ひとり暮らしレポート 夏が来た
わたしが大好きな夏がやってきた。今年は6月末から異常な暑さで、エアコン嫌いのわたしも命の危険を感じて早々にリモコンを手にした。今日は久しぶりに家でゆっくり過ごす時間をとることができた休みで、映画を観た。以前は一日家に居られる日は、映画を観て、泣いて、感動して、怒って、笑っていたなあ、と思い出す。今年はあんまりそういう過ごし方をしていない。時間があると勉強するか掃除をしている気がする。午前中にお洋服を売りに行ったり、パン屋さんに行ったり、予定していた用事を済ませて、出かける前には寝具を一式干して、帰ってからは冷蔵庫に残っている食材を使って常備菜を作り、洗濯物を取り込んでからはベランダのハーブを植え替えて、ボーナスで買った新しい敷きパットをセッティングした。身体の疲れが取れにくくなったので、ちょっと導入してみたのだ。期待。そんなことしている合間に観ていたのは「蛇にピアス」
一時期、金原ひとみの著書を読み漁っていたが、これは読んでいなくて、なかなか鋭利なタイトルだったからどんなものかと観てみたら、想像のとおりだった。わたしは去年の今頃に左耳に軟骨ピアスを開けた。開ける瞬間は痛くなかったけれど、腫れてしまったときと、16Gのピアスをつけるときは痛みが走った。いまもつけていなかったことに気づいて、18Gのものをつけたら血が滲んだ。いまだに血は出る。このじんじんと熱い痛みが、わたしはたまらなく好きだ。痛みが伴う行為を、手軽に楽しめるから。こんな歪んだ欲望を孕むわたしにとって、その映画は一部共感するものがあった。まあ、この痛み以上のものは求めていないのだけれど。
先週、初めてTOEICを受けた。下調べ不足を痛感した。次回は少なくとも、時計は持っていこう。次は年末の試験に向けて、また日々勉強をしていかなくてはいけない。がんばれ、わたし。