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どんな会話をすれば、『カリスマ』になれるのか?〜カリスマは誰にでもなれる〜

カリスマとはなんぞや?

カリスマ性

ビジネスで成功したり、思い通りの人生を生きたいならある程度『影響力』が必要なもの。

影響力をつけたいなら『影響力の武器』がテッパンですが、本書は影響力の正体を示したものでして。

では、実際影響力をつけるためにはどうすれば良いのか?というところまではあまり触れてこなかったかなと。

そんな、影響力をつけるためのレッスンが分かり易く書かれていた著書が『カリスマは誰にでもなれる』という本です。

正直、絶版なのか値段がハンパないですが、本書は

「カリスマ性を身に付けるための会話力トレーニング6選」

「カリスマ性を鍛えるメンタルトレーニング 7選」

といったメソッドが分かり易く述べられています。

カリスマ性を身に付けるための会話力トレーニング6選

クジャク

カリスマ性を身に付けるための会話力トレーニング6選は

1.しゃべり方に注意する
2.感謝の心を鍛える
3.共感力を鍛える
4.自己共感力を鍛える
5.傾聴力を鍛える
6.ゴリラのまねをする

といった内容になっております。

1.しゃべり方に注意する

プレゼンス(存在感)を示すために「声」は重要なファクターでして、一般的には低い声ほど良いのですが、低声は生まれ持ったものなので誰にでも使えるとは言い難い。

しかしながら、以下の喋り方を意識するだけでも変わるらしい。

ゆっくり話す:できるだけスローペースで話すほうが説得力は高い。データでも、ゆっくり話す政治家のほうが当選率が高いそう。

休止を入れる:話の途中に休憩をはさむ人は、より自信があるように見える。1つのセンテンスごとに1〜2秒の休止を入れるように意識すればOK。

呼吸を深くする:口ではなく鼻で深く呼吸しながら会話するように心がける。口から息を履くと、相手に不安で余裕がない印象を与えてしまう。

2.感謝の心を鍛える

重要な面接や会話の前などに、いまの自分の感情・体の感覚・周囲の環境を注意深く観察して、何でもいいから感謝できることを探すと良いらしい。

「今日は天気がいい」とか「体調がよい」とか、それぐらいの些細なことでOKだそう。

感謝の心を鍛えることによって、脳のポジティブな回路が強化され、話すことによってポジティブな感情を提供できるからいいんだとか。

3.共感力を鍛える

感謝とならんで重要なのが共感する能力。

相手に共感できると、自然に自分の態度から固さが取れてカリスマチックな雰囲気が生まれるそう。

会話の相手への共感を育むには、次の3つのステップを使いましょう。

会話相手の過去を想像してみる:どんな環境で育ったのか? 子ども時代にどんな経験をしたのか? 家族はどんな人たちなのか? などを、できるだけ具体的にイメージしていく。

会話相手の現在を想像してみる:相手の立場に立ってみて、いまその人が何どんな気持ちを抱いているかをリアルにイメージする。

賞賛を送る自分を想像してみる
:会話相手に賞賛の言葉を送っている様子をイメージする。

4.自己共感力を鍛える

相手への共感だけでなく、自分自身への共感も必要。

相手のことだけ考えて自分には批判ばっかしてたら、そりゃあ卑屈なムードが漂っちゃうから。

自己共感を高めるために、本書では「自分のためにやっている気づかい」(運動とか読書とか)を5〜10個ほど紙に書き出して、それぞれの重要度ごとに星マークをつける方法がオススメされている。

自分がいかに自分を気づかっているかに、あらためて意識を向けるのが重要みたい。

5.傾聴力を鍛える

「人の話をよく聞きましょう」なんてのは言われるまでもない超基本ですが、実際には大半の人が実践できていないとのこと。

本書では、

・次回の会話から、意識的に「相手の話をさえぎらない」トレーニングをする

・相手の話を聞いてもすぐには答えを返さず、2秒ほど待って「相手の話を理解した表情を浮かべる」ように訓練する

というトレーニングがオススメされていた。

6.ゴリラのまねをする

なんだそれ?って声が聞こえそうなんですが、要は「自信ありげな姿勢や態度を取ろう!」ということ。

具体的には

1.衣服をゆるめてリラックスする
2.立ち上がり、体を左右にユラユラ揺する
3.両足を大きく広げる
4.両腕を思いっきり左右に伸ばす
5.両腕を思いっきり天井に伸ばす
6.胸を大きく前に突き出す
7.肩を前後にグルグル回す
8.自分が軍人になったイメージで、偉そうな態度で腰に手を回す

というステップ。

馬鹿馬鹿しいかもしれませんが、いわゆる「パワーポーズ」を取ることによって本当に自信が湧いてくるというエビデンスは多いので。

上記をコツコツ続けていくだけで効果があるんだとかなんとか。

時間はかかるかもですが、上記がカリスマ性を身に付けるための会話力トレーニング方でした。

こうやってみると、内容よりも見た目の方がはるかに重要なんだな〜とか思ったりしました。

『影響力の武器』を読んで影響力の概念を知りつつ、本書を読んでカリスマを身につけるためのトレーニングをコツコツ続けてくといい感じでした。







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