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自分に光を当てるだけ

夜、息子を寝かしつけた後
本を読んでいたら


隣の駐車場から
男性のものすごい罵声が聞こえてきた。



誰かと言い争ってる感じではない。



酔っ払ってるのかドラッグなのか
とにかく彼はひとり激昂して
Fワードを連発していた。




こんな時
アメリカにいるんだなと実感するのは



クレイジーになったその人が
銃を打って流れ弾が飛んでくるんじゃないかと
そんなことを考えて怯える時だ。




でも、闇を感じられるようになって
不思議と楽になったこともある。



こういう時
彼の性格とか状況とか


そういう個人的なことを
完全に切り離して



「あ、あの人
闇に入られちゃったのね」


と、シンプルに


エネルギーで
受け止められるようになったことだ。



彼がどんな人かとか
誰のせいとか関係ない



「あ、闇がそこにいる」
以上、マル。




それなら
私たちは光であればいい。




私は、ゴールドのエネルギーで
球体のシールドを作り
アパート全体をその硬い殻で包み込んだ。



みんな、他の家の子供たちとかも
怖がってるかもしれないから


自分たちのところだけじゃなくて
建物全体にプロテクションをかける。




その後も
男性の罵声は続いていたけど




硬いシェルターの中で守られてる感じが
すごくあったので



私はホッとして
また読書を再開



彼の罵声も
気にならなくなっていた。




それから2〜3分くらい
した頃だったろうか。



声がパタっと止んだかと思うと
その男性はいきなり上機嫌で歌い出した。



何が起こったんだろう?
これにはちょっとビックリした。


でも同時にやっぱり
あまりビックリしてない
いつものあの感覚。




私は彼のエネルギーを変えようとはしなかった。
ただ、自分たちの方を光で包み
守っただけ。



なのに
彼に変化が起こった。




男性はその後
また歌をパタっと止めて罵りを始めたけど



罵声 → 熱唱 → 罵声 → 熱唱



を、数回繰り返した後
いつの間にかいなくなっていた。



私は本に熱中していて
彼がいつ消えたのかも分からなかった。




「エネルギーの世界はこうやって
実践を伴って身についていくんだ」



エミルとミカエルが言う。




ただの想像じゃん、イメージじゃんと
闇や理性がどれだけバカにしようとも


とにかくやってみた人から
エネルギーの世界の扉は開いていく。




この夜の出来事は


警察が力でねじ伏せるよりも
よっぽどナチュラルで調和した
太古の地球の姿(解決策)だったなと




そんなことを思いながら
私は静かに瞑想に入っていった。










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