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ひとり暮らしレポート また冬

久しぶりにひとり暮らしレポートを書く。最近のわたしはインテリアコーディネーターの2次試験のためにただただ苦い顔をしながら勉強していた。2次試験の問題がどうにもこうにも自分の能力に合わず、とにかく苦戦した。自分がいままで、いかに適当でだいたいこんなもんじゃない?っていう感覚で生きてきたかを思い知らされた。正確な数字、正確な角度、定規を使用してまっすぐな線を引くこと、きちんと並行に、垂直に描くことが、わたしにとってはこんなにもストレスで、こんな簡単なことも出来ない人間だったのか、とはっきりとつきつけられた。勉強することは自分に自信をつけることで、自己肯定感を上げることになるが、同時に自分の出来ないことを真正面から正論で諭されることだと知った。まあ、なんとかやりきったけど、3時間もある試験時間が本当に瞬く間に終わってしまい、その間に脳をフル回転させて、ラスト5分の合図で焦りながらも落ち着かせて、燃え尽きる感覚を味わった。快感だったが、目が霞み、頭痛がしたので、しばらくは味わいたくない。それが終わった後、仕事では年間で一番忙しい時期になり、定時で帰ることが難しい。それどころか22時すぎまで仕事をしていた。今日はようやく休みで、朝はゆっくり起きて、ずっと出来ていなかった床掃除をして、買い物に行って、本を買って、喫茶店でケーキとコーヒー、マルタから帰国してからずっと書いているノートも久々に更新して、取れかけていた手と足のネイルを落として、家で映画を観て、林檎のコンフィチュールも作った。あっという間にまた大嫌いな冬がやってきたが、今年は早い段階から冷え対策をしたことと、勉強に気取られていたことから、例年よりも気分の落ち込みは緩やかだと思う。秋口から整体にも通い始め、自分を癒すこともしている。買い物依存は相変わらず。結局今年はアウターを買ってしまった。