SNS世代に対する誤った認識

以前の記事と同じSNS世代について。

他者への共感行為に慣れ親しみ、他者からの評価に敏感と言われている。
そのためか、なんとなく周囲の人と協調した生き方が身についていると思われる方が多いかもしれない。

しかしそうではない
というのが今回の内容。

一般的な社会生活を送る人々は、自分と他者にある程度のバランスを保った意識の向け方をしている。
個人差はあるけれど、自身の身なりや言動には最低限の注意をして、周囲に対して配慮や気遣いをしている人が大半だろう。

しかし、思春期のように過度に他者からの評価を気にしている人は、自身に向けた意識が強い反面、他者への意識が弱くなっている。
内外への意識バランスが保てていない状態だ。

例えば、バイトテロのように職場でふざけた動画をSNSに平気でアップできるのはなぜか。
それは、自分が注目されることに意識を向け過ぎているのに対して、客やお店、社会に向けた意識が弱いため、与える影響を考えていないためだ。

他の事例では、人気料理の画像などをアップする事が挙げられる。
仮に皆が同じような画像をSNSにアップしていたら大半のユーザーは飽きて見ないだろう、ということは容易に想像できる。
「自己満足だから」という方は、わざわざ他人の目につくところにアップしないでローカルメモリに保存したほうが良いだろう。
そのほうが見飽きたユーザーにストレスを与えることが無いからだ。

いずれの事例も自身へ向けた過度な意識がもたらした結果だと思う。
同様の原因に起因する事例は多々存在するが、
大切なのは自身の行為はどうかと考えることである。

その共感は、見返りを求める社交辞令なのだろうか。
その評価は、過度に怯える必要があるものだろうか。

人は世間で生きている。
他者への配慮や気遣いが、他者からの評価や共感を生む。
自分以外の存在を欠いた振る舞いになっていないだろうか。

お察しの通り、私の記事は自己満足です。

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