石川サイクルロードレース E2

結果 5位

ニセコクラシックが終わり、明らかに調子が上がった状態での今レース。しかしビックレースまでに使った気力の反動なのか何なのか、スタートまで中々「やったるぞ」みたいな気持ちが出てこなかった。俺、一応人間なのね。

生憎の雨で、機材はアルミフレームとアルミホイール。カーボンで出てたら壁にでも突っ込んでたな…

検車はまさかの一番乗りで、済ませてしまったら特にやることも無いので1番前に整列。ウメさんも1番前。

そのまま歩いてスタートラインまで行ったので、スタートも普通に1番前。レース開始1分前になって、何かやっとスイッチがオンになった気がした。

ローリングだと勘違いしていたレースは、まさかのマスドスタート。そしてその更にまさかで、ウメさんが0kmアタックを敢行するという…

一瞬ローリングだと思っていた(すぐにマスド何だと理解したが)ので混乱するし、周りもシラーッと見てるし、チームメイトとしては何か集団先頭で恥ずかしいw

多分、登った先の下りも一気に駆け下りて行きたいんだろうな〜と思って見ていたけど、自分もそうだしウメさんにとっても意外と登り切るまでが長かったらしいw すぐに捕まってしまった。(あ、ここからは前にいたらローテしなきゃいかんやつw)監督、スーパーアシストお疲れっす。

ウメさんが捕まった言う訳でリアルスタート()

今日のイメージとしては、

・1番勝率が高そうなのは、小集団でのスプリントか・下りはあまり得意では無いし、周りよりもそこそこ踏まないと速度はでないので、前半あまり下りで目立つような走りはしたくない。
・登り区間の斜度が低い&途中で平坦もあるので、前半は後ろから入っても焦らずペース。前半のアタックは強力過ぎなければスルー。
・下りで捕まる確率はかなり高いので、自分から逃げを決めに行くパターンは望み薄か?
・終盤はとにかく前で展開して、決定的なミスを回避したい。

という感じ。

一周目は特に何も起こらず。序盤の登り口インターバルは想定内。少し前に出ていく選手も居るが、みんなまだ元気なので勝手に捕まる(あ、まこっちさんの下りは別w)。枚数のいる作新はやはり活発に動いてはいる。

二周目。下りは集団が縦伸びになり、下手くそな自分は後段に下がるも、上りセクションで簡単に追いつく。一周目よりもインターバルは減るので、焦らずペースで上りをこなす。

登りの終盤で、作新(だったっけ)と何名かが先行し、「ちょっとヤバイかな?」と思ったので、残り一キロ辺りからやんわり追走。やんわり追走したので、集団もだらーッとついてきて、結果的にその逃げは潰れた。付いてきた時点で前を降りたので、そこまで足を使わずにコントロールできたかな?まぐれかなw

三周目。確実にどこかで勝負どころは来るだろうと予測していた。決めつけは良くないんだけど、二周目と似た感じで登りの終盤に、下りに差し掛かる前辺りから上がるかな…?と思っていたが、それがちょっと良くなかった。

残り7kmぐらいの小さい登りで、前方の作新が飛び出した。直前の下りでかなり後ろに位置を下げていた自分は、見送ってしまった。これが決定的になるとは…

前は3人。一瞬でそこそこ前と差が開いたので、かち上げて追わずにローテに加わる。この時点で、当初のイメージ通り逃げを捕まえてスプリントの流れにするように腹を括ることに。チームメイトはいないので、「スプリントをする脚は残すけど、捕まえるためのローテには最大限貢献する」必要はあると思った。

最終周回に入り、伝えられた前との差は25秒。絶望的な差ではないので、ちゃんと前で回して追いつきたいところ。

しかしまぁ、中々回らない。登りはやはり前を頑張って引いちゃう人もいるし、前にいるのに最低限頑張らない人もw 前者は「みんなで頑張って追いつこーぜ!」と伝えれば良い駒になってくれるけれども、後者は厄介ね。

下りはもう怖いとかは行ってられないので、ギリギリを走る。出来るだけ位置を下げず、アベレージに近い出力を維持したまま上りに入れるように…

しかしまこっちさんの下りが速い。トップチューブに乗って猛スピードで下ろうとする所に便乗して付いていこうとするんだけど、速すぎて追いつけないw 乗り手とハイパーバイクの組み合わせは半端じゃねえな…レース後に最高速度を比べたら、6km/hぐらい速かった。

とかやってる内に最後の登りへ。明らかに周りは踏めなくて後ろにぶら下がる選手が増えてくる。ここは変な中切れとかに足を使わされないように、前でローテに加わる。とにかくここは(ハイ)ペースNOインターバルで前を捕まえたい。

ローテも踏める人とそうでない人が混じっているので、高効率なローテにはならない。前に飛び出していく選手が2人ほど居たが、この局面でやることでは無い気がしたので、覚悟決めてローテを継続。とにかくここまで来たら、前を捕まえるのが最優先。後の勝負はそれから。

前の三人から、作新1名が溢れ、さらにもう1人ドロップ。前が作新の1名のみになった。ちらっと見えたけど、かなり元気そう。強力だな…

溢れた二人は吸収できたけど、結局最後まで逃してしまった。ここからは、もう仕方ない&捕まえた時に備えて保持していたポジションがあったので、せっかくなのでスプリントしてみた。1人先行させてしまい、捲りきれず4位かとおもったら、ミブロの人に刺されて5位。まぁ、昇格できないなら何位でも同じだけど…

という感じで、前半シーズンの実業団本命レースは残念な結果に終わった。

やはり下り&コーナーのスピード維持と、常にポジションは前に位置して置くことは、勝つためには必須だな。後半シーズンにむけてしっかりとトレーニングしていこう。

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