metalweekend 2019

9/14.15と行われたmetalweekend2019に参戦して参りました。
いやーよかった。行って良かった、行けて良かった。

今回は、9/14 LOUDNESS、9/15 HMMERFALLをヘッドライナーに向かえ、Myrath、BEAST IN BLACK、DESTINIAが両日出演という構成。
遠征の身としては、大変申し訳ないというか都合が良かったというか、両ヘッドライナーが最も関心がなかったので、3番手まで観覧。

まずは若井望氏率いロニー・ロメロを要するDESTINIA。オリジナル楽曲もあるんですが、主催側からの要望だそうでカバーを多く演奏しました。正直あまり手広く聴いてこなかった自分としては過去の名曲系はわからない曲も多くいまいち乗り切れず。オリジナル曲も好みのものもあるので今後に期待したいですね。ロニーの声はスペシャルワンだと思う。ロニーといえばこのバンド、というスペシャルなプロジェクトに育っていくといいなと思います。

BEAST IN BLACK。もう最高。
控え目に言って最高とはこういうことか、と。
曲やパフォーマンスにはもはや一切の不安なく安心して楽しめる。
思い起こせば昨年のSUOMI FEST。俺がメタルの世界に帰ってきたばかりのころにおもむろに観に行ったこのイベントで彼らに出会いました。
正確にはイベントの情報はキャッチしていたんで少し聴いてたんですけど、迷ってたんですよね。だって、ちっこいライヴハウスでマイナーなバンドいくつか観るために9000円も払えないですよ。でもその時はどうしても「blind and frozen」を聴いてみたかった。結果的には9000円なんてどうでもいいくらい楽しかった。とは言え盛り上がりはほどほど。
そして今年のSUOMI FESTにも彼らはやってきて、いくらか箱は大きくなって単独の日も設けられた。彼らを観るために集まるひとが増えた。
で、今回。ワンマンではないけども会場はドンと大きくなり、ワンマンでもないのにフロアも大盛り上がり。
その盛り上がりを受けて、2日目にはVoのヤニスが感激で目を潤ませる場面もあり、こちらも初来日のステージを観た身としては勝手に親心のような感動に浸っていたところだったのであっけなくもらい泣きですよ。
もう最高。次はいつ来てくれるのか。アルバム出さなくても来ていいですよ。なんとしてでもまた行きますよ。

そして、Myrath。チュニジアのプログレメタル。
チュニジアってどこにあるか知ってます?メタルってどこの国でもやってるんだな、と思った覚えがあります。予習は最新2作のみですがほぼ全部わかる曲だったので助かりました(?)。
これもまたよかった。衣装・セット・照明も凝っていて、ベリーダンス?のお姉さんもちょいちょい出てくるという豪華な作り。MVからして映画化と思うような作りこみようなので一体何者なんでしょう。
ステージはまるでショーのよう。曲のテイスト的にも飛び跳ねて楽しむというよりは魅入ってしまう感じで楽しめました。
日本語に訳した曲も一曲やってくれました。歌詞が事前に配布されたんですがみんなあまり歌ってなかったですね。ちょっとかわいそうだなとは思いましたが、そりゃ観たいですもんね。

いやーよかった。行って良かった、行けて良かった。
来年もあるのかな?
日本ではメタルをめぐる興業事情は厳しいものがありますが、何かしらこういう機会が続いていくことを願ってやみません。

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