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My Bread&Butter Items

Bread&Butterとは、生活を支えるもの、生計を立てるためのものという意味のヨーロッパの諺です。今回は前者の意味で自分の生活を支えてくれているものについて書いていこうと思います。

◆アニメ
これ無しには生きていけません。わたしの人生の半分以上はこのために時間とお金を費やします。新しい感情を知るもの、自分の情緒を保つもの、好きと心が叫ぶもの。でもそれを恥ずかしく思うのも自分。胸を張って好きだと言いたいもの。

◆美味しいコーヒー
自分で煎れるものではなく、美味しいお店で飲むこと。もちろん味だけではなく店の内装や窓からの景色、音楽、冷めても美味しいことが重要で、いまわたしにはそれを満たすfavouriteな店を3軒持っている。この3軒に行くと、本当に安らいで物事に集中することができる。なにより、そこにひとりでふらっと行けることも大切。大抵は集中して読書か勉強がしたい時に行きます。

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◆サルトルの革サンダル
昨年の夏のボーナスで清水から飛び降りる気で買った。尊敬するスタイリストさんが紹介していたもので、ウエスタンブーツが好きなわたしにはドンピシャのデザインだった。一生、おばあちゃんになっても履き続けることを誓って購入。でもさすがに定価で買う勇気がなかったので値下がりするのを待って買いました。本当に大切にしたい靴です。ちなみにもこもこ靴下と合わせて冬にも履ける優秀さ。唯一の弱点は雨の日には履けないこと。

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◆金色の指輪
アニメ・ユーリオンアイスにはまった時に痛々しい理由で買った指輪。フランスの旧コインを使って作られているものをminneで購入しました。右の薬指にしかつけない。服装を選ばないものなので、これも指にはまらなくなるまではつけるつもりです。外出するときはこれをつけていないと落ち着かないくらいに、大切で必要なものに、いつの間にかなっていました。

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◆寝酒
強くないけどお酒は好き。お酒を飲む、という行為が好きなのです。普段真面目に過ごしている自分が、少しだけだらしなくなっても許されると思うからです。基本的には日本酒かワインをコップ一杯飲んで寝るのが習慣。翌日の朝が早い時や体調が優れないとき以外は毎晩少々…。そういえば、昔好きだった男の子にもこの習慣があった。きっとわたしは無意識のうちにそれを模倣していたのかもしれないと、これを書きながらおもう。

◆海を見に行くという行為
わたしの生きる町には海があって、自分の部屋の窓からも見ることができます。昨年留学したマルタほど美しいものではなく、湾だし漁港だし、お世辞にもきれいな海とは言えないけれど、あの潮の匂いや波の音、歩くと靴に入る砂の感覚は、わたしが生活するうえで何かを助けてくれている大切なナニカだとはっきりと言える。マルタに留学したのだって、たぶん海があるからだと思う。海のある町に生まれて本当に良かったと思う。

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芦原妃名子先生の『Bread&Butter』という漫画を読み返して、書いてみようと思ったtopicsです。留学から帰ってきて日本の生活に戻るときにも、これらがわたしのこころとからだを整えてくれたものだと思います。季節や経年で変わることのない大切なものたちのはなしでした。