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サイト分析時に行うヒアリング

こんにちは。ぐらりです。今回はサイト分析時に行うヒアリングについて。

サイト制作を行う際、依頼者から詳しく話を聞く、というのは日常多くある出来事ではないかと思います。
一方、サイト分析を依頼される際は「とりあえずGAデータ見て提案して」となることが多いような印象です。それで全くできないわけではないのでそうなりがちなのかなと思うのですが、そのままだとあいまいな分析で終わってしまうという不完全燃焼感があります。
そこでサイト分析においてなぜヒアリングが必要なのか、またどういったことを確認するべきなのかについてまとめてみました。

なぜアクセス解析をする際にもヒアリングが必要なのか

Googleアナリティクス(以下、GA)などへのアクセス権限をもらえれば、
数値データからそのサイトの傾向や問題点といえそうなポイントはなんとなくつかめたりはします。
その情報から改善点を検討して施策を提案する、ということもできるにはできるので、
ヒアリングを行わずにいきなりGAデータから見始める、ということもあるのではないでしょうか。
(私もかつてそうでした…)

ただそれだと以下の困ったことが起きます。
・数あるGAデータのどれにフォーカスを当てればよいか悩んで時間がかかる
・ユーザービリティの改善…指摘できるところあるけど、これ意味ある? 何のために改善が必要なのか迷子になる
・意味のある分析ができている感じがしないので、意欲が減退する
・つまるところ改善提案の内容が薄っぺらくなる

GAデータを見ているだけだと分析や提案の内容が抽象的になってしまうんですよね。
もしかすると誤った方向に進んでしまう可能性もあります。

それを回避するための最初の重要ミッションがヒアリングになります。

ヒアリングを行う目的

ヒアリングを行う主な目的は「分析のゴール」をどこに置くかを明確するためです。
何のために分析を行うのか、分析結果を何の改善につなげたいのか、分析に期待されていることを明確にします。
お客さんの期待値を把握・調整するうえでも重要なポイントになります。

また、施策提案を行う際に、実施可能な範囲を明確にするためでもあります。
よい提案であっても、運用体制や予算の面で実施が難しいこともあり、それだと意味が薄れてしまうので、
そこを考慮した分析・提案を行えるようにしていきます。

では実際にどのようなことをヒアリングすればよいのでしょうか。

サイト分析前にヒアリングすべきこと

下記の記事を参考に、ヒアリング時に確認すべきことをまとめてみました。

〈参考〉
https://webtan.impress.co.jp/e/2021/07/02/40578
https://pencil.schoo.jp/posts/XAW5wxqo
https://kobit.in/archives/4475

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(マインドマップ的にすると思い出しやすいと以前何かで読んだのでその形でまとめてみることに)

ヒアリングが終わったら

ヒアリング後、いきなりGAを開いて分析を行うのではなく、ターゲットユーザーを想定して自分自身で一度サイトを使ってみることが大事。
この際に、最終目標を意識しながら使ってみると、どこがボトルネックになっているかの発見につながりやすく、実際にデータを見る際のあたり付けになるので、分析時の気づきが得られやすくなります。


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