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【RX 石橋諒大】2019.12.1 東京エンデューロ

結果:18位

幕張クリテ落車から約1ヶ月、所属チームも変わり新しい気持ちで迎えた復帰戦&デビュー戦(皆様初めまして、新入りの大学生・イシバシリョウタです)。若干左肩の靭帯が治っていないが、オンロードなら問題ないので出走。

今まで殆どが単独参戦でのレースだったので、まとまった人数のチームとしてレース展開を作っていくのは初めて。楽しみな気持ちもあり、今回のレースでしっかりとそれを身体に馴染ませなければ…という緊張感もあり。

チームからはまこっちさん、ヤマケンさん、菊川さん、高見澤さん、自分が出走。チームとして最後に菊川さんを発射出来るように…という共通意識があったので、当然自分もそこを最優先事項として走る。そこが脅かされるようなアタックは、常にまず自分がファーストチェックに行けるように準備すること。
注意して追いたいのはWCU鵜澤さん、Everfit半澤さん、山中湖森崎君やBMいかり君のチーム参加選手達。この辺のメンバーは、行ける時はマストでチェック。

ただ何かによって自分が勝負しなければ行けない場合も当然あるので、頭の片隅で「自分が勝負しなければ行けなくなった時はどう狙っていくのか?」と言うのもレース通して同時進行させておく。

レース開始直前から日が出てきて暖かく感じたので、ウェアは上長袖、下はシューズカバーのみを着けてレッグウォーマー無し。ボトル(パラチノース+BCAA)は750mlと500mlの二本で(←結局750ml一本消費で終了)。

レース開始から1時間はかなり激しいアタック合戦で、有力選手はもちろんの事、パンチを感じるアタックはほぼ全て反応しておく。途中、鵜澤さんともう一人の選手3人である程度ギャップを作るも、決まらずに吸収されてしまった。この時普通に半々ぐらいでローテしてたけど、チームの方針を考えるともう少し付き位置してもよかったかなと反省。鵜澤さんの巧みな発破に乗っていたなぁと後から振り返る。

吸収後、スタートから一時間経過したぐらいの所でまこっちさんに「次誰か行ったら容赦無くチェックな」と言われたので、その準備をしていたら、チームメイトのヤマケンさんが出たのでここは追わず。少しすると他の選手も出て行き、そこに自分より前に居た高見澤さんが反応して逃げ集団になった。2人出たので自分はステイすることに。(これが最後まで逃げ切られたけども)

一度はかなりギャップが生まれるも、1:45ぐらいでホームストレートの所で姿を捉えるぐらいには詰めた。しかし、ここでヤマケンさんが落車に巻き込まれてしまったらしくドロップ。高見澤さんもドロップし、前にRXがいない状況になる。湾岸も前にいないので、ここからはRX、湾岸、他多数で只管前を追う展開に。

しかし前の子4人が強かった。森崎君と、確か今年のジャパンカップのチャレンジ勝った子もいたりで、周回数を重ねる毎に差が開く一方に。こちらとしてもかなり気合入れて追ったつもりだったけど、全然追いつかなかった…

結局、最終周に入り後ろの頭を決める勝負に。RXはまこっちさん、菊川さん、自分の3枚。まこっちさんに助言を求めると「とりあえず菊川さんの近くに。アンダーパスのとこで行けたらかけるのもアリ」ということだったので、集団後ろから坂を使って菊川さんの番手に。明らかに牽制ムードになりながら、アンダーパス手前のコーナーを、鵜澤さん、自分の順で抜ける。

この時点でここからどうするか考えた時に、菊川さんが頭を取れるには、もう少し集団を小さくしてガチャガチャするのを避けたいな…と思ったので、迷わずアンダーパス手前100mで飛び出す。コーナリングは圧倒的にまこっちさんが上手いので、そこから先はバトンをパスしてスプリントに突っ込んで貰えるように。

後からまこっちさんに聞くと、これで諦めてくれる選手も居たらしく、集団も絞れたとの事。もちろん結果は森崎君たちに持っていかれたけど…今まではやっても何も意味を生まなかった早がけが、チーム何名かが残っていれば意味のあるものになるんだな、という事を実感した。菊川さんは集団2番手を取ってくれて、個人では3位で表彰された。

目標はチームで賞金ゲット!だったので未達になり悔しいレースだった。

自分のフィジカルレベルに関しては、3時間メイン集団でそれなりに脚を使い続けられたので、1ヶ月のブランクは無かったようで一安心。ここからまたトレーニングして積み上げて行きます。 

チームが変わっても、只管動き続けるタイプは変わらず。ただ、それが活きる(活かしてもらえる)場面が増えて「レース面白いな」と感じる場面が増えてワクワクしました。更に「チームの一員として走る事」に馴染み、チーム全体で結果を追うための大きな力になれるよう頑張ります。

これからも応援宜しくお願い致します。

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