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ただそこにいるだけで

これは、引越し前に書いて
なぜか投稿していなかった下書きで

今はピンとくるので、公開しようと思います。

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Sちゃんママの一件から
”奉仕” とか "人助け” ってなんだろう、って
考えるようになった。





私がスピリチュアルな学びを始めたのは
自分が苦しかったから
自分を助けたかったから。




それが、いつの間にか
”みんなを助けたい” に、自然と切り替わった。




でも、助けるって
そもそもなんなんだろうね?





先日、息子の強烈なリクエストで
マックに行った。




体に良くないからあんまり食べさせないけど
私も子供の頃マックは夢の国だったからw
気持ちは分かるし




引っ越し準備であんまりキッチンも使えないから
たまにはいいねと。




ここのマックは、ビーチの向かいにあり
一般的なマックよりもどこか洒落ていて




天気も良かったし
私たちは外のテラスで食べることにした。




「あ、鳥!
僕のポテトを食べないで」




とか言いながら、なんとかレンジャーみたいに
鳥たちと格闘する息子のことを




横から愛情深く優しい目で見ている
おじさんがいることに気がついた。




おじさんは一人で隅っこに座っていて
靴を履いていない。




体は普通体型かやや細め。
でも、足だけが森の小人のように
大きく平べったく肥大していて




お顔と、頭の禿げている部分の肌が
妙に赤かった。




ものすごく観察してる割に
その時私の頭は、彼をホームレスだとは
認識しなかった。




ただ、通常の状態ではない、ということが
あと、彼の寂しさのようなものがとにかく伝わってきたので




私はその場ですぐに
虹のエネルギーのヒーリングを送った。




どうか、彼に必要な全てが与えられますように。




その時、小さな子供を3人連れた若い家族が
おじさんの隣の大きなテーブルに座ろうとした。




一番小さな子は
まだ生後数ヶ月の赤ちゃんだ。




一旦はそこに座ろうとしたファミリーだったけど
急に考えを変えたようで
中に入って行って食べていた。




なんで中にしたのかな?
赤ちゃんには日差しが強すぎた?
それともおじさんがいたから?




それはわからないけれど。




すると今度は、30代くらいの女性が
一人でやってきた。




どこに座るのかな〜と見ていたら
彼女はおじさんのところに真っ直ぐに向かっていき




「車の中からあなたが見えたから。
これね、ナゲットとポテトとソーダと、あとお水も買ってきたの。
良かったら食べて」




そこでハッと気付かされた。
そうか、この人はホームレスの人なんだ・・



(今頃w)




何ができる?って思ってたけど
そうだ、肉体がある人にはまず食べ物だ。
衣類だ。




そこに気づかないところが
本当にアホだと思うのだけど




なんだか泣けて泣けて
仕方なくて




誰も間違ってないんだ。
みんなが、できることをすでにやってるんだ。




彼女は食べ物を
息子は、おじさんに癒しのひと時を




あのファミリーも
もしおじさんが原因で席を変えたのだったとしても



彼らはただ、自分達の子供を守っているのだ。




私も、すぐに浮かんだのがヒーリングだったのだから
それはそれでいいのだ。




おじさんも、
そこにいてくれるだけで、
本当にいいエナジーを放っていた。






















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