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FP3級取得体験記(簡易版)

こんにちは。めんたむです。
FPを取ろうと考えている方から質問をいただきましたので3級の体験記を簡単に話そうと思います。
FPって何ぞや?など詳しい話はネットで調べれば出てくるのでそちらを参照してください。
これから取ろうと考えている方は少しでも参考になれば幸いです。

合格だけなら1ヶ月あれば可能

まず、この資格は合格だけを目指すのであれば最低1ヶ月で取得できます。
不安な人や2級取得を考えている人、ちゃんと勉強したい人は2ヶ月ほど前から準備をすれば安心だと思います。
僕は2ヶ月くらい前からのんびり始めました。

この資格を取るメリット、デメリット

まず、どの資格を取るにせよ、この資格を取るメリット、デメリットを考える必要があります。
デメリットしかないのならそもそも取る必要がないからです。

メリットとしては、
・お金の仕組みについて何も知らない人からしたら、この資格を勉強することで保険、株式、税金、相続についておおまかな仕組みを知ることができる。
・国家資格である
・資格取得が他の資格と比べて容易である
などが挙げられます。

デメリットとしては、
・おおまかな仕組みは知ることができるが、それを活用するほどの知識は得られにくい
・3級の取得は比較的簡単なので自慢できるというレベルではない、その場合には2級取得くらいは必要
などが挙げられます。

これらを踏まえた上で、自分の中でメリットがデメリットを上回ったら資格取得を志して良いと考えて大丈夫でしょう。

選択は金財、個人資産相談業務

FPは、学科試験と実技試験の2つ両方に合格して資格を取得できます(どちらも選択問題)。
この実技試験に関しては、一般社団法人金融財政事情研究会(金財)とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)の2つが問題を出しています。

金財では個人資産相談業務と保険顧客資産相談業務の2つ、日本FP協会では資産設計提案業務の1つが実技問題として出されています。

基本的に金財なら個人資産相談業務がいいと思います。
自分の資産を運用したいならこちらの方が役立つので…。
日本FP協会なら資産設計提案業務一択です。
この2つの違いについては以下のサイトに詳しく書かれているのでそちらを参照してください。

僕は特に何も考えておらず個人資産相談業務を選択しましたがこれで良かったと思います。
問題数が日本FP協会に比べて少なくじっくり考えることができるのでオススメです。

使ったのはみんなが欲しかったシリーズと過去問道場

僕が参考書、問題集として使っていたのはTAC出版の「みんなが欲しかった!」シリーズとネットにある「FP3級過去問道場」です。
みんなが欲しかったシリーズは試験当日も大半の人が使っているのを見ました。

これの良いところは
・レジュメがカラフルで見やすい、ポイントをしっかり解説してくれる
・練習問題で確認できる
・レジュメの一部がPDFでダウンロードできる
です。
他の問題集も同じような利点があるとは思いますが、大半の人が使っている以上、ここは多数に合わせるのが無難だと思います。

以下にリンクを貼っておきます。

ひたすら解きまくる、をコンセプトに

基本的にひたすら解きまくることを念頭に置いて勉強すれば大丈夫です。
最初は教科書を流し読みして練習問題を解き、章ごとに問題集で知識を確認するといった感じで良いです。
僕は家やカフェなどでは教科書、問題集を広げて解き、電車ではスマホでネットの過去問道場を解きまくっていました。
過去問は3年分くらいをしっかり解ければ合格は堅いと思って大丈夫です。

実際僕もそれくらいの分を完璧にして試験に挑みました。
結構前のことなので体感ですが学科は9割弱くらい、実技は満点で合格できました。
合格基準はどちらも6割なので勉強しすぎた、という感じです。
このことから2級も取得できるんじゃね?と思ってそのまま2級の勉強を始めたのですが、それはまた別の記事で3級のもう少し詳しいことにも触れつつ書こうと思います。

結論:合格だけなら1ヶ月あれば可能だが、2級取得を目指すのなら理解は必要

何でも良いから資格取得を志している人は正直1ヶ月前から今挙げた勉強法で勉強すれば合格できます。
ただし、3級の取得ではおおまかな知識しか得られないので、もっと詳しく知りたい、実生活に活かしたい、FPを将来的に目指している場合には、2級取得を目標にして3級取得の頃から少しで良いので理解しながら勉強すると良いと思います。
注意点:日商簿記と異なり2級取得のためにはまず3級を取得しなければなりません。

この体験記が少しでも役立てば嬉しいです。
ここまで記事をご覧くださりありがとうございました!


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