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不登校にアクションを!




あなたは
「見守る」
タイプですか?

それとも
「登校に向けてアクションを起こす」
タイプですか?

カウンセラーや教育相談に
アドバイスを受けることがあるでしょう。
どんな話をされたのでしょうか?

普通は、
「どうしたらよい。こうしたらよい。」
など、カウンセラーからアドバイスは
言わないのではないでしょうか。

以前からの教育相談等では、

「いいですね。それでいいですよ。」

など、受容的な対応が多かったです。


私は、どちらかというと
「登校に向けてアクションを起こす」
タイプの考え方を持っています。

なぜかというと

「学校に来てほしい」
からです。


「学校がすべてではない」
のですが、
やっぱり学校の教師をしていると、
学校に来てほしいのです。

どうしたら子どもが来られるのか。


不登校傾向の子には
いつも、そう考えてきました。

登校刺激というよりも、

「子どもと関わって、
 子どもを見捨てず
 子どもと心を通わせて、
 子どもの力になりたい。」

と思って取り組んできました。


当時、家庭訪問は
週1回の定期的な訪問が教育相談員から
推奨される時代でした。
「そんな家庭訪問で
 何とかなるのだろうか?」
私は、疑問に思いました。


私は、そのようなお決まりの
子どもとの関係では、
何ともならない
そう思っていました。
実際に成果は出ているようには
見えませんでした。


私の行動は、朝と夕方、
とにかく行けるときは
「子どもの顔を見に行く」
でした。

ある子には、
年間160日、行きました。

「明日、学校に来ないか?」
そんな気持ちは持っていません。


一緒に遊ぶんです。
弟がいたら弟と
兄がいたら兄と

兄弟みんなとおしゃべりしたり
遊んだりして笑顔で過ごします。

お母さんともおしゃべり、
そして帰宅します。


それがよかったのか?

分かりません。

子どもや家族との
心のつながりができました。

家族のみなさんも
安心してくれたようです。


子どもの人生は、
一年間では終わりません。

どの子の将来にも
教師は、ずっとついて
いくわけにも行きません。

「子どもが将来出会うであろう様々な出来事に
 しっかり立ち向かい
 乗り越えて進んでいくことが出来るように、
 必要な力をつける。」
このことが、一年間でできることだと
思っています。



子どもの心に「何か」
を残すことが出来たなら
きっと将来、
しっかりと進路を定めて
進んでくれるのではないかと
思います。




メンタルオフィスKaze(カゼ)










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