見出し画像

ひとり暮らしレポート 漠然とした幸せ願望について

留学先で出会ったお姉さんが、同じく留学先で出会ったスイス人男性と結婚した。たった3週間を共に過ごした間に彼らは愛を育み、いまはスイスで暮らしている。それに対して、わたしは「いいなあ」と思う。でもそれは「羨ましい」という言葉とはすこーしニュアンスが異なる気がして、雨が降る日曜日にストレッチをしながら文字に綴っている。同じことをしたい、同じ立場に置かれたいっていうのが、羨ましいって気持ちだと思っているわたしは、そのお姉さんになりたいわけではない。look so happyな姿が「いいなあ」と思うのだ。今回のことに関しては、わたしは二人ともによくしていただいたし、過ごした時間は短くとも二人とも大好き。大好きな二人がlook so happyなのが、わたしにとってもfeel happyなのだ。全く同じhappyが欲しいのではないけれど、わたしも心から自分自身に対してfeel happyしたい.そんな願望が小さな芽を出す。留学先で知り合った方々は国内海外問わず、行動力があり、未来を見据えて意思を持って生きている。急に思い立って飛んでった考え無しの無謀で臆病なわたしなんか置き去りにして、どんどん未来のための選択をしている。それこそ、それに対してこそ、わたしは「羨ましい」と思う。雨の日に出かける気さえおこらないわたしは、いまは1Kの部屋から出られない。