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ひとり暮らしレポート 現実と頭の中

2月に今年初の推し活をしてきた。大変満足な時間だった。初めてサイン会に参加したのだが、たった20秒という短い時間ではあるが、わたしのためだけに推しが割いてくれる時間でもあるから、幸せだったとしか言いようがない。次は別の推しに、4月に会いに行く。
そのイベント以降、なぜだか頭が現実戻ってこない。いつものような多幸感とは違うのだが、良いことにも悪いことにも、反応が鈍いような感じだ。今月は試験があるからそちらにシフトして勉強をしていかなければいけないのだが、それにも反応が鈍くて、ぼんやりとしている。どうしてしまったのだろう。ただ、最近推しに気軽に会えすぎて、幸せだけど〈特別〉ではなくなってしまったんだな、と気づいてしまった。それが、いままで多幸感をくれていたものを失うと思い、脳が思考を鈍らせてくれているのかもしれない。今年のわたしは、なんだか怖がってばかりいる。
自分に根拠のある自信をつけてあげることが、このひとり暮らしレポートを始めた理由のひとつである。それまでのわたしは、根拠のないペラペラな自信で生きていたが、強い風に吹かれたり、誰かに押されたりしたら転んでしまうような弱々しい存在でいたくないと強く思ったから、勉強を頑張っている。勉強は目に見えて結果が出るし、決して誰にも奪われない財産になる。行きたい人生を構築するための屋台骨になる。だから、また辛い春がやってくるけれど、踏ん張れわたし。