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西のポータル

今日は "息子とふたり旅” 第2弾
サンフランシスコ動物園へ。



もうすぐSFに到着!



動物園は西の端にあるので
着いたら今度は、メトロで市内を横断する。




メトロは、ダウンタウン周辺では
地下鉄として走っているのだけど





少しすると地上に登り
路面電車に変わる。




この ”変身する電車” に
息子は大喜びだった。




喜びのエネルギーは
近くにいた通勤中のおじさんたちにも移り
彼らも自然と笑顔になった。




こんな嬉しさの循環が
大好きだ。




動物園で息子が一番気に入ったのは
やはりライオンだった。




炎天下の昼下がり




ライオンは洞窟の中で
昼寝をしていた。




影の中にいるのを
かろうじて見つけられたものの




これはもう、
起きてこないかな〜💦





ダメ元でレスゥトにお願いすると




ライオンはいきなり起き上がって
大きなあくびをした😳




”・・誰だよ、起こしたのは?💢”




そしてゆっくりと外に出てきて




”ダりぃな💢”




ベストポジションで止まった😳




”さあ、仕事仕事”





「今日一番好きだった動物は何?」と聞くと
息子は即答で「ライオン」と答えていたけど




お土産には、
パパちゃんのスピリットアニマルである
トラのぬいぐるみを選んだ。




息子はそのぬいぐるみを
大事そうに抱きしめて家に帰り




ふと、
「これもいつか壊れる?」と聞いた。




「そうだね。
形のあるものは必ず壊れるから。




でもずっと先のことよ。




あなたが大人になった時も、
きっとこの子はまだ、この姿でいると思うよ」





と言うと




「じゃあスピリットは?
スピリットも壊れる?」




と聞いてきた。




「いいところに気がついたね。
スピリットだけは、絶対に壊れないよ。
絶対に死なない、唯一のものなのよ」




そう言うと、息子はまるで
一気に雪が溶けたように
大きく緩んだ笑顔を見せ




心から安心した顔をした。




「だからマミー、
あなたを産んだ時言ったでしょ。
” I know you…!" って。




私とあなたは、生まれる前から一緒だったし
形を変えて、ずっと一緒にいるのよ。




でもスピリットのままじゃ
ハグやキスができないから
こうして人間になったのかもね」





私たちはずっと一緒だった。
ただ形を変えただけ。




今日乗ったメトロが、
地上に上がって路面電車になったように。





その切り替わりになる地点の駅の名前を
WEST PORTALといった。




まさにポータルのような
この駅で




地下鉄は路面電車に
路面電車は地下鉄に




繰り返し姿を変える。




これは私が今
密かに目指す姿でもある。




ポータルを境に、昼と睡眠中とで、
完全に切り替えること。




3次元と5次元を
毎晩行き来して




上と下それぞれで
やるべきことをやり、
どちらの次元も思い切り楽しむこと。




ライオンズゲートの翌日に
西のポータルをくぐり
ライオンを見に行った帰り道




私はなぜだか頭に
鈍い痛みを感じていた。





明日はまた
シリウスの犬たちが
泊まりにくる。




さあ、
3次元を楽しむ
準備をしよう。










 
























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