスタイルがまた「っぽくない」。

でも語らせれば、口調はポップでありながら、教養があり、知的で。

異業種の人でも星の世界に引き込む話術が素晴らしい。

「なんかカッコいい!!」と知らず憧れてしまう人たちに出会い、

気づけば、また占いの本を買い漁っていた。


○やたら「タロット」が耳につく

Yujiさんに憧れ、西洋占星術の本を読んでみたものの、ちゃんとホロスコープを読むのって難しいなぁ、誰かに読み方を教わりにいってみようかなぁ、と思い始めた頃。

なんだか「タロット」という言葉を耳に(目に)することが多くなった。

・友人がタロット占い師になった。

・別の友人がタロットカードを習い始めた。

・好きなアニメの声優さんがタロットにハマっている。

・好きなブロガーさんの記事に「タロットカードを引いてみた!」と書かれている。

なんだなんだ??タロット流行ってる??

子供時代、布団の上でタロットをかき混ぜている時は、「死」とか「悪魔」とか「塔」のカードが怖くて。逆位置が恐ろしくて。

タロット=怖いもの

というイメージが強かった。

また、生年月日を用いる占いなどと違って、偶発的に出てきたカードを読むタロットは「同じ質問をしても、毎回違うカードが出てくるタロットは本当に当たるのだろうか?」という思いからあまり興味を持てないでいた。

でも、今 妙に「タロット」が気になる。

得意のYOUTUBEでタロットについてお話しをしている方の動画を見まくり、

つい先日「ウェイトスミス版」タロットをアマゾンでポチった。

そんな私が、タロットを使って占った内容を備忘録としてここに記していきたいと思う。









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