太陽系が銀河をめぐる2万6000年の周期

 太陽系は銀河のディスクの上を回るときもあれば、ディスクの下を回るときもあります。この周期は2万6000年の周期です。マヤ暦をご存じの方は、この数字に聞き覚えがあるかもしれません。この2万6000年の周期が2つに分かれて、1万3000年ずつになります。
 太陽系が銀河のディスクの下半分を回るのに1万3000年かかり、上半分を回るのに1万3000年かかります。(中略)
 太陽系が銀河のディスクの下を通っている時期は、宇宙とのつながりを忘れている時期で、分離と二極性が支配しています。(中略)これは銀河のトーラスフィールドの電磁的特質によるものです。太陽系がディスクの上半分を通っているときは、統合のエネルギーを体験します。それは黄金期のようなものです。
 アトランティス文明は、太陽系がディスクの下を回りはじめたときに始まった文明です。二極性もあり、分離もあり、非常に強烈な時期でした。(中略)
 地球はちょうどいま、このアトランティスの周期を終えようとしています。つまり、銀河のディスクの上に浮上しようとしている時期にあります。(中略)
 「では、これから上半分の周期に入ることは、何を意味するのだろう?」と思う人も多いと思います。それは、これから古い構造が崩壊せざるをえなくなるということです。
リサ・ロイヤル 『ギャラクティックファミリーと地球のめざめ』第1章プレアデスの進化と歴史 p.45 語り手:サーシャ

ひとむかし前によく使われていた「アセンション(次元上昇)」という概念は、おおむねここで言われていることです。ただ、実際にアセンションアセンションと声高に言っていた人たちは、マヤの長期暦が終わるとされていた2012年の12月に「劇的なアセンションというイベント」が起きなかったことで意気消沈してしまったのか、以降はアセンションという言葉はあまり聞かれなくなりました。

しかし、ことが太陽系の1万年単位のサイクルに伴う変化なのですから、暦はあくまで区切りを示すとしても、そんなにはっきりと物事が急変すると考えることには無理があります。わたし個人は、ちょうどその2012年を真ん中にした約10年間で人生の激動期といってよい体験をしましたので、そのことをブログには書きましたが、地球全体でいえば、この移行はこれから100年単位で起こっていくことです。それが、他のノートでも書いた、第三密度から第四密度へのシフトというストーリーです。

ですから、大きな流れとしては、地球はたしかにいま、第四密度へと移行中です。しかし、そこで生きている人間の世界は、まだまだ第三密度の域をすこしも脱してはいません。個人個人では、すでに第四密度の意識へとシフトがはじまっていますが、社会そのものが第四密度的なものに変容するのは、早くても来世紀ではないでしょうか。

サーシャがいうように、ですからわたしたちがこれから経験するのは、まずは古い体制、価値観の崩壊です。その過程には、痛みもあることは、まえもって覚悟しておく必要はあります。しかし、個人が取り組むべきは、なによりも自分自身の意識レベルを高めることです。そのためにできることはたくさんありますが、もっとも簡単でもっとも大切なことは、身近な人たちと互いに思いやって、調和して生きていくことです。

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