【レースレポート】交流戦day2
昨日のレースが終わり、1人でブルーになってホテルでの時間を過ごす。初日のイメージの悪さでとにかく気分が悪い。
朝は4時半に起床。今回のホテルはキッチンがないので、フランスパン一本と、コメダのあんこを1パック丸々食べる。とにかく今日は長丁場なので、炭水化物はしっかりと摂っておく。
昨日伊賀先生からアップ不足を指摘され、今日はとにかくスタート位置よりも身体の準備を優先させ、スタート25分前までローラーを回した。
スタート位置は前から5段目あたり。まぁどこでスタートしても良ければ残るし悪ければ残れない。あとは危ない所には近づかない。
ローリングが始まり、2回ほど落車の音を聞く(安原さんに褒められたばっかりなのに…)。いきなりかよと思いながらレースはリアルスタート。
前の方に上がれたので、とりあえず息を整えていると、ウメさんがファーストアタック。ネタ要素もあるけど、今日の心境の中で正直ああやってバッと出てくれるのは本当にありがたい。自分の次のアクションへ繋げやすいし、「緑色のチーム」の存在感を示す事は、間違いなくプラスに働く。ただ流石に心臓破り前で1人逃げは決まらないので、坂の折返し急勾配手前で捕まえるぐらいのスピードで集団を引く。
狙い通り吸収するタイミングで、折返しの大外からフェンスに向かって一気に踏んでギャップを作り、先の下りで一気に広げる。狙い通りアタックは決めた。ウメさん→自分とチームで流れを見せる事で、とにかく後々の展開に繋げる。もちろん、この逃げにブリッジが掛かって有効になれば、逃げる。
最終コーナー手前で2人ジョイン。このままとりあえず3人で2周目に入り、ヘアピン先まで走る。ただ流石に後ろがしっかりと追ってきているので、もう一度アタックを打つために早めに踏みやめる。
キャッチされたのち、暫く集団内でやり過ごし、4周回目に入ったところで横校の子が踏んだところの番手に着くと、後ろとギャップが生まれる。横校が踏み続けているので、これは2発目だと思い協調。後からミブロのサイタムさんもジョインし、3人での逃げが決まった。
このままこの逃げは50秒程のタイムギャップで13(?)周回目の心臓破りまで続くことになる。
途中、「後から横校がもう一人追走」という情報が入り、詰めてくるようなら数的不利を考えて、ここから更にアタックをする必要性も考えた。(結果的にはこれは吸収された)
自分は下りが苦手なので、下りで毎回間が開いて、それを埋めるのに足を使ってしまった。反省点ではあるけれど、こればかりは少しずつ養っていかなければいけないので「これも想定内にして走らないと」と思って切り替えた。
13周回目、後ろとの差が一気に50秒から30秒までに縮まる。自分の足の残り具合と集団には恐らく作新学院がある程度人数を揃えていることを考えると、捕まったら多分勝ち目がほとんど無い。このまま30秒の間に心臓破りでアタックを…と思っていたが、まさかの坂中腹で集団が見えるところまで迫ってきた。
二人は諦めている。うーん、正直ここで命運が尽きていたとも言えるけれど、可能性がゼロ出ないならもう一度!と思い、一周目のアタックと同じ形で集団から飛び出し、もう一度ギャップを作って下りで踏む。
しかし、ここでついに脚に電流が。ついに筋肉が攣り始めた。踏めないわけではないのでそこそこしっかりと走るも、コントロールラインで捕まる。大人しく集団へ。
そして次の周回で一気に前へ作新学院が集まり、心臓破りでセレクションをかけてくる。分かっていたので腰を上げて対応しようとしたその時、遂に脚が攣りきった。何とか脚を止めないようにゆっくり回し、クリートを外さずに済んだが…集団から溢れてしまった。
ここからは仲さんから補給を沢山もらい、下りで誤魔化しながら目標を優勝から完走に変えて走るも、95kmで降ろされた。
昨日よりも自己評価の対象は多いレースにはなった。チームメイトの脚の状況と枚数、他チームの勢力状況から、1番勝率は高いと狙っていた逃げを撃つことは出来た。とにかくそれが108kmまで持つか持たないか(終盤更に踏んでギャップを保てるか)、あとは逃げを作るタイミングの違いなので、トレーニングでそこをブラッシュアップするのみ。
結果に関しては、もちろん千切れたあと完走を目指すのは当然だけど、正直優勝するのかそうじゃないのかの違い。自分が1番大事にしたいのは、「可能性がゼロでない限り、優勝だけを狙った動きが出来たか」ということである。
とりあえず昨日が恐らくアップ不足の招いた結果らしいことがわかって安心はしたが、あそこでもう少し体が粘ってくれれば…。もう少し筋肉つけます。
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