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子供の反抗期はいつ?1回だけ?【日本メディカル心理セラピー協会】


反抗期と聞いて最初に思い浮かべるのは「思春期」におこるものだと思います。親の言うことに反抗的な態度を取ったり、無視したり。経験がある方も多いのではないでしょうか。しかし、実は反抗期は「2回ある」と言われています。今回は、反抗期について詳しく紹介していきます。

反抗期とは

反抗期は精神発達の過程で起こる、親や周囲の人に対して、反抗的な態度を取ったり、拒否をしたり、無視をしたりする期間のことをいいます。
反抗期は、幼児期のイヤイヤ期と呼ばれる一次反抗期と、思春期に起こる二次反抗期の2回あります。子どもから大人に成長していく過程で、誰でも通るものとされています。

幼児期の反抗期(第一次反抗期)

幼児期の反抗期は、2〜3歳頃に起こります。なんでも「イヤイヤ」と言う様になるため、「イヤイヤ期」とも呼ばれます。この時期の反抗期は、自我の芽生えから起こるものです。

何もできなかった赤ちゃんから、少しずつ自分でできることが増えてきたのに、うまくできずにもどかしさを感じたり、癇癪や「イヤイヤ」と反抗するようになるのです。一次反抗期はだいたい3歳頃まで続きますが、個人差があります。

反抗期の子どもとの関わり方で心がけたいのは、時間に余裕を持って甘えさせてあげるということです。反抗的な態度には、甘えたい気持ちが隠れていることがあります。わがままやイヤイヤを受け入れてあげて、安心して甘えさせてあげることが大切です。

思春期の反抗期(第二次反抗期

思春期の反抗期は、13歳頃に起こります。期間には個人差があり、小学生くらいから高校生くらいまで続く人もいます。二次反抗期は子どもの自立心から起こります。「お父さん・お母さんには関係ない」「うるさい」などと突き放すような事を言ったり、無視したり。

また、親に秘密を持つようになり、親離れが進みます。この頃の子どもと接する時に心がけたいのは、適度な距離を保ち、穏やかな心で接することです。

反抗されるとイライラしたり、感情的になってしまいますが、子ども自身も大きなストレスを抱えているケースもあります。少し視点を変えて、理解してあげましょう。

日本メディカル心理セラピー協会にはチャイルド心理カウンセラー資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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