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Education 3

こんにちは!最近は雨ばかりで嫌になっちゃいますね🐌☔️

昨日教習所で仮免修了検定の技能と学科合格したmercyです!めちゃめちゃどうでもいいですよね笑

さっそく前回に続きEducation 3の内容を見ていきましょう!

3.目に見える褒美をプレゼントする。

誰でもプレゼントをもらうことは嬉しい。現に社会人は給料という一種の会社からのプレゼントのために働いている訳だし、boyfriendやgirlfriendからもらうプレゼントはこの上なく嬉しいものだ。この心理作用を勉強のなかで応用することがなぜ大切なのか考えていく。勉強や学習が嫌いな生徒はそれらから得られるギフトが何であるのか理解できていない場合が多い。社会人であれば何のために働いているのかわからずにせっせと働いているようなものだ。これでは勉強に精を出せないのも当然なことである。

子供たちが勉強から得られるギフトがよくわからないのに対して両親は勉強をすることで得られるギフトを少なからず知っている。例えば、良い仕事に就くため、将来の選択肢を増やすため、経済的に豊かになるため(決して勉強したからといって約束されるものではないが)、大学にいくためなどなどいくつでも思いつく。なのにこれらを教えない両親や教師が多くいるように見える。例え良い仕事に就くため、高校、大学に行くためといっても子供たちには何も響かない。大事なのは大学に行ったら何を得られるのか、より良い仕事についたら何を得られるのかだ。両親や先生が勉強を通して得られるギフトについてより勉強しなければならないのだ。僕は生徒に勉強を教えるときに将来の夢やなりたい自分について必ず聞く。それらの情報をもとに授業を展開しているからだ。話しを聞く限りお金持ちになりたい、欲しいものをなんでも買えるようになりたいがダントツに多かった。今の子はサッカー選手やクレープ屋さんなどをほとんどの子が求めていないように思えた。なので基本的に生徒に将来の夢を聞く前にお金持ちになりたいかどうかを聞く。そのあとに問いかける”勉強したらどんなギフトがもらえると思う?勉強するとどんなリターンがあると思う?”と。99%の生徒は頭をかしげる。ここが非常に重要な問題点なのだ。

どら焼きの好きな小学生に前回より20点上がったらお母さんに買ってもらえるようお話してごらんと言ったことがある。その交渉は成立し、その女の子は23点前回より点数を上げ、大好きなどら焼きをゲットした。他にも1科目でも90点以上取れば鬼滅の刃の漫画を買ってもらうという約束で美術で93点取った生徒がいた。僕が教えている英語では53点から78点まで点数を伸ばした。しかし後者の親は絶対にしてはいけないことをしてしまった。約束を破ったのだ。結局その生徒は漫画を買ってもらうことができなかった。次に生徒から出た言葉は”あーあー頑張ったのに意味ないじゃん”の一言であった。たかが1冊400円近くの漫画を買うといった約束を破ったことによって400円より価値ある”信頼”を失ったのだ。しかし、この生徒は目に見えるギフトを得られなかった代わりに400円よりずっと価値のある”勉強の楽しさ”を得て、頑張れば点数が上がることに楽しさを見出したのだ。これは彼の学習人生において大いに力を発揮するだろう。

子供達は純粋で単純だ。しかし、この子供達の持っている一種の才能ともいえる気持ちのあり方をうまくコントロールできている親や先生は少ないように思える。

両親がいくら勉強から得られるリターンや、ギフトを懸命に教えてベストを尽くしても子供たちがいつまでたっても勉強に身を入れることができないのであればさせなくていい。結局自分から進んでできないことは長くは続かない。そのような子供たちには違う才能があるのかもしれない。
それを見つけることも両親や先生の役割だと思っている。