「自由になりたい」と日々奮闘中の”オス”たちへ
どうも、ナカムラショウです。
今回は、「自由」をテーマにお話しをしていくんですが、早速質問します。
あなたは自由になりたいですか?
色々なものから解放されて自由になりたいですか?
うん、なりたいですよね。
「そりゃ、もちろんだろ!」
ってなると思うんですが、「自由」と一口に言っても、何をもって「自由」というのかすごく漠然としてはいますが、自由と聞いて憧れを抱かない男はいないと思います。
我々男は、常に「自由」という言葉が秘めているあらゆる可能性を追い求めているんですね。
僕が以前学んで、かなりしっくりきた「自由」というものの定義をここでシェアしましょう。
まず、「自由って何?」と聞かれたときの一般的な回答としては、
「何にも、誰にも縛られていない、強制、拘束、支配などを受けていない状態。そして、自らの意志に従い考え、行動している状態」
みたいな感じでしょうか。もう少し独自性のある回答であるなら、
「何にも、誰にも依存せず、自分の責任で考えたり行動したりできる状態」
「人生の選択肢が無数にある状態」
こんな感じかな?
ともあれ、これらが間違っているという話ではありません。
そこで、僕がかなりしっくりきた「自由」というものの定義なんですが、
『自由とは、束縛がない事ではない。 自由とは、存在する束縛の外へ飛び出す事である』
ということなんですね。
人が一番苦しいと感じるのは、「何もない」事です。
人は、本能的に刺激やワクワクや情熱などを求めていて、そこで得られる快楽を欲しているわけですが、実は困難や苦悩や苦痛といわれる事ですらも「何もない」苦痛に比べれば快楽なんですね。
例えば、学校や親からの強い束縛や拘束を受けている若者は「もっと自由が欲しい」と思うわけですが、しかし親や学校そのものがなくなったとすると、苦しくてたまらないわけです。
学校を中退したヤンキーがバイクで校内を流しにきたり、あとは学校をサボっているのにわざわざ校門のところでたむろしていたりする光景を、昔よくみていたわけですが、これはまさに、です。
自分を縛るものがあるからこそ、そこから抜け出したいという欲求が生まれるわけで、縛るものそのものが無くなると、残るのは空虚感です。
「束縛するものがあるから自由がない」わけではなくて、人が自由を感じるためには、束縛するものが必要なんですね。
んで、自由とは何か、と。
ここではあえて、究極的な表現をしますが、
自由とは、死の寸前から解放されること
です。
死の寸前から解放された時の悦楽や快楽が自由なんですね。
今言ったように、「死」というのは究極的ですが、死ぬ寸前と言うのは、様々な苦悩や苦痛、恐怖や不安に見舞われている状態なわけですよね。そういったものから一気に解放された瞬間の悦び、快感、解放感が自由なんです。
例えば、射精。オナニーでもセックスでもどっちでもいいんですが、射精というのは、その直前まで「我慢」があると思います。時間も体力も使うし、精神的にも結構疲弊するんですね。そういったプロセスの果てに、射精という快楽が待っているわけです。
この瞬間が自由です。
砂漠を歩いているとしますよね。暑くて、暑くて、今にも倒れそう。水分は不足していて、足はガクガクで、頭もボーっとしている。もう駄目だ。俺はこのまま倒れて死んでしまうのか・・・。という極限の場面で、町が見えた、と。やった、助かる。水も飲める。疲れきった体を十分に癒せる。
・・・自由なんですね。
じゃあ、この死ぬ思いをして砂漠を歩くと言うプロセスがなかったらどうでしょう。そもそも解放感なんて存在し得ないですよね。つまり自由を感じる瞬間もないわけですよ。
好きな女の子にアプローチしました、と。そして、振られた。辛い。苦しい。忘れられない。だから、諦めずにアプローチを続けた。奇跡的に受け入れられてその恋が実った!
・・・解放感ですよね。その瞬間、自由なんです。
ビジネスでも一緒で、商売の勉強をした。実際に商売を始めた。最初は全然上手くいかない。売上も上がらないし、生活も段々と苦しくなってきた。このまま貯金が尽きて、家族にも見放されて、ホームレスになってしまうかもしれない。でも、諦めずに続けていたら、徐々に売上が上がってきた。上手く軌道に乗せることができた。
・・・この苦労や苦悩を乗り越えて到達した解放感が、自由です。
その快感や解放感を求めて、また次なるチャレンジをする。つまり苦労や苦悩に飛び込むんですね。
痛みや恐怖のレベルをもっと上げていけば、その先に味わう事ができる自由のクオリティもどんどん上がります。
それが「自由を求める」ということです。
自由を得るためには、僕たちは色々なものから束縛される必要があるわけです。
多くの人は、目標や夢を達成したいと自分は思っていると考えているわけですが、本当は目標や夢を達成することではなく、解放される事を望んでいるんですね。
それではいつまで経っても「自由」という快楽を得ることはできない、ということでした。
では、今回は以上になります。
ありがとうございました。
ナカムラショウ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?