【レースレポート】JBCF 交流戦

結果 DNF

今回はとにかく「何故完走出来なかったのか?」をここでまとめていくので、準備話等は省略。

試走を走っていて、あからさまに心拍数の上がりが激しく、呼吸等にキツさは感じないけれども「何かあるのかな」とは思っていた。疲れが取れすぎているとか?

【展開】
ローリング時は最前→リアルスタート後、
スピードアップに合わせたら後ろが離れたので少人数先行→単独参戦なので思い切って踏んでいくと、単独先行になる。→心臓破り頂上で吸収され、集団先頭で展開。

ここまではいつも通りで問題を感じなかったが、ここからが悲惨。

コントロールラインで横校の子が踏んでいくので番手に付き、さあガンガン行くか!と言うところで、頭でイメージしている出力が足に伝達されなくなる。心拍数を見ると201。いや、ここ半年間で見たことない数字が出ている。その状態がヘアピンカーブを抜けるまで続き、ついに集団前段から溢れてしまった。その先の心臓破りにほぼそのままの状態で入ってしまいまい、ズルズルと下がって千切れた。

そこからは千切れ組。上がりきってた心拍数は落ち着き、声を掛けられ回しながら走る。こう言っては何だけど明らかにその中では自分のフィジカルが抜けていて、下りで踏むと離してしまうし、心臓破りでも(無意味な)アドバンテージが生まれる。皆ちょっとした下りで休む→勢いがつかなくてちょっとした上りで踏まないと進まない→心臓破り前出消耗→バックストレート下りで踏めないの流れになっている。「下りの勢いで短い登りはスッと行きましょう」と言うも、何か聞き入れてくれない。何とも微妙な感じで…結局皆疲れ気味になって自分の独走にっなてしまった。明日もあるので無理してもなところはあるけれど、「今できない事と出来ることをハッキリさせる」必要があると思い、ラップ時間を極力短くするように走る。

ただ何をやっても先頭が自分より速いスピードで走っているので、50km弱で降ろされた。走っている途中は序盤の出来事に対して気持ちの整理がつか無かった。何人かの知り合いに「どうしちゃったんですか!?」と云われたが…大丈夫、俺が一番混乱してた。とりあえずさっさとホテルに戻った。

という、不完全燃焼と言うか初っ端で燃え尽きたレースでした。

ではしっかりと振り返る。

【できていた事】

・ペース走~FTP前後ぐらいの出力(千切れたあと)はいつも通り、寧ろ世界戦前よりも良い?
・2周目以降、心臓破りでの登坂が苦じゃなかった(今までで1番楽に登れている)

【考察】

見たままの分析だが、「やっている事、1番出来るようになりたい事はできている。」と言う事。ニセコ、世界戦、石川と、そこそこの強度が一貫して断続的に続くレースに必要な能力は落ちていないと考えていいと思う。メディオ、SST、LSDなど、ここの練習は安定的に積んでいた。そして世界戦の矯正&ラゲッジロストによる強制休養が、その領域のコンディションを更に上げていたはず。だからこそレース前、どの知り合いにも「調子は間違いなく良いです」と自信を持って言っていた。

【出来なかった事】

・心拍数が非常に高くなった時に脚がついてこない
・下れない(平常運行なので今回はノータッチ)

【考察】

まさに出来ていることの逆というか、当てはまらない事。短時間高強度の能力が低下している。どうしてもその下の領域ばかりのトレーニングになってしまい、最初のガチャガチャに参加して、自分で自分の首を絞めてしまった。もちろん、後ろで脚を貯める気もあまり無かったので、手詰まり感は否めないけど…とにかく、ある程度万遍なくトレーニングしないといかん。最近、夜練行く時間も作れてないし、なんとかしないと。

もちろんシーズン残りのトレーニングは基本的に沖縄へつなげたいと思っているが、自分の不安要素が見えるレースでした。
明日も100kmだけど下手したら同じような展開になる可能性もあるが、めげずに走ります。

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