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週末メインレース予想「函館記念」

「週末メインレース予想」のコーナーです。
(※画像はnetkeiba.comさんより)
今週は小倉開催の重賞レースがありませんので、函館記念の予想をやっていこうと思います。


函館記念 出走表

函館記念と言われてまず頭に浮かぶのが「洋芝適性」の話。
気候の違いにより同じ芝コースでも「中央競馬の他競馬場と異なる洋芝」が採用されている函館競馬場。
かつて当レースを3連覇したエリモハリアーや、クラフトワーク&クラフトマンシップ兄弟のように「ミスター函館記念」みたいな馬がいた事も懐かしく感じます。

ただ、近年の血統傾向を見てみると、父キンカメ系や母系に欧州血統があるサンデー系の産駒は洋芝に関して特に問題もなさそうですし、何ならディープインパクト系も苦手な印象はなく、血統傾向だけで本命を絞ることはちょっと厳しいように感じました。


◎本命 アイスバブル

というわけで、単純に函館競馬の実績がある馬に絞って、面白そうな狙い目要素を検討した結果、本命はアイスバブルとします。


昨年の函館記念2着以来、良績のない当馬ですが、前走巴賞は59キロを背負いながら勝ち馬と0.7秒差。
巴賞は別定戦なのでこの斤量は仕方ないところではありますが、ハンデ戦の今回はここから-5キロの54キロ。
昨年の函館記念と比べても-1キロなので、斤量面を見れば恵まれたと言えなくもないかなと思います。

他に函館に良績のある馬も何頭かいますし、相手関係がどうかの判断は難しいですが、オッズ的に狙うには結構ウマ味があると思います。


ちなみに余談ですが、かつて函館記念は毎年のように馬連万馬券が頻発するため「荒れるハンデ重賞」の代名詞のような扱いになっていた時期がありました。
その頃に、知人が「どうせ万馬券になるから全通り買うわ」とか言って本当に全通りの馬連馬券(※三連複等がまだなかった時代)を買っていたことがあります。

馬券の買い方ひとつをとっても一人ひとりの個性が出ますし、こういう夏競馬のハンデ戦は、ギャンブル的楽しみ方をされる方にとっては、ある意味熱い狙いどころと言えるのかもしれませんね。


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