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男と女の違い〜おじいちゃんの愛〜

メイクラブをお伝えするための、インストラクター講習、東京Days。

今回、ぎっくり腰ならぬ、“ぎっくり背中”!?らしきものに、
直前なってしまって、ひーこらひーこら行って参りました。

アダムさんや、メンバーのみんなに、支えられてます。


講座は、実践オンリー。
あんなことも、こんなことも、
ぜーーんぶ!!やっちゃってます。

それもこれも、
スローセックスの真髄を、
その実際を通して、お伝えしたい一心の、
アダムさんと、インストラクターの情熱のあらわれですね。

ひとつひとつの技術の習得に、みな真剣。

日頃、温泉で毎日「裸のつきあい」してますが、
「裸以上のつきあい」が、
まさに展開される、講座です。


パートナーと、さらに深く愛し合いたい
女性がリーダーシップをもって
関係を深めてもいい時代です。

気になるかたは、ぜひ!!
お問い合わせくださいね♪
わたしは、冬ごろから、お伝えさせていただく予定です。


さて。
今回は、空の旅でした。

雨に降られそうだったので、
前々から、欲しいなーーと思っていた折り畳み傘を探したら、
東京駅近くで売ってたので、
生まれて初めて、行ってみました。

完璧“おのぼりさん”


それから、羽田でまったりしつつ。
めちゃめちゃ、滑走路までの距離がある、
バスでの搭乗パターン。

突然、“それ”はやってきました。

飛行機が、スタート地点まで走る。
窓から見える、空港の景色。

なぜか、無性に泣きたくなる。

「東京国際空港」
の文字を見て、涙が溢れかえってくる。

なんか、そんなに思い入れ、あったっけ???

そして、やっと離陸の順番がやってきて、
身体にGが、かかり始めると、
ボロボロこぼれる涙と一緒に、
急に合点がいく。

おじいちゃんや。


何層にもなっている雲に釘付け


沖縄戦に駆り出されて、
宮古島に行った、
父方の祖父は、東京の人。

父たち兄妹の認知もせず、
フラッと蒸発、沖縄本島を経由して、
九州に行ったとか、行ってないとか、
消息は知れず。

写真がなくて、顔もわからず、
宮古の祖母の身内からは、
悪口しか聞かず。
まぁ、そりゃそうか。

ただ、戦争で、東京の家族諸共、
すべてを失ったひとだったことは、
父から聞いていて、
ずっと気になっていた存在でした。


“それ”がやってきた、
そのスイッチを思い返すと。

わたし、東京で、なにが感動的か?って、
お店の人や、電車のアナウンスに
「優しさ」を感じて、密かに泣きそうになるんです。

こんなにも、ごった返してる喧騒の中で、
業務に専念しつつ、
ほら、ひと様に、ちょっとのイヤな感じも
微塵も感じさせない、言葉尻?
イントネーション?
たとえそれが、駅のアナウンスなら、
クセみたいな、セオリーみたいなものもあるんでしょうけど、

なんで、そんなに優しく言葉をかけられるの?

と、耳にしたら、不覚にも涙が出そうになるんです。

スイッチは、搭乗機までの送迎バスの運転手さんでした。
わかってますよ、決まりの文句を言ってるだけ。
でも、抑揚には、その人のエネルギー、
出るじゃないですか。


祖父は、戦争を体験し、
父は、団塊の世代、
わたしは、団塊ジュニアです。

きっと。
わたしの中にある、祖父のエネルギーは、
まだ、終わらない戦争の中にいて、
彷徨っていたのかもしれない。

そして、
東京に来るたびに感じる、
特に男性たちの“優しさ”に、
少しずつ、少しずつ、ほだされて、
仕舞いに決壊したのかもしれない。

わたしの中の祖父が、
わたしを通して、泣くのです。

イノチっていう愛は、
何度でも再生することを感じて。


なにもかも失った場所に帰れなかった、
だからといって、
新しく故郷を宮古につくることもできなかった、
根っこを失った男性の、
悲しみといったら。、。


セックス【sex】

読み方:せっくす
[名](スル)
1 生物上の、男女・雌雄の別。性。
2 性の交わりを求める欲望。性愛。また、性交。

https://www.weblio.jp/content/sex

中学生の時に持ってた英和辞典には、「2」の、せっくす(スル)については、書いてませんでした。


スローセックスへの理解を深めている今、
同時に、男性と女性の、そもそもの違いへの理解が、
感覚を通して、どんどん深められているのを痛感しています。


逃げ出したくなる、
そんな状況でも、
そこで、勇敢に自分に打ち勝てなかったのだとしても、
わたしは、あなたがいたから、
生まれることができた。

ただ、ただ、
イノチを繋いでくれたことに
感謝が溢れる、旧盆の名残り、
9月のはじめです。



性について、いっしょに深めませんか?

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