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【RX 石橋】 2020.07.24 JBCF東日本ロードクラシックDay2

結果:9位

今年に入って1発目のリアルレース。上半期はズイフトレースばかりで、ここまで大人数で走るのは昨年12月のひたちなか以来と…とにかく無事無傷でにゴールすることが第一と臨んだ今回。E1に昇格しての初出走で、どれだけ戦えるのかも未知数だった(E3、E2共に初戦は撃沈してた気が)。朝2時に起きて、まこっちさん&ミズエさんと現地へ。

チームからは高岡さん、まこっちさん、松尾さん、石橋。昨日も集団を引き回していたのを考えれば、高岡さんのコンディションはかなり高いはず。特に決まった作戦はなかった。とりあえず最終的にそこへ繋がるようなイメージを常に頭に。周りはわからないけど自分も調子はそこそこ良いと思っていたので、逃げに乗れるなら乗ってしまいたいと思っていた。集団内で無駄足使って動けなくなるよりかは…


スタートからのローリングは真ん中より少し後ろ。あまり位置としてはよく無くて、周りで落車一歩手前の接触が何度か。リアルスタート直後も四方が塞がれていたので、じりじり上げながら前の方を見ていると、ファーストアタックが。松尾さんが何度も後ろを振り返っていたので、これはなるべく早く前で今チームとして誰がどう動くのか(…というか、もうこの時点で止められなければ自分もブリッジかけようとは決めていた)のコミュニケーションを取らないとヤバイと思い、心臓破りの道幅が開いたところで先頭へ。

高岡さんに「これどうしましょう」と聞くと、「行ってて良いよ、後半は逃げたい」とのことだったので、心臓破りの折り返しに差し掛かっていた逃げにジョイント。まさかこれがそのまま行ってまうとはなぁ

一度は見えるところまで詰められていたものの、それ以降メイン集団の姿は見えず。数周走ったところで、湾岸の雑賀さん含め数名がブリッジをかけ、いよいよこのメンツでの逃げが現実的に。最大4分近く開いていたと思う。

逃げのメンバーはVCベローチェが2名(昨日逃げていた子もいた)、湾岸が2名、アーティファクトの石井さん、ケッヘルの小村くん、作新大の及川くんなど10数名。おそらく自分には分があまりない事を感じた。

ただ、状況的に自分はこの逃げへ積極的に協力はしなかった。終盤に高岡さんが追いつく可能性を考えれば熱心にローテで先頭を牽く必要は無く、むしろ追いついた時に動ける脚があった方がいい。そして追い付かずにこのメンバーで勝負になるとしても、前述の可能性がある自分は他の「自分たちで逃げ切りたい人たち」に連れて行ってもらい、最終局面の勝負へ足を残すことができる(残らなかったけど)。どちらに転ぶにせよ、高岡さんや紺野さんらで詰めてくるはず。ローテには適宜加わったが、先頭はすぐに掃けた。これはロードレースの面白さなのか?と思いながら周回を重ねる。

積極的に動かないとは言ってもドロップすることは許されない&周りが強いので、脚は使う。自分は下りが得意ではないので、下りきった先で少し前と差が開く。群馬は幸いその先が上りなので直ぐ追いつけるけど、群馬じゃなかったらどうすんの?という話で。去年よりはマシになったけど、まだまだ練習が必要。

メイン集団から高岡さん・まこっちさんが何度か出ている姿を見た。でも集団全体として追っている感じでは無く、モトから伝えられるタイム差も2分を切ることがない。5周、4周と残り距離が減っていき、これはもう逃げ切り濃厚だろうなと悟る。とは言え、集団内でのスタンスは変えず(というか、そんな余裕もないし…)

結局最終周の心臓破りで、一人が上げたところに全員が反応し、そこに体が動かなくなった自分は千切れてそのままゴール。あそこでもし一瞬他全員で牽制がかかったら、誤魔化してゴール前までいけたかもしれない…というか、最終周回の降りきったところでそれは分かっていたので、そうなる事を祈っていた。まぁそんな都合よくは行かず。

9位ということで、何とか全日本選手権ロードの出場権としての規定順位に入ることが出来た。これは去年からずっと1つ目標にしていたので、達成できたことは素直に嬉しい。(最新の結果という条件があるので、来年出れれるかは何とも言えませんが…今より強くなって次はもっと順位をあげれば良いだけです)

とは言え、レースの結果としては当然悔しい。後ろがジョインできない時点でチームの勝負権は自分にしか無くなったわけで。それを決められないというのは、まだまだ実力不足。単純な脚力もそうだし、下りコーナーももう少し早くこなせないと…課題はまだまだ無数にある。もっとチームで経験を積んで、誤魔化し無しで最後まで展開できるようにならなければ。

これからの練習がより一層楽しみです。

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