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初現地!!王国からのInvitation...

 初めて現地参加したので初noteにも挑戦します。  

 ばくたん。の感想だけでなくこれまでの振り返りや翌日の東京観光の感想も詰め込んでるので、ちょっと長いツイートと思って読んでもらえたら。
 ※途中で昔書いたメモが出土、再構成して放り込んだので読みづらいかも。ごめん。


 まぁオタクの長文とかいいから、写真だけでも見ていって!!(本音)


最初に〜自己紹介に代えて〜

 記事タイトルの通り2024年のばくたん。は私にとって初の現地参加イベントと相成りました。まずは2020年から配信勢を貫いていた自分がなぜいきなり川崎に押しかけたのか、という所から軽く語っていこうかと思います。(長くなるやつの常套句だ……)
追記:マジで長くなったので感想見たい人は飛ばしてね

ループする?逆張りの後悔と流行

 Twitterとかでちょくちょく言ってますが、私が「名取さな」を知ったのは2019年の春頃でした。それ以前からTwitter上でヌォンタートタグは認識していましたが、ハッキリと彼女の存在を知って視聴したのは惑星ループが最初、さらに彼女をコンテンツとして追いかけるようになったのは2019年の末頃だったと記憶しています。半年以上何してたんでしょうね、私は。

遡れる限り最古の記録

 ただ、この逆張り精神はVtuberに限った話ではなく、今プレイしてるソシャゲなんかも全部リリースから1年〜2年程様子を見てダウンロードしているので、当時はそういうオタクだったというお話です。名取もどくラジで言ってたけど、逆張りオタクは一周すると順張りしだすので今はあまりそういうことはしない……かな……?自分の優柔不断さによる逆張りはたいてい後になって後悔しているので流石に学習しましたね。
 それはそれとして、マイナーなものとそれが好きな自分を好むタイプの逆張りオタクはまだ辞められそうにないです。まぁ、こっちは何か損するわけでもないし……。

 ちなみに、そんな感じでスロースターターだった私が初めて生で視聴した配信は?というと、YouTubeくん曰く例の子作り配信らしいです。エロガキがよ……。

エロガキがよ…

 ともかく、この前後から私は名取を追いかけ始めます。たまに配信を見に行ったり、発売されたパーカーを買ったりする程度でしたが、そのあと名取さなの所謂「考察要素」を知ったことが契機となり、急速に「名取さな」にハマっていきました。
(この子面白くてかわいいな~と言ってアーカイブを漁っていた時に「 _ 」を見た衝撃と困惑は今でも覚えています)

 なので、当時の私は「名取さな」という物語を好きになり、その展開を追いかけるために配信やTwitterをチェックするような状態でファンをやってました。

 そうやって「名取さな」というコンテンツに浸り始めた頃、リアルイベントの開催が発表されます。そう、「さなのばくたん。‐バースデイ・サナトリウム‐」です。
 しかし、私は名取にハマって数ヶ月の新米せんせえ。Twitter上でもその苛烈さが伝わってくるチケット競争に身を投じるのも気が引けたので、ばくたん。は配信で観ることに決めて3月7日を楽しみに待ち、そして3月5日を迎えます。

2020年、ばくさん。

…………………………。

 配信が始まるまでの掛ける言葉が見つからない気まずさも、いつも通りに始まった後のホッとするような気持ちも今でもありありと思い出せます。
 当時はアカウントを作らずにTwitterを見ていましたが、この時初めてアカウントを作ることを考えました(結局作ったのはイベント後)(優柔不断すぎる……)

 そして、私は暗い自室で、モニターの小さな画面を通して「さなのばくさん。」ライブを見届けました。少し良くない言い方ですが、今振り返るとこの日を境に名取がハッキリ「推し」になったのだと思います。この日は私にとってそれほど大きな瞬間でした。

 その後の3年間は実のところ大きな波は無く、ヌルっとTwitterアカウントを開設したり、翌年のていねいなお誕生日会でべしゃべしゃに泣いたり、配信をきっかけに原神やブルアカに手を出したり、そうやって名取の活動を追いかけながら普通に日常を送る生活が続きます。
 すると名取にハマるきっかけのはずだった「考察要素」の進展が急に怖くなり、大きく変わり続ける現実の片隅から「バーチャル世界は変わらないでいてほしい」と勝手な願いを託すようになりました。
 その直視したくない不安が脳の奥に根を張り始めたころ、(偶然なのは理解していますが)頭の中を見透かしたかのように「名取さな」側からその回答が示されます。

ハロー・マイ・バースデイ


 …何も言いません。メモに書き殴った感想も今後誰かに見せることはないでしょう。

 ただ、この日を境に私は「今のまま」という優しい言葉に甘えつつ、「変化」という言葉により前向きなニュアンスを感じるようになります。

 これまで、私は現地に行くことにこだわりを持っていませんでした。一応カメラのオタクでもあるので出不精ということは無いのですが、ばくたん。に関してはむしろ配信で観たいのだと思っていました。
 当時の私がなぜそう考えていたのか、覚えていないことも多いですが、私が「名取さな」を大好きになったきっかけが配信を通して得た、画面越しのばくさん。の景色であったことは間違いなく一番大きな理由です。
 自分が「名取さな」に求める楽しさがそうした画面越しの一方通行な繋がりである以上、「バーチャル」の楽しいことと「リアル」の楽しいことは分けて味わいたい。という変な潔癖さがあったのです。(とはいえ時間的、金銭的に配信で観る方が楽、と思いたい酸っぱいブドウ的な理由が無かったとは言わないけども)

 今振り返ると頑なに思いますがあの頃はたぶんそう考えていました。一方で名取があれだけ頑張って作り上げているばくたん。に対して自分は今のままで満ち足りてるから、とか言って選り好みしていたらいつか自分が死ぬ時や彼女がいなくなった時後悔しそう、いやするだろうな……。とそんな発想に至ったのはハロー・マイ・バースデイが終わった後のことでした。

 なので、去年のことが無ければ今年のばくたん。も配信勢だったかもしれませんし、去年のことが自分を前向きにさせてくれたからこそ現地に参加しよう!という決意に繋がったのだとも思います。

 ……と、まぁ今年初めて現地でばくたん。を味わうと決めた理由はこんな感じです。振り返ると単にやった事の無いことをやろうと一念発起しただけですが、結果としては今年思い立ってよかったなと思っています。初の声出しだったし。
(ちなみに、去年現地に行かなかったことの後悔とかはありません。前述した理由の通り配信だからこそ彼女のメッセージを受け取れたと思っていますし、何より終演後は顔中ぐしゃぐしゃでとても人前に出られるような状態ではなかったので……)



 はい、というわけで、オタクの鬱々とした過去語りはここまで!!
 ここからは楽しい楽しい遠征の記録です。

さなのばくたん。‐王国からの招待状‐

 今年は3/6〜3/9の間、東京に滞在しました。
 なすどや後夜祭に行けなかったのは心残りだけど、体力を考慮すると正解ではあったかな……。(8日時点でヘロヘロになっていたオタク)

明日はイベント当日ですよ!むっちゃドキドキしてきた……

 6日の話です。
 この日はホテルにチェックインしてすぐ晩ごはんを食べるためチッタに向かいました。

 初めての川崎、遭難する可能性も考えていましたが、見覚えのあるカラーリングの建築群がデカデカと見えたためすんなりと到着です。

 ここは特に好きなさな歩きの聖地の1つ。探すまでもなく入国後すぐに見えたのでびっくり。

オシャレ階段

 初チッタの空気を堪能し、さらにAmiciさまでコラボメニューを満喫した後、ミュージアムに向かいます。TLがザワついていた展示品の正体とは一体何なのか……




!!!

 インターネットの「声出た」は大抵声出てないでしょ、とか言われそうですが、初めて等身大名取を見たときは口から変な音が漏れてしまいました。失礼しました……。

 等身大名取、同じ空間にいるとパネルとは明らかに違う存在感があります。視界の端でも息づかいが感じられるというか、前を通るたびに何となく頭を下げたり手を合わせたりしたくなります。原義の「神像」もこういう感覚で拝まれていたんですかね?

 改めて、制作に携わってくださったsaiせんせえと全ての関係者さまに、でっかい感謝を……。

ちょこ庵先生のヌォン大好きです
セーラー服の陰影が素敵
寝起き🍆すき

 saiせんせえの他のフィギュア達も対面でじっくり眺めることができて眼福……。

 公式ヌォンタートを前日にじっくり鑑賞するのも初めての体験でした。

衣装たちもいます
一番奥のナース服さん、外から見えてますよ(小声)
思いっきり拡大するとナース服さんが写りこんでいる(編集してて気付いた)

 そんなこんなでミュージアムを出ると外は真っ暗です。自分にとって初の現地チッタ、そしてTwitter越しに3年間見続けたチッタ……。正直夜中まで張り付きたい気分ですが前日配信があるためホテルに戻ります。

名取とチッタ……オタクだよ……


今日はイベント当日ですよ!緊張しすぎて冷静になってきた……

 7日です。
 この日はレストランやミュージアムが混み合うこともあり、一日中チッタをぶらぶらしていました。
 朝は曇っていたのに開演時間が近づくにつれて空が晴れ渡っていくので否応なしにテンションが上がります。

ラ・チッタデッラと青い空
デカい人工物、大好き

 15時を回り、ちょっと涼しくなった頃にいったんホテルへ退却し、プレゼントやペンライトを携えて再度チッタへ向かいます。この時ダンシングTシャツの上に宇宙探検家うさちゃんせんせえパーカーだけ羽織って出陣したことを後で後悔するのですが、テンションも体温も上がっているオタクに終演後の天気までチェックする余裕はありませんでした。

声出し解禁……恥は捨てろ!!

 スクリーンの外まで聞こえる爆発音とともに鑑賞上のお願いと注意事項を確認。そして、今年は王直々の発声指南からばくたん。スタートです。

ウキウキな王
身体ぜんぶ使って嬉しそうにしてるのが良い

 自分の誕生日に合わせて他の世界線へ招待状を送り、豪華な会場を用意した上でオーディエンスの声出し練習も指導する…………あれ?王って相当なシゴデキなのでは?(今更)
 国民思いの王の下、恥じらいが無くなった後は「エッビーナースデイ」、「メチャ・ハッピー・ショー」、そして念願の「PINK,ALL,PINK!」で思う存分声を出していきます。この日はCINE6で参加していたのですが、率先してコールして下さったせんせえのおかげで楽しく声出しできました。ありがとうございました。

通常ナース服、やっぱかわええよ
この角度のお顔すき

 コールだけでなく雑談にもチラホラとコメントするせんせえが現れ、普段の配信のようでありながらかなり新鮮な感覚でイベントが進んでいきます。

探偵参上!!→「ナゾトキ処方箋」

 ……しかし、そんな名取(王)の晴れ舞台は突然のアクシデントによって中断される。一瞬の停電の後に残されたのは荒らされた会場と名取(ナース服)、そして呼吸の止まった名取(学生)。
 名取(王)がイベントの中断をアナウンスする中、名取(ナース服)はこの怪事件の真相を解き明かすことが出来るのか!?
さなのばくたん。-王国からの招待状-Powered by mouse」2024年3月7日、全国公開!!

うおおおおおおおおおお!!!

 キービジュでもほとんど明かされず、当日まで詳細が伏せられていた探偵衣装の登場です。当日物販ではアクスタが販売されていましたが、私は購入した後ちゃんと頭を打って記憶を失ったので目に焼き付けるのはこれが初めてです()

 「ナゾトキ処方箋」、歌詞中の単語がかなり探偵名取だったのでボカロテイストの強い新曲かと思ったらカバーで驚きました。カッコいい感じの歌い方が衣装とハマっていて大変良かったです。アーカイブ終わるとしばらく聴けないと思うので、聴いといた方がいいですよ…!

横顔が美人すぎましゅ…
レッサーパンダの威嚇?

 そして、探偵名取が挑むは王国に設置された監視カメラのパスワード!……それは刑事さんのお仕事では?とも思いつつ声出ししながら探偵名取の推理を見守ります。

 ちなみに私はと言うと……

 なかなか早く解けたんじゃない??✌️🕵(右手でっか…)
 やっぱり謎が解けた瞬間は脳が気持ち良くなります。なお、私の灰色の脳細胞が虫眼鏡ペンライトばりに光り輝いたのはここまでで、足し算の方はまるで頭が働きませんでした…………。

 とはいえペンライト振って声出して、さらに頭まで回したので体温爆上がり、とっても楽しい体験でした。

(えびだんす)←これ何?「デビルの証明」

 ”萌え“ってコイツのことなのかな……

萌え(1).jpg
萌え(2).jpg
萌え(3).jpg

 現在、デビルかわいすぎ問題について複数の研究機関が声明を発表しております。
 まず一人称ワガハイってのが良いよね。漢字じゃなくてカタカナなのが重要。舞台袖から出てきたときの「ヤッテナイ…」(小声)で既に絆されてた。自信満々に声出しさせたかと思いきやアンケート結果にビビって敬語になったりしてオタクの情緒はもうめちゃくちゃ。

「デビルが指で落書きしたケーキってよく考えたら付加価値が付いて嬉しいよね
ちゃんと手洗ってから落書きしてそうだし……」

 …………………………。

 肝心の新曲ですが、イベントのストーリーに沿ってデビルが「悪魔の証明」を引き合いに身の潔白を訴えるミュージカル的な演出でありつつ、「デビル名取」という名取さなとは別個のキャラクターを掘り下げる内容となっています。
 イタズラ好きな自分でも好きになってほしい、友達になってほしい、という歌詞は「悪魔」としての在り方を貫きつつなりたい自分もしっかり貫いているように見えていやいやこんなの好きになるに決まってるじゃんね…………。

大団円!!「いっかい書いてさようなら」

 そんなこんなでイベントが進行していくと真犯人が学生世界線の名取さなであることが明らかになります。彼女の恐るべき計画とそれを阻止した名取探偵の華麗な推理の詳細はぜひアーカイブをご確認下さい()
 
 布教はさておき、学生の名取さんは一見内気そうなキャラクターに見えて意外と自由で、図々しくて、我の強い女の子なのが随所に感じられ、そこがとってもかわいいなと思います。

悪い笑顔!

 今回の事件でも思春期らしい繊細な悩みを盛大に突っ走った方向にドカンと解決しようとした結果、なんだか学びと成長を得て帰っていくし、来年の彼女はどんな風に成長しているのか楽しみでもあります。

悪い笑顔……!

 付け加えると、電話口で伸びをするシーンが凄くらしくて良かった……。

 そして、事態が丸く収まった後は「いっかい書いてさようなら」で今回出演した名取が全員集合!収監されたはずのデビルや学生さんも一緒に踊ります。

 「いっかい書いてさようなら」、只野菜摘さんの作詞ということもあり、出だしの歌詞の印象はどことなく「アマカミサマ」に近いものを感じました。しかし、「アマカミサマ」が全体を通してさなちゃんねるの歌といった印象だったのに対し、こちらは名取さな自身の、特にハロー・マイ・バースデイを経た彼女の願望というか、宣言のような印象が強く感じられます。自分の言ったことが相手に正しく伝わっているのか、という問題は人類共通の(たとえバーチャルであっても!)未解決問題ですが、それでも削ぎ落とした末の「たいせつだよ ずっと」はちゃんと共有されている、伝わってるよね?と、そういうことなのかな〜なんて思ったりしました。

 このレポも誰かに誤解されるかもしれないけども、一応私個人の感想としてここに残しておきます。

 ………………。

声出し、最高〜!!「さなのおうた。」

 アンコール!!アンコール!!

 CINE6の最速アンコールせんせえたちに引っ張られ、そして案の定ペース上げすぎて途中からちょっと疲れながら、アンコールを叫び続けました。

本当にありがとう。

 「さなのおうた。」は他のオリソンと異なり、名取を推し始めた頃には既に世に出ている状態でした。なので自分にとっての「さなのおうた。」は生まれた時から実家に生えてる樹みたいな(?)存在の曲です。
 声出し解禁なら「PINK,ALL,PINK!」とこれは外せないだろうということでひっそりとコールの練習もしてました。

 すきだよ せんせえ!(オレモ〜!)←これ最高。一体感すごかった
 ところで見てるよ、とありがとうね、のコールは何が正解だったのか、今でも謎です……。


 そうして余韻に浸りつつ、心地よい放心状態で会場を出ると、外はまるで魔法が切れたかのように小雨が降り始めていました。

 …………雨?

 アホ

凍えながら撮った記憶……

 しかしばくたん。後の興奮状態はホテルに帰ってTwitterを触るだけでは収まらず、翌日は雪の積もる東京へと繰り出すことになります。細かく記載すると長くなるので、ここからはちょっと巻きでお送りします。

翌日〜東京行〜

 この日は前から行きたかった浅草〜スカイツリー周辺を中心にひたすら歩きまわることを決め、京浜東北線のホームに向かいます。
……が、ホームを間違えて早速戻ります(一敗)。

 上野や浅草は昔訪問したことがあるのですが、当時スカイツリーは影も形もありませんでした。その時の記憶と「名取さなとおでかけ〜おさんぽとおかいもの〜」(浅草編)の記憶、両方を頼りに人混みをかき分け、浅草寺に辿り着いたのでまずはおみくじを引いていこうと思います。

凶〜!(毒〜!のノリで)

 ……ちょっと嬉しい。
 単発で凶を引き当て、2年前の追体験をしながらニヤつくオタクです。そして結果をTwitterに投稿しようとしたところ、ばくたんミュージアムでサプライズ。探偵名取のボードが新たに生えている、という情報を入手したので東京行をちょっと早めに切り上げることにしました。

雲が良い仕事してる

 浅草からはスカイツリーの威容が良く見えました。上野の辺りから見た時とは違い、ディテールが細かく見えるようになったことでより巨大さが伝わってきます。デカい人工物を見ると無条件で興奮するタイプの人間なのでノリノリで歩みを進めて行きます。 

スカイツリー、デカすぎて脳がバグる

 かつて隅田川周辺を歩いた時は東京といえどもこの辺は空が広いね〜などと思ったものですが、この日は遠近感狂うレベルのデカ・建築物が見えてハチャメチャにテンションが上がりました。

 そんなこんなで周辺をウロウロしていると日も傾いてきたのでそろそろ川崎へ向かいます。展望室は……別にええか……(料金高いし……)の気持ちです。それに展望室からスカイツリーは見えないからね。あくまで見たいのはスカイツリー。

満足……

 そしてミュージアムです。

あ!!

 部屋の奥に…………いる!!
 元気いっぱいなポーズが名取らしくてかわいい。ミュージアムのボードはみんなめちゃくちゃステキで、アクスタとか展開してほしさも……ある。

 写真は載せませんが手の大きさを比べるなどして(ゾゾゾ…)二度目のミュージアムも余すことなく楽しみながら最後の夜を過ごします。

等身大名取とも今日でお別れ。またね!

 ここもすごく好きなさな歩き聖地。最後の夜にようやく見つけた。

最終日、宴前

 え?もう最終日?流石にそれは嘘だよ……
 めちゃくちゃ楽しかった分反動でめちゃめちゃ寂しくなっていましたが、Twitterを開くとさなのばくたん。後夜祭に向けてボルテージを上げていくTLが見えてちょっと楽しくなりました。
 TLのワクワクを啜ることでワクワクしたまま帰宅→実況ツイの観測というコンボを決めたので寝る頃には寂しさも薄れていましたね。ありがとうございます。




最後に

 ばくたん。に初めて現地参加して、その感想を今書くとするなら「楽しかった!」の一言で全て言い表せる気がします。

 さっきもゴチャゴチャ言ってましたが、私は要するに「配信で観るばくたん。がハチャメチャに楽しいのに、現地が配信より楽しくなかったらどうしよう」という恐れを抱いていた訳です。

 そのことを考えて躊躇し続けたのが20年から23年までの自分であり、ハロー・マイ・バースデイ後の名取さなを見て、それよりも未体験の楽しいことはどしどし味わっていく方が健全なのかな〜などと明後日の方向に思考が回転したのが今年の自分だったと言えるのかもしれません。

🌼ミモザ🌼

 ラ・チッタデッラの素敵な空気感もTwitterからでは決して完全には味わえない感覚でした。画面越しに見るのと身体を使って体感するのではやはり得られる解像度が大きく異なります。

 しかしそれでも、これまで受動的、断片的に触れていたものを自分から積極的に知ろうとする時、それに対する解像度が上がると同時に、世界が一つ小さくなってしまうような寂しさを覚えるのも事実です。

Twitterで知ったオシャレ自転車

 私にとって、これまでのラ・チッタデッラは「名取さな」と同じ画面の向こうの存在でした。「バーチャル」と「リアル」という区分よりも、モニターを境界とする主観的な「こちら」と「あちら」で隔たっていると言った方が正確かもしれません。
 しかし、川崎に遠征し、コラボカフェやミュージアムを堪能することでラ・チッタデッラは画面の「こちら」側に移動しました。それは同時に私から見た「あちら」側が小さくなったのだとも言えます。
 画面の向こう側は現在進行系で夥しい数の楽しいことが生み出されています。なので小さくなったという感覚は視点を移せば正しくないのですが、現地に行くことに付き纏っていた抵抗感はこれだったのかもしれない……とここまで書いてきて思いました。

 その抵抗感とどう折り合いをつけるか、という問題は私の今後のオタク人生の中で悩みながら見つけようと思うのでここに書くことは出来ませんが、少なくとも今言えるのは、現地参加するのは想像以上に楽しかった!ということです。

 いつだったか、名取も今年は楽しいイベントにするといった趣旨の話をしていましたが、私も楽しいものは楽しいものとして味わうのは大事なことだと、勝手にオタクの原点に立ち返ったような感覚でばくたん。を見届けることができました。

 その上でリアルはリアル、バーチャルはバーチャルとして、「こちら」から「あちら」へ、これからも名取の活動を追いかけ続け、あわよくば毎年声援を届けられる機会があったら嬉しいな、などと思った今年のばくたん。なのでした。

おしまい。

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