S2019-73 下総3耐 レースレポート

水曜日にやったウエイトの筋肉痛と、連日ロングを積んだ事で疲労が溜まり気味ではあったが、調子はかなりいいと感じながら家を出る。今日は暑さに耐えられるかどうか。

出走メンバーには、石塚さんはじめ湾岸のカレーな方が4名、モリサカさん、BMの井狩君、ABGのマサさん。この辺が要注意かな?

湾岸さんの枚数が多いので、終盤数的不利になったら勝機がかなり減ってしまうかな〜と思い、自分の中では湾岸の人を含んだ逃げが決まって、後ろがごたついて逃げの中で勝負が…という展開を第一プランに。

それがダメなら、もう我慢して付いていくしかない。

定刻どおりにレースが始まり、一周目は完全にローリング。コントロールラインの前が登りなので、この辺でアタック掛かりやすいだろうなと。

リアルスタートが切られると、早速何名かが飛び出しては戻る。自分も調子は悪くなかったので、試しに何度か飛び出して、集団の反応を見たり。序盤はみんな元気なので、やはり誰か飛び出してもそうは決まらない。暫くそれの繰り返し。自分も全てではないが、「この人走れそう」って言う人のペースアップには、一応全部反応した。後ろで見てても良かったのかしれないけど…

1時間ぐらい経ったところ、下って少し登り返しになるセクションで、明らかに先頭が緩んだ。自分は6番手ぐらいで、ここは逃せないと思い自分から一気に踏んだ。ここで1100wが出たようだ…ログに残っていた。

確かそれに湾岸の方が一名、もう一人別の人が一名反応して、3人で10数秒は差をつけたと思う。集団はかなり後ろに見えた。

残り2時間で、3人。まぁ〜現実的ではないかな…とは思いつつも、後が一旦行かせてくれるならそのまま行きたかったが……まぁ、必死に追うよね。そうよね。

結局数周走ってつかまり、ローテに戻る。この辺までは、暑さはあったけど辛くはなかった。

1時間半経過後、仲間と交代した井狩君が登場。さて、彼が一気にくるかな…?

彼が飛び出したとして、自分が反応して協調する脚があるのか。疑問に思っていたらもうアタック。身体が先に反応して、後ろについた。

誰かいるかな…?と思ったら、反応したのは自分だけ。うわ〜これ、きついな…

とにかくスピードが速く、あっという間に集団は後方へ。

しかし、俺がキツイ。井狩君がずっと前を引いていた方が間違いなく速い。強いわマジで。心拍数も180を常時超え始める。

そしてこの頃から、ボトルの水がかなり温くなってきた。自分としてはここで冷却してしのぎたいところを、温水のおかげで無駄に気持ち悪くなり、さらにハイペースな逃げでキツくなり…

ついに踏めなくなって、ドロップ。いやーこんな事中々ないよ…平坦っぽいコースで千切られるなんてな。

集団にキャッチされるまで、補給食を食べて次に備える。しかし、水が温くて呼吸がおかしくなり始める。呼気が熱く、深く出来ない。まぁ…こんだけ暑ければね。

ここで大体残り1時間ちょい。心拍数も落ち着かないので、ローテに加わるも殆ど前を引かずに回る。

1時間を切る。この時点でかなり人数は絞られていた。湾岸さんは3名、自分、マサさん、黒澤さん、他数名。とりあえず、個人出走のトップはここなので、ここからどうするかを考える…

正直熱でかなりレッドゾーンに突入しかけてはいたが、勝つためには…と頭を回す。とりあえず、湾岸さんが3名いる時点で不利は不利。決定的なアタック以外には反応せず、とりあえず速いペースに合わせて踏むのを我慢して残り40分。

石塚さんがススッと飛び出す。反応しなかった。これが決定打になってしまった…

そのままキャッチできずに先行させてしまい、後ろ湾岸さん2名、自分、マサさん、黒澤さんがローテをまわし、後ろに付き位置で数名。(この人たち、着関係なかったのかよ〜と後でリザルトを見て知った)

温い水で身体が熱くなる一方。完全に熱中症だ。脚が辛いというよりも、熱中症で脚が動かなくなってきてるという感覚。なので、脚が売り切れたときよりも踏めない。

ローテに加わってはいたものの、殆ど引かずに先頭交代。付き位置になったらまずいとは思うので、動けないなりにローテには誤魔化しで入る。

そのまま残り13分ぐらいのところまで。

すると、後ろの付き位置の人達が一気にペースアップ。湾岸の2人、黒澤さんが反応して、自分とマサさんはそこでオールアウト。(どの道3人のうち1人がペース上げたら死んでたんだろうけど、君たちがペース上げるんか〜いとは思った。まぁ、反応してついていけばいいだけなんだけどさ…)

ここで自分のレースはおわったようなもの。

あとはマサさんの奥様に水ボトルを頂き、冷水を取りながらゴール。石塚さんが勝ったっぽいね。

結果、5位。意外と順位だけは良い。

反省としては…

・展開を読み違えたか?

→逃げが決まれば追えないと思っていたが、そもそも逃げが決まらなかった。

・井狩君に反応するべきだったか?

→積極的に行くのは悪いことでは無いとしても、正直あとから見れば無謀だろう。自分の脚が彼より無いことも、自分が90分長く走っている事も考慮するべきか。でも、あそこでついて行けてたら自分が優勝と言う事にはなるのだ。ここはモアパワーかな。

・給水について

→水は1.5Lで足りるには足りた思う。しかし、保冷が出来ていなくて、飲んだところでな水温の水になってしまった。これはマジで反省。保冷ボトル用意しなきゃ…キャメルバックのロングボトルかな?

とまぁ、暑くて死にそうだったけど、何とか生きて帰って来れたので良しとしよう。反省点は次に活かす。展開の読みは、場数を踏んで判断するしかないよね。

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